今週は、部下や上司からの気になるメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 部下・上司のメール処方箋
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                       指示メールへの返信

 4月に入って、
 「部下や上司の気になるメール作法を教えてください」と
 当メールマガジンで呼びかけたところ、
 全国各地からメールをいただきました。

 今週は、そんな
 部下や上司からの気になるメール作法と
 その対応策をご紹介していきたいと思います。

 <上司から部下への「気になる」-1>———————————

  部下へ指示のメールをしたが、返信がありません。
  そのため、
  「メールしたけど……」と電話で確認しなければならない。
  あるいは
  「メール確認したら、返信して」と、
  いちいちメールに書かないといけない
  というのが悩みです。

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 メールを受信した方は、読んで内容を理解していても
 何らかの反応を送信者に返さないと
 「メールを読んだこと」「内容を理解したこと」は
 分かりません。

 これは社内に限らず、社外の相手に対しても
 メールを確認した旨を伝える習慣をつけたいですね。

 面倒がらずに、メールを読んだら返信を!

 社内の場合は
 「確認しました」「承知しました」

 社外の場合は
 「拝読しました」「確認いたしました」「承りました」
 など、
 メールに目を通した旨をひと言、返信しましょう。

 自分が分かっているだけではダメで
 相手にも「メールを読んだ」と意思表示することを
 忘れずに。

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 ★ 部下・上司の気になるメール、募集中! ★
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 あなたに代わって、神垣が
 部下や上司からの「気になるメール」の改善策を
 メルマガ内でお知らせします。

 気になりつつも
 どのように指摘していいものか迷っていたり

 「なんだかなぁ」と思いつつ
 不本意なまま受け入れていたり…

 さぁ、遠慮は要りません!
 神垣にそっと教えてください。

  ★件名【メールの悩み】として、kamigakiss★gmail.com
   で受け付けています! (★を@に変えてメール送信してください)
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今週は、メール表現のグレードアップについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                < 好感度アップの表現法(2)
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  「受け取りました」

今週は、いつも何気なく使っている表現を
より感じよく印象付ける、言い回しをご紹介していきます。

————————————–
資料を受け取りました
ご送付いただき、ありがとうございます。
————————————–

ビジネスメールで頻繁にやりとりされるフレーズですね。
これをグレードアップすると…

————————————–
資料を拝受しました
ご送付いただき、ありがとうございます。
————————————–

「受け取りました」と同じ意味の言葉には
「受領しました」もあります。

さらにそれを丁寧に表現したのが
「拝受しました」です。

「拝受」の「拝」には、
この一文字に謙譲の意味が込められています。

「拝受」のほかの使い方としては

「資料を拝見しました

という一文にしてもよいでしょう。

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今週は、新年度にありがちなメールの文例をご紹介します。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法        < 新年度向けメール(3)
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社名変更の通知

今週は、新年度ならではのやりとりに使われるメール文を
ご紹介します。

合併などに伴う「社名変更のお知らせ」の文例です。

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○○株式会社
佐藤一郎様

いつもお世話になっております。

弊社は2012年4月4日から、
次のとおりに名称を変更いたしますことをお知らせします。

旧名称:いろは株式会社
新名称:ABCグローバル株式会社

住所、電話・FAX番号、メールアドレスなどの
変更はございません。

今後も変わらぬご支援とご協力をお願い申しあげます。

——————————————————-

合併の場合は…
「当社といろは株式会社は、2012年4月4日に合併し
ABCグローバル株式会社として営業を開始いたします」

「ABC商事とグローバル商事の2つの会社は、4月4日から
ABC・グローバル商事という商号で合併いたします」

吸収合併の場合は…
「いろは株式会社は、ABCグローバル株式会社という新会社に吸収合併され、
2012年4月4日から営業を開始いたします」

いずれの場合も
「どこ」と「どこ」が
「いつから」
「どうなるか」(合併・吸収・統合)
をきちんと伝え
「新社名」を伝えることが肝要です。

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【ビジネスパーソン メール術】(23)
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今週は、新年度にありがちなメールの文例をご紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 新年度向けメール(2)
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移転の通知

今週は、新年度ならではのやりとりに使われるメール文を
ご紹介します。

移転に伴う「住所変更のお知らせ」の文例です。

——————————————————-
○○株式会社
佐藤一郎様

いつもお世話になっております。
弊社広島支部は、2012年4月3日から
下記の新住所に移転しますことをお知らせいたします。

***************************************************
〒733-002X
広島県広島市上天満町12-34-5 あゆみビル
新電話番号:082-231-XXXX
新FAX番号 :082-231-XXXX
***************************************************

今後のご連絡は、すべて新住所へお願いいたします。
メールアドレスは変更ございません。

引き続き、ご支援、ご協力を賜りますよう
よろしくお願い申しあげます。

——————————————————-

会社や事務所移転の通知は
「何が」 … 広島支部
「いつ」 … 2012年4月3日
「どこへ」… 新住所
変わるかを押さえ、知らせることが必要です。

「変わること」   … 住所・電話番号・FAX番号
「変わらないこと」 … メールアドレス

も明示を。

凝る必要はありませんが、ひと目で新住所が分かるように
罫線などを使って、別枠で表記するとよいでしょう。

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今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 読者からの質問(4)
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名前と署名

<読者からの質問>————————————————

前からちょっと気になってたのが、
署名と名前の重複のこと。

署名に名前を入れているのを使ってます。
本文終了後、名前を記載。

その後に、登録した署名の名前、
重複がどうも気になります。

そして送られてくるのもいろいろ!
神垣さんはどっち?
(読者 キュウトさん)
——————————————————————

確かに気になりますよね。

署名を自動挿入で設定していると
自動的にメールの最後に署名が入るわけでして…。

私の場合は、
返信する際、相手のメール文も含めており
その最後に署名が入る設定にしています。

つまり、
「自分の返信→相手のメール文の引用→署名」
という順番です。

相手のメールの引用の後、自分の署名が入る格好になり
自分のメール文と署名の間が、かなり空きます。

ですから、
自分のメール文の終わりに
「神垣」とか「神垣あゆみ」
と入れるようにしています。

「自分の返信→名前→相手のメール文の引用→署名」
という格好です。

ただ、返信の際、
署名の連絡先を相手に見てほしいときは

「自の返信→署名→相手のメール文の引用」

という順番にするので
自分のメール文の後に名前は入れません。
署名と重複するからです。

このように、返信の様式に合わせて
名前を入れるか、入れないかを判断しています。
ご参考まで。

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今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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仕 事  の メ ー ル 作 法                                           < 読者からの質問(3)
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見積もりの断り文

<読者からの質問>————————————————

見積依頼で希望納期に沿えない場合、次の文面を添えて返信しています。

1)また、納期につきましても日数を記載しておりますが、
5月末で受注が決まっており、
添付資料にありました日程には沿えません。
ご了承のほど、お願い申し上げます。

2)納期の件ですが、5月末まで受注が決まっておりますので、
勝手ながら130日と記載しております。

弊社では希望納期に添えない場合も
見積は先方からの依頼もあり、提出しております。

見積依頼内容によって、1)や2)のような断り文をいれておりますが、
このような断り文でよいのでしょうか。

やはり、「申し訳ございませんが~」や「弊社の勝手で~」
というような一文を入れたほうがよいのでしょうか。
(読者 H.Kさん)
——————————————————————

相手が希望する納期に添えないわけですから
「できない旨」を伝える断り書きはあるほうがよいのではないでしょうか。
例えば…

1)納期につきましては、5月末で受注が決まっており、
ご希望の日程に対応いたしかねますことをご了承ください。

2)納期の件ですが、5月末まで受注が決まっており
大変恐縮ながら、当方の都合で130日と記載いたしております。

1)の「日程には沿えません」という表現は直截的すぎるので
「対応いたしかねます」という婉曲な表現に。

2)は結びの文で「当方の都合で」と理由を述べているので
「5月末まで受注が決まっており」の一文は省いてもよいかもしれません。

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