今週は、言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法           < 間違いやすい言葉(2)>
◆─────────────────────────────────◆
「肝にめいずる」

今週は、言い間違いや書き間違いをしやすい言葉を取り上げています。

———-
肝に命ずる
———-

これは誤りで、正しくは
———-
肝に銘ずる
———-
です。

パソコンで入力すれば「肝に銘ずる」ときちんと変換されるのですが、
いざ、手書きしようとすると、うっかり間違う可能性のある慣用句です。

「銘ずる」とは、石、鐘、碑などに文字を刻みつけること。
紙に書いた文字は消えたり破れたりしますが、石に刻みつけた文字は消え
ることはありません。
心を意味する「肝」にそれほど、深く刻みつけて忘れずにいることを
「肝に銘ずる」と言います。

忘れないように命令するわけではないので、「命ずる」とするのは間違いです。

反省するとき
「二度とこのような手違いがないよう、肝に銘じます」
のように使います。

メルマガ詳細 メルマガ詳細

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

2005年創刊! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン配信中
「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!

2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む

今週は、メールで使える気の利いた言い回しを紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 ‎の メ ー ル 作 法            < 仕事に使える大和言葉
◆─────────────────────────────────◆
                        伝えそびれたときに
「遅ればせ」

遅れて馳せ参じること。「遅ればせながら」は、肝心なときに人より遅れ
て駆けつけることを意味します。

最も良いタイミングは逃してしまったけれど、相手に気持ちを伝えたいと
きに用いるとよい言い回しです。

例えば、年賀状を出しそびれた相手に今年最初のメールを送るとき
————————————————
遅ればせながら、新年のごあいさつを申しあげます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
————————————————
といった具合に使います。

お祝いを相手に直接言うタイミングを逃してしまったときも、メールでやり
とりする際に
————————————–
このたびはご結婚おめでとうございます。
遅ればせながら、お祝い申しあげます。
————————————–
と、ひと言添えておくこともできます。

お礼を伝えそびれた場合も、相手への感謝の意をメールやはがきに書き、
結びに「遅ればせながらお礼まで」として送れば、たとえ短い文でも相手に
伝わります。

今週はこのように、
仕事に使える気の利いた言い回しを
大和言葉を元に紹介していきたいと思います。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

★8冊目の著書「迷わず書けるメール術」販売中!

読んだら旅に出たくなる本「空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん」
神垣が企画・編集を担当しました。
「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問に回答します。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(5)>
◆─────────────────────────────────◆
                           「しておられる」

<読者からの質問>————————————————

教えていただきたいことがあります。

よく耳にする「~しておられる」という表現は正しいのでしょうか。
いるの尊敬語はいらっしゃる、
いるの謙譲語はおる という知識があるため
「~していらっしゃる」が誤解なく耳触りも良い気がしますが

いる(存在する)と違う意味で使われている
「~しておられる」という表現は、
この型で1つの使い方として存在しているものなのでしょうか。

(読者 S.Sさん)
——————————————————————

結論から言いますと
尊敬語として「~しておられる」は存在するのですが、

謙譲語「おる」+尊敬語「れる」
と敬語を混同した間違いと捉えられることも多いので

「~しておられる」より
「~していらっしゃる」を使うほうがよいとされています。

例)
佐藤さんは出席しておられます。

佐藤さんは出席していらっしゃいます。

※参考 

 上記のNHK放送文化研究所の解説にあるように
「おられます」は敬語として必ずしも不適切ではない
とされます。

地域によっては
「いらっしゃる」という意味で 「おられる」という言い回しを
使う場合もあります。

ただ、今回の質問のように
違和感を覚える人もいるので
「~していらっしゃる」 「~いらっしゃる」 を使う方が
無難かもしれません。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』
その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

 

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問に回答します。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(2)>
◆─────────────────────────────────◆
                         「早々に」は失礼?

<読者からの質問>————————————————

最近疑問に思うことがございまして、メールいたしました。
「早々」という言葉です。

仕事で発注した案件で、納期より早く納品いただいたときに
お礼のメールをお送りしたいのですが、

「早めに送ってくださってありがとうございます」
という文章をどういうふうに丁寧な文章に直せばよいのか、
困っています。

以前使ってしまっていたのが「早々」という言葉。
でも目上の方には失礼にあたるということを知って、
困ってしまいました。

ネットの言葉のサイトでは
「迅速」ということばが妥当とありましたが、
私にはあまり丁寧と思えず……。
(読者 Y.Tさん)
——————————————————————

「早々にお送りいただき、ありがとうございます」
として差し支えないと考えます。

問い合わせに対する返信メールが「すぐ」というときは
「早速ご返信いただき、ありがとうございます」
と書いたりもしますが

この場合は、製品の納品なので
「早速」より「早々に」の方がしっくりくると思います。

「早々に」を目上の相手に使うのは失礼にあたる
というのは、

年賀状を出しそびれていた相手に
遅れて年賀状を送る場合に
目上の相手に「早々に年賀状をいただき」とするのは
不適切ということではないでしょうか。

※参考

この場合は
あくまで仕事のやりとりなので、
「早々に」を使うのは差し支えないと思います。

そのほかに「速やかに」という言葉もあります。

関連する記事がバックナンバーにあったので
参考にしてください。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

2005年創刊! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン配信中
「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!

2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む

今週は、よく使う言葉の改まった言い方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 改まった言い方(5)>
◆─────────────────────────────────◆
                        「すごい」の言い換え

今週は、くだけた普段着の表現を
改まった書き言葉に変換する例を紹介してきました。

程度がはなはだしいことを
「すごい」
と言います。

「すごいおいしかった」とか
「すごいいい人」
のように会話で使うことが多いです。

「すごい」自体は形容詞なので
「すごいおいしい」とか「すごいいい」は
形容詞+形容詞となるため、

副詞「すごく」を使い
「すごくおいしい」
「すごく良い」
とするのが適切です。

ただ、会話では上記のように
「すごい」が副詞的に使われることが
多くなっています。

では
「すごい」「すごく」の改まった言い方としては……

「大変」「非常に」「とても」「誠に」
が挙げられます。
書き言葉でもよく使われる表現です。

「すごいおいしかった」は
目上の相手には
「とてもおいしゅうございました」に。

「すごいいい人」は、
「いい人」を具体的な言葉に変換して
「大変温厚な方です」
のようにすると、より伝わりやすくなります。

「すごい」については、バックナンバーでも取り上げているので
参考にしてください。

話し言葉にくだけた表現を使うことが多いのは、
直接対話するため相手との距離が近く、
言葉以外に表情や身振り手振りで補えるからです。

しかし、書き言葉では
文字だけで伝達するため
感情を伝えるのにも
言葉の選び方や表現を工夫するしかありません。

話し言葉と同じ調子で
言葉を省いたり、くだけた表現を使ったりすると
本意が伝わらず、誤解を招くこともあります。

少なくとも、仕事でやりとりするメールでは
「書き言葉」にスイッチを切り替え
改まった言い回しを意識して使うほうが
相手に失礼にならず、好印象を与えます。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

◇─────────────────────────────────◇
あ と が き
◇─────────────────────────────────◇

本日、12月15日の午前9時に発表された「まぐまぐ大賞2017」。

当メールマガジン
ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門の第5位
でした。

昨年は、キャリアップ部門で2位だったのですが、
今年は、ノミネートされたジャンルが変わり、
順位も下がってしまい
少々、残念。

でも、ランクインできて
うれしく、ありがたく思っています。

応援してくださった皆様に
心からお礼申しあげます。

まぐまぐ大賞の受賞者コメントにも書いたのですが
来週には配信3000号を迎え、
来年で創刊13年目に突入します。

地方の無名ライターのわたしが
「自分のメディア」として育ててきたのが
このメールマガジンです。

ブログやSNSが普及し、
メルマガ自体も無料から有料へ
注目が集まっている今

無料メルマガは
取り残された存在なのかもしれません。

でも、わたしにとっては
最大・最強のメディアであることに変わりなく
このスタイルを貫くつもりです。

なぜなら
このメルマガを通じて
知り合えた人がいたり、
メルマガを介して人と人がつながったり
してきたからです。

そして、何より
「このメルマガを読んでいて良かった」
という読者の方々の声に
励まされ続けてきたからです。

読者の皆さんとの関わりは
わたしの大きな財産。
これからも大切にしていきます。

ということで
今年のメルマガ大賞の結果報告と
お礼まで。

来週、配信3000号を記念し
日頃のご愛読に感謝を込めて
誌上イベントを企画しています。

楽しみにしていてください。
これからも【 仕事のメール心得帖】を応援してくださいね。

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!

2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む
今週は、よく使う言葉の改まった言い方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法             < 改まった言い方(4)>
◆─────────────────────────────────◆
                       「ちょっと」の言い換え

今週は、くだけた普段着の表現を
改まった書き言葉に変換する例を紹介しています。

量や度合いが少ないことを
「ちょっと」「ちょこっと」「少し」
と言いますが

改まった言い方では
「わずか」「ささやか」「いささか」
とします。

「ほんのちょっとですが」は
「わずかですが」とか
「ささやかですが」に。

会話でも
「ちょっとお待ちください」を
「少々お待ちください」と言い換えると
丁寧さが増します。

誘いを断るときに
「予定があるのでちょっと……」
と最後まで言わずに
「ちょっと」で言葉を濁して
うやむやにするケースがありますが

そのようなときは
「あいにく予定があり、参加できません」
「残念ながら、今回は不参加とさせてください」
のように、きちんと断りを入れるほうが好ましいです。

「少しでもお役に立てれば」と伝えたいときは
「いささか」を使って
「いささかなりともお役に立てれば」
とします。

また、「いささか」を打ち消した
「いささかならず」
という言葉もあります。

少しでない、つまり、とても
という意味で
「面倒をかけるばかりで、いささかならず気が引けます」
のように用います。

メルマガ詳細
◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

まぐまぐニュースに過去のメルマガ記事が紹介されました。

「ギャル流行語大賞」トップ5の言葉を
ビジネスメールでも使える言葉に言い換えると……

▼もしも「ギャル流行語大賞」の言葉をビジネス用に言い換えたら?

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

メルマガ詳細

2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む