今週は、「メールだけで仕事は完結するか?」について考えます。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールのやりとり注意書き(3)
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                    メール×電話をかけあわせる

 必要なことはすべてメールに書いたつもりでいても
 相手には自分が思っているほど、十分に伝わっているとは限らない
 と昨日の VOL.1554 で述べました。
 
 特に、メールで全て済ませようと
 こと細かに伝達事項や指示を書いた長文のメールは要注意です。

 以前、原稿依頼のあった客先から
 原稿作成にあたり20項目もの指示を書き連ねた長文メールを
 受け取ったことがあります。

 読んでいるうち、あまりの項目の多さに
 書いている相手にも見落としや書き誤りがあり
 それを確認する作業が続き、疲労困憊したことがあります。

 本来なら、メールで受けた指示を把握・理解し
 原稿作成にかかれるところを、
 それ以前の指示の内容確認に時間をとられ
 いらつきました。

 このような場合
 押さえるべき項目に優先順位をつけ
 電話でポイントを先に伝えたのち
 補足的な内容を後でメールで送って念押しする
 という形をとれば、やりとりがもっとスムーズになったのに
 と感じます。

 このように、一度に伝えきれない多項目にわたる内容は
 「電話で要点を伝え、メールでフォロー」
 あるいは
 「メールで概要を伝え、後から電話でフォロー」
 という形をとれば、誤解や間違いが少なくて済みます。

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 【しごび】 の お す す め
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 日程が変更になりました。

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今週は、「メールだけで仕事は完結するか?」について考えます。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールのやりとり注意書き(2)
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                      長期化・複雑化する前に

 相手と直接会って、打ち合わせができない状況にある場合、
 最初から最後までメールだけでやりとりを完結させる
 ということは不可能ではありません。

 込み入った内容でなければ、
 メールで事足りるということも「あり」でしょう。

 相手の時間を奪ったり、仕事の妨げにならぬように
 メールで処理するというスタンスは必要と思います。
 ただ、それだけでは済まない状況も多く発生します。

 特に、ある一定の期間、相手とのやりとりが必要となる場合は、
 状況が変わっていき、最初の時ほど、事が簡単ではなくなることがあります。

 やりとりする内容が込み入ってきたり、複雑化したりしてくると、
 どうしてもメール自体が長くなっていきます。

 メールが長文化すると、相手と自分との理解のズレが生じやすくなります。
 こちらは書いて送ったはずなのに、相手が見落としている、
 あるいは逆に自分が相手が書いたことを見落としているということも。

 やりとりが長期化したり、複雑化したりする前に
 相手とコンタクトを取り、肉声で状況や意志を確認しておく方がよいと、
 私は思います。

 必要なことはすべてメールに書いたつもりでいても
 相手には自分が思っているほど、十分に伝わっているとは限らないからです。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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今週は、「メールだけで仕事は完結するか?」について考えます。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < メールのやりとり注意書き
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                      会えない・会わない!?

 最近は、初めて依頼のあった客先と
 対面しないままメールだけでやりとりをして
 仕事を進めるということが少なくありません。

 以前なら、メールや電話で打診があると
 一度は会って打ち合わせをしてから本式にスタート
 ということが多かったのですが

 相手も自分も出向く機会がないと
 そのまま電話とメールのやりとりで仕事を進め
 仕事が終わってから、やっと双方の都合がつき
 対面が果たせたということも。
 
 逆に、出張などで先方に出向く機会ができ
 「ごあいさつがてら伺ってもよろしいでしょうか」と連絡すると
 体よく断られることも…。

 初対面の相手と仕事をする時は
 一度は会っておきたいと私自身は思っていますが
 相手にそれを拒まれるケースもあるのです。

 果たして、メールだけで
 仕事のやりとりをつつがなく進めることができるのでしょうか?

 今週は、対面したことのない相手とのメールのやりとりの
 留意点について考えていきたいと思います。

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今週は、同じ言葉の表記の使い分けについてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法       < 漢字と仮名の使い分け(5)
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                           「是非・ぜひ」

今週は、同じ言葉でも意味や用途による、
漢字と仮名の表記の使い分けについて紹介してきました。

「是非」と「ぜひ」

これも、パソコンの文字変換では、漢字の「是非」をそのまま使って
しまいがちなのですが、漢字とひらがなでは意味が異なるので、
使い分けを心がけたい言葉です。

「是非」とは、文字通り「是と非」。正しいこととが「是」で、
正しくないことが「非」という意味です。

正しいか正しくないか、または、物事のよしあしを議論し、判断する
ような場合に使われる言葉です。
「是非を問う」「是非を論じる」「物事の是非をわきまえる」
という使い方をします。

一方、副詞として「どうしても」と、あることの実現や実行を強く希望
する気持ちを表す時には、ひらがなの「ぜひ」を使います。
「ぜひ、ご検討ください」「ぜひ、やり遂げたいと考えています」
といった使い方です。

このように
漢字とひらがなで表記を使い分けることにより、漢字に込められている
意味が引き立ちます。

ひらがな表記は連語や副詞として、補足的に使われることが多いので、
メールを書く時にも使い分けを気に留めておくと、
読みやすいメール文に仕上がります。

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今週は、同じ言葉の表記の使い分けについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法         < 漢字と仮名の使い分け(4)
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                         「及ぼす・および」

今週は、同じ言葉でも意味や用途による、
漢字と仮名の表記の使い分けについて紹介しています。

動詞として使う時は漢字、接続詞として使う時はひらがなで表記する語に
「及ぼす」と「および」があります。

ある作用・影響・状態に達することを表す動詞が「及ぶ」「及ぼす」です。
「甚大な被害を及ぼす」「力及ばず」「お聞き及び」のように使います。

打ち消しの語を伴って「私など及びもつかない」「遠慮するには及びません」
という使い方もします。

一方、接続詞として使う時は
「賞状および記念品」「社長および専務」「金賞、銀賞、および銅賞」
のようにひらがな表記とします。

同様の使い分けをするのが「並ぶ」「ならびに」です。

「居並ぶ」「彼に並ぶ者はいない」のように
動詞として使う時は漢字表記。

前後二つの事柄をつなぐ接続詞として使う時は
「氏名ならびに電話番号を明記」のようにひらがなで表記します。

<追記>
共同通信社「記者ハンドブック」では
「及ぼす」「および」、「並ぶ」「ならびに」と
表記を使い分けて統一していますが

「朝日新聞の用語の手引き」「毎日新聞用語集2020年版」では
接続詞として使う場合も「及び」「並びに」と
漢字表記で統一されています。

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今週は、同じ言葉の表記の使い分けについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 漢字と仮名の使い分け(3)
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「言う・いう」

今週は、同じ言葉でも意味や用途による、
漢字と仮名の表記の使い分けについて紹介しています。

「言う」と「いう」。

思ったことを言葉で表したり、述べたりする時に使うのが動詞の「言う」。
「言うまでもなく」「はっきり言えるのは」「~と言わんばかり」のように
「言う」という動作が伴う表現は漢字表記になります。

一方、この「言う」の実質的な意味が薄れた場合に使う補助動詞が
「いう」です。
「佐藤さんという人」「そういえば」「どちらかといえば」のように
ひらがなで表記します。

「~というわけで」「~といわれるが」「~ということ」なども
ひらがな表記が適切ですが、「言う」に漢字変換されたまま
うっかり使っていることが多いです。

毎年、ある企業の新入社員のレポートに目を通す機会があるのですが
「~と言う事を意識して行こうと思う」といった
漢字変換に頼り過ぎている文章を見かけます。

「いう」「こと」「いく」「できる」といった言葉をつなぐ時に
よく使う語は、やたらと漢字変換するとメールの場合は特に
文面が“黒っぽく”なり、読みづらいです。

読み返した時に「言う」「事」「行く」「出来る」という言葉が多い
と感じたら、ひらがなに置き換えてみましょう。

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