今週は、読者の方からの質問に回答します
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 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問(3)
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                    年賀状の返礼メールへの返答

 <読者からの質問> ———————————————-

  仕事でお世話になっているお客様へ年賀状を送ったら、
  メールで
  「明けましておめでとうございます。
   年賀状をお送りいただき、誠にありがとうございました。
   本年もよろしくお願いいたします」
  とメールが来ました。

  こういう場合、やはり
  こちらからも新年の挨拶をメールで返した方がいいのでしょうか。
                           (読者 I.Hさん)
 ——————————————————————-

 「年始のあいさつ」として
 I.Hさんから客先へ年賀状を送り、
 それに対する返礼がメールできたという流れなので
 再度メールであいさつを返さなくても差し支えありません。

 年賀状とメールという手段が異なるだけで
 「年始のあいさつ」が目的のやりとりは
 完了したことになります。

 その後、客先と仕事の用件でメールをやりとりをする場合は
 年賀状の返礼メールにそのまま返信するのではなく

 新規のメールで件名も改めたうえで
 書き出しを
 「お世話になっております。
  本年もどうぞよろしくお願いいたします」
 とひと言添えるとよいでしょう。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問(2)>
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                    年始のファーストコンタクト

 <読者からの質問> ----------------------------------------------

  年明け早々に初めてメールを送る相手に対しては
  書き出しに「明けましておめでとうございます」という
  年始の挨拶を入れた方がいいのでしょうか?
  特に入れる必要はないのでしょうか?
                           (読者 H.Tさん)
 -------------------------------------------------------------------

 面識がない相手に、メールでファーストコンタクトをする場合、
 年初であるなしにかかわらず
 「初めまして」
 「初めてメールをお送りいたします」
 といった書き出しにします。

 「明けましておめでとうございます」という年始のあいさつ文は
 相手と関わりができてから用いる方がよいでしょう。

 というのも
 年賀状はもともと日ごろお世話になっている相手や
 懇意にしている相手に日頃の感謝と
 これからも変わらる付き合いを願う気持ちを伝えるために
 送るもの。

 年賀状のやりとりをメールで代替する場合も
 すでに関わりのある相手に
 年の初めのメールに
 「明けましておめでとうございます」を使うことはありますが

 初めてメールをする相手にまで
 その慣習を用いる必要はありません。

 それよりも
 ファーストコンタクトの相手に
 メールで伝えるべきことは
 ・初めてメールで連絡すること
 ・相手のメールアドレスを知った経緯
 ・連絡する理由
 です。

 相手にメールを送る際、
 重視するポイントが異なることを
 理解しておきましょう。



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今週は、読者の方からの質問に回答します
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 読者からの質問
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                  「とりまして」か、「とって」か

<読者からの質問> ———————————————-

年賀状の添え書き(文例)についての質問です。

皆様にとりまして、良い1年となりますよう心よりお祈り申し上げます
皆様にとって、良い1年となりますよう心よりお祈り申し上げます

“とりまして”と“とって”どちらのほうが正しい、
あるいは、ほかにもこのような言い方がある
などがありますか。

個人的には丁寧な言い回しになるとしたら、
“とりまして”なのかなと思っています。
(読者 H.Kさん)
——————————————————————-

どちらでも差し支えないと思いますが、丁寧なのは
皆様にとりまして、良い1年となりますよう心よりお祈り申し上げます
です。

この文の前半
「皆様にとりまして、良い1年となりますよう」には
3通りの書き方が考えられます。

1)皆様にとりまして、良い1年となりますよう … 最も丁寧
2)皆様にとって、良い1年となりますよう   … 3)より丁寧
3)皆様にとって、良い1年となるよう

後半の「心よりお祈り申し上げます」に敬語が使われているので
3)の文でも問題ないのですが、
より丁寧に書こうとすれば、1)や2)の書き方もあります。

「とって」を使うことが間違いではないので、
前の文との兼ね合いや送る相手との関係により
バランスがとれる文を使えばよいと思います。

◇─────────────────────────────────◇
あ と が き
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