今週は、公用文に見る漢字表記についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 漢字の使用 >
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接続詞

「公用文における漢字使用」についての資料があります。

私は普段、文章を書くときの基準として
共同通信社の「記者ハンドブック」
「朝日新聞の用語の手引き」を併用しているのですが

公用文での漢字使用の基準との違いに興味があったので
取り上げてみたいと思います。

全体的な印象としては
漢字表記のオンパレードと思っていた
公用文でも「平仮名」の使用が増えている
と感じました。

例えば、接続詞。

次の接続詞は、原則として仮名で書くことになっています。
その接続詞とは……

おって
かつ
したがって
ただし
ついては
ところが
ところで
また
ゆえに

「記者ハンドブック」では
「追って」
「従って」
「故に」
の3語は漢字で統一されていたので
公用文ではこれらの語が平仮名表記と知り、意外に思いました。

新聞表記よりも公用文の方が
表現が「やわらかく」なりつつあるようです。

 
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今週は、“就活メール”に見るNGな対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 企業へ送るメール(5)
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                          返信へのお礼

 今週は、いわゆる“就活メール”に見る
 NGな対応について考察してきました。

 わたしが直接話を聞いた、採用担当者の話では
 「お礼がない」
 というケースもとても多いとのことでした。

 問合せや質問に対して、企業側から返信をしても
 そのまま音沙汰がない……。

 自分が知りたいこと
 自分では分からないこと
 自分では解決できないことを

 メールで確認・質問・相談したあと
 その問題が解決したら、安心して
 そこでやりとりが終わってしまうケースです。

 自分から尋ねたこと、打診したこと、確認や相談をしたことに
 相手から返信があったら
 「分かったから、よかった」と
 そこで完結せずに、必ずお礼のメッセージを!

 問題が解決したことへの感謝の言葉
 
 解決しなかったとしても
 相手がかけた時間と労力に対する感謝の言葉
 を忘れずに伝えましょう。

 どんなに感謝していても
 言葉にしなかれば、
 その気持ちは伝わりません。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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 月刊誌『企業実務』2013年3月号

 ●他社ではこうしている
  「中国の子会社で現地新卒者を採用・育成」

 広島の翻訳会社 株式会社トランスワードの事例 
 

 
 構成を神垣が担当しました。
 年間購読の雑誌ですが、機会があれば
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今週は、“就活メール”に見るNGな対応についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法        < 企業へ送るメール(4)
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命令調になっていないか?

今週は、いわゆる“就活メール”に見る
NGな対応について考察します。

暇なときでいいんで、お知らせください
資料を送ってください

このように、自分から企業へ「お願い事」をするメールで
「~してください」という命令調の表現は控えましょう。

話し言葉では気にならない表現も
書き言葉にすると、印象が変わります。

命令している気はなくても
読む側は「依頼をしておきながら謙虚さが足りない」
という印象を抱きます。

「~してください」ではなく
「~いただけますか?」のように
相手に問いかけ、確認する表現や

「~をお願いいたします」と
いう表現を使いましょう。

「暇なときでいいんで」もまずい表現です。

ビジネスの現場で「暇な」人はいません。
「お手すきのときに」「ご都合のよいときに」
といった表現を使いましょう。

冒頭に挙げた文例は
ご都合のよいときに、ご連絡いただけないでしょうか
お手数をかけますが、お知らせいただければ幸いです

資料をお送りいただけますか?
お手数ですが、資料の送付をお願いいたします

のように書きかえることができます。

目上の相手に敬意を払う気持ちを忘れずにいましょう。

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【しごび】 の お す す め
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今週は、“就活メール”に見るNGな対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 企業へ送るメール(3)>
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                            自分本位

 今週は、いわゆる“就活メール”に見る
 NGな対応について考察します。

 「予定が詰まっているので、その日は無理です」

 「ちょっと忙しいんで、明日でいいですか?」

 「できるだけ、早めの返信お待ちしてます」

 このように、
 ・「無理です」「嫌です」と理由も挙げず、感情だけで断る
 ・相手の都合を聞く前に、自分の都合を優先
 ・「お願いする」姿勢の欠如
 といった対応は

 自分にはそのつもりはなくても
 「横柄」「尊大」「何さま」
 という印象を与え

 相手を不愉快にさせるだけで
 良好なやり取りはできません。

 相手の都合を聞き、それをもとに調整する謙虚な姿勢
 できるだけ相手に時間や手間をとらせず、お願いする姿勢
 で対応しましょう。

 上記の文例は
 相手の都合を気遣う言葉を添えて、下記のように書きかえることができます。

 「その日は予定があり、参加することが難しいのですが
  別の日程にお願いすることは可能でしょうか

 「明日にしていただけるとありがたいのですが、
  ご都合はいかがでしょうか?

 「お手数をかけますが、ご返信をお願いいたします

 自分の都合で、目上の相手を指図するような対応ではなく
 相手の都合を尋ねて「お願いする」気持ちをもつことが
 大切です。

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 【しごび】 の お す す め
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 「お前は間違ってないけど間違ってねん」

 苦境を経て復活し、自信満々の中堅営業マン河村操が
 ベテラン営業マンの先輩に指摘された
 そのわけは?

 正論を「黄門さまの印籠」みたいに
 振りかざしちゃ、ダメなんですよね。

 相手に逃げ道残さないと……。

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今週は、“就活メール”に見るNGな対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 企業へ送るメール(2)
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                         名無しのメール

 今週は、いわゆる“就活メール”に見る
 NGな対応について考察します。

 採用担当者から直接聞いたNGな“就活メール”として
 「件名のないメール」
 を、昨日は挙げました。

 それに関連して、よく見られるのが
 「名無しのメール」
 です。

 携帯やスマホによるメールのやり取りでは
 アドレス帳に登録した相手とのやり取りが大半なので
 メール文で名を名乗ることはありません。

 しかし、PCを使ったビジネスメールでは
 素性の分からないメールは迷惑メールとみなされやすく
 これもまた「機会損失」に。

 ビジネスメールでは
 まず、メールソフトの「差出人」欄に
 名前、社名や部署名を登録し
 誰からのメールか受信した相手にすぐ分かるように設定します。

 ファーストコンタクトの相手には
 件名にも「どこのだれか」を挿入することも。

 本文でも、「どこのだれか」素性を伝え
 最後に自分の連絡先を記した「署名」を入れます。

 携帯メールでは
 自分の名を名乗ることも、署名も必要ないため
 その感覚で企業にメールを送らないように注意しましょう。

 数年前、小学校のPTA役員をしていた時も
 保護者からの「名無しメール」に困った経験があります。

 各クラスの役員とは携帯メールでやり取りすることも多かったのですが
 相手はわたしのアドレスを登録してくれているのですが
 こちらは一人ひとり登録していなかったため
 名無しのメールがくるたび、学年と名前を確認することに。

 携帯メールの当たり前と
 ビジネスメールの当たり前は違うということを
 知っておきましょう。

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 【しごび】 の お す す め
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 広島限定情報ですが・・・

 安芸の宮島、町屋通りに「ぎゃらりぃ宮郷」という
 町家造りのギャラリーがあります。
 

 その「ぎゃらりぃ宮郷」で
 3月1日(金)~5日(火)の5日間
 すてきな和のイベントが開催されます。

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 ☆☆☆ 春よ、こいこい in 広島 ☆☆☆
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 ネット予約は終了しているのですが
 予約なしで当日参加できるイベントも
 (3月5日のブックカバーのワークショップとか)。

 この期間中に宮島を訪れる機会のあるかた
 ぜひ、立ち寄ってみてください♪

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今週は、“就活メール”に見るNGな対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 企業へ送るメール >
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                      メールによる機会損失

 フェイスブック経由で、下記の記事が目に留まりました。

 ▼自己チュー”就活学生の実態 遅刻、悪態、年々増えるドタキャン

 時期を同じくして、企業の採用担当者から
 企業説明会やガイダンスへ応募してくる
 学生からのメールの困った実情を聞く機会がありました。

 そこで、今週は
 いわゆる“就活メール”に見る
 NGな対応について考察していきたいと思います。

 私が話を聞いた採用担当者が
 一番に挙げたNGな“就活メール”とは?

 「件名のないメール

 でした。

 日常的に使うのが携帯メールやスマートフォンがメインに
 なっているせいか
 学生からのメールには、件名のないメールがとても多く目につく
 とのことでした。

 オフィスのパソコンでやり取りすることが
 基本のビジネスメールでは
 「件名のないメール」
 は考えられないことですが

 携帯やスマホがメインの生活をしていると
 件名がないのが当たり前になっているというギャップ。

 件名のないメールを受信した場合
 迷惑メールとみなされる可能性も高く
 送信したメールを読んでもらえない
 学生にとっては“機会損失”になることもあり得ます。

 企業へ送信するメールは
 件名を忘れずに入れましょう。

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