今週は、適切な表現や言い回しについて取りあげます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 気になる表現(3)
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「もらってますか?」

「○○の件、考えてもらってますか?」」

この「~してもらう」。
ある種、自分をへりくだった表現ではありますが
書き言葉にする場合、もっとほかの書き方があるように思います。
例えば…

「○○の件、お考えいただけたでしょうか?」

「考えていただけましたか?」でもいいのですが
「お~いただく」を使うと、より丁寧な表現になります。

相手に打診や確認をする場合
「~してもらってますか」よりも
「~いただけましたか?」

さらに
「~いただけたでしょうか?」とすると婉曲な表現になります。

「私のこと、覚えてもらってますか?」は
「私のこと、覚えてくださっていますか?」

「いただく」と「くださる」の違いは
相手に依頼した行為は「いただく」
相手自身が行う行為には「くださる」
と使い分けます。

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今週は、適切な表現や言い回しについて取りあげます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 気になる表現(2)
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                 「しょっちゅう来られるんですか?」

「広島にはしょっちゅう来られるんですか?」

日常会話でもよく使われる一文です。
意味も通じますし、日本語としてもまちがってはいません。

ですが、やや口語的な感じがするので
書き言葉として整えてみましょう。

「広島には頻繁にお越しになるのですか?」

「頻繁に」がかたく感じられる場合は
「よく」「何度も」と書き換えることができますし、
「どのくらい」と回数を尋ねてみるのもよいでしょう。

「来る」に「~られる」を付けた尊敬語「来られる」とは別に
尊敬語独自の動詞(敬語動詞)「お越しになる」「いらっしゃる」
などを使うとスマートです。
ほかに「おいでになる」「お見えになる」などの語を覚えておくとよいでしょう。

「来られるんですか?」の「ん」を「の」に変えるだけでも
会話調のくだけた表現がきちんとした印象になります。

ちなみに「しょっちゅう」の語源はこちら

※関連記事
「しょっちゅう」の意味< 先輩からのアドバイス >VOL.1257

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今週は、適切な表現や言い回しについて取りあげます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                < 気になる表現
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                         使い分けできてる?
メールの文章は
書き言葉が主体でありながら
会話調のくだけた表現も使われることが多く
書き言葉と話し言葉がミックスされている印象を受けます。

ビジネスメールでは対外的なやり取りをすることも多く
敬語を使い、適切な表現を意識して使いますが

プライベートな使用がメインになる携帯メールでは
表現もがらりと印象が変わり、
より口語的で会話に近い表現が用いられます。

どちらが良い悪いということではなく
状況や場面によって
使い分けさえできていれば問題ないことなのですが

学生時代に携帯メールのやり取りしか経験がないと
社会人になってから、ビジネスメールのやりとりに苦労することも…。

例えば、仕事の依頼などを受けるときに使う
「引き受けさせていただきました」。

この場合は
「お引き受けいたしました」
とすればよく、

「~させていただきました」が必ずしも適切な表現ではないことは
当メールマガジンでもしつこく述べてきました。

(参考バックナンバー)

今週は、上記のように
会話と同じ感覚でうっかり使ってしまいがちな言い回しを
ピックアップしていきたいと思います。

 

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(3)
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                          「ほんのさわり」

先週、配信したVOL.1222の「あとがき」について
いただいたメールです。

<読者からの質問>————————————————

今回は「間違いやすい言葉」のテーマだったので、ひとつ指摘を。

「あとがき」、いつも楽しく読んでいます。
今日は何の話題かな、と思いながら読んでいたら、
間違い(だと思われる)箇所を見つけました。

> >  まだ、ほんのさわりしか読んでないのですが
> >  印象的な一文があったのでご紹介。

ここで使っている「さわり」という言葉、
まだ「ほんのはじめの方」という意味で使っていませんか?

(読者 I.U様)
——————————————————————

上記の指摘をいただいて「しまった!」と思ったのですが
後の祭りでした。

でも、私の間違いをI.Uさんが
詳細に解説してくださっているので
続けてご紹介します。

——————————————————————
「ほんの」という言葉が前についているために、そう思った次第です。
「さわり」には、「最初の方」という意味はありません。

「ほんのさわりしか読んでいない」をそのまま正しい意味にあてはめると、
「ほんの名場面しか読んでいない」と言っていることになり、
意味が通じません。

「さわり」という言葉の意味は辞書サイトによれば、
「中心となる部分」「聞かせどころ」「見どころ」といった意味である
と書いてあります。

(中略)

「さわり」は、最近よくあるクイズ番組の中でも、
間違って使われる日本語として、よく取り上げられている言葉です。

ここに面白いアンケート分析が載っています。

言葉は生き物ですから、現在は間違いでも、そのうち、
「出だし」「はじめの方」という意味が正しい意味として
認められる日が来るかもしれません。

——————————————————————

上記のご指摘をいただいて、ふと気付きました。
自分でも、この「さわり」について本メルマガで取り上げたかも…と。

調べてみたら、ありました。

VOL.1124 「曲のさわりはどこ?」

自分で取り上げておきながら
間違えるなんて…。

I.Uさんには改めてお礼を申し上げます。

 
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今週は、同じ表現を繰り返さないための応用フレーズをご紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 表現の応用(5)
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                            「よろしく」

—————————————————-

このたび「○○」をオープンする運びとなりました。
女性に優しい癒しのサービスを提供してまいりますので
どうぞ、よろしくお願いいたします。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

—————————————————-

「よろしく」という言葉は主に
相手にお願いごとをするときに使われる言葉。

人に好意を示したり、
別の人への好意を伝えてもらうときにも「よろしくお伝えください」と
表現するので、収まりがよく使い勝手が良いぶん
うっかり繰り返して使いがちです。

上記の例文の場合は、
「どうぞ、よろしくお願いいたします」か
最後の「それでは、今後ともよろしくお願いいたします」の
どちらか一文にまとめた方がよいでしょう。

そのうえで、下記のように
「○○のほど」を前に添えると表現に変化がつきます。

—————————————————-

このたび「○○」をオープンする運びとなりました。
女性に優しい癒しのサービスを提供してまいりますので
お引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

—————————————————-

上記の「お引き立て」を文章の目的により
「ご検討」「ご確認」「お付き合い」とすれば
様々な場面に応用できます。

文章の内容によっては
「よろしくお願いいたします」の「よろしく」を
「ご確認」「ご対応」など
他の言葉に代えて「お願いします」に続けることで
「よろしくお願いいたします」の重複を避けることもできます。

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今週は、間違いやすい敬語の使い方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                                < 敬語の勘違い(2)
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                             「申し付かる」

今週は、間違えて使いやすい敬語表現について取り上げています。

「弊社総務部長の○○から申し付かりました資料を添付いたします」

通常、上の者が下の者に用を命じることを
「申し付ける」と言います。

上司が客先に対して

「資料をお送りするよう部下に申し付けます

のように使いますが、「部長から申し付かりました」のように
客先に対して、自分の上司から言い渡されたという
意味合いで使うのは適切ではありません。

では、
客先に資料を送付する用事を上司から言い渡された社員が、
客先にその資料を送る際、どのように表現すればよいでしょうか。

その場合は、下記のように表現します。

弊社総務部長の○○の申し付けにより
 資料を添付いたします

「申し付ける」は上司から部下に言いつけるという意味合いを
持ち、謙譲表現に近いニュアンスを持ちますが

「申し付け」という名詞になると、謙譲の意味合いが薄れ
言い付けた内容そのものを指します。

「申し付かりました」という表現より
「申し付けにより」とすれば、すっきりします。

※関連

 
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