今週は、感謝やお礼の気持ちを伝えるひと言についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 感謝の伝え方(2)
◆─────────────────────────────────◆
                     「ありがとう」の代わりに

 感謝の言葉としてもっとも頻繁に使われるのが
 「ありがとうございます」ですが
 次に、ぜひ覚えておいてほしいのが

 「おかげさまで」

 です。

 自分一人ではなし得ないけれど
 あなたの存在や協力や手助けによって
 支えられています、という感謝の気もちを
 伝える言葉です。

 久しぶりに連絡を取る相手へは

 「おかげさまで、変わりなく元気にやっております」。

 力を貸してくれた相手へは

 「おかげさまで無事、納期に間に合わせることができました」。

 「ご指摘いただいたおかげで、損失を出さずに済みました」

 といった「その後の結果」を知らせつつ
 最後に「ありがとうございます」と
 伝えると、具体性が増し、状況報告にもなります。

 もう一つ、「ありがとうございます」に代わる言葉として
 覚えておくとよいのが
 「恐れ入ります」
 です。

 「ありがたい」という感謝と
 「申しわけない」という恐縮する気持ちが
 両方込められた言葉です。

 「すみません」と書いたり、言ったりしそうになるときは
 「恐れ入ります」
 を使ってみましょう。

 「お手数をおかけして、恐れ入ります」
 「ご足労いただき、恐れ入ります」

 のように、相手に時間や手間を取らせてしまったときに
 感謝を込めて使うとよい言葉です。

メルマガ詳細
メルマガ詳細

カミガキのフェイスブック

カミガキのX

仕事実績、著書、お問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む
今週は、読者の方からいただいた質問に回答します。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問(4)>
◆─────────────────────────────────◆
                       「ご質問があります」

<読者からの質問>————————————————

最近ふと気になった敬語の使い方があり、お尋ねすることにしました。
まさに、この質問そのものの表現についてです。

基本的に、自分の行為を表すときは謙譲語で、
行為が相手に及ぶときは尊敬語と心得ていますが、
「質問」と「連絡」という名詞を扱う場合には、
何となく感覚で使い分けているような気がします。

例を挙げると、自分の方から相手に質問や連絡がある場合、
「ご連絡があります」とは言っても、
「ご質問があります」ではおかしいと思うのですが、

どちらも自分がする行為でありながら、
前者には違和感がなく、後者には違和感があるのは
どうしてなのだろうと、ふと疑問に思いました。

お時間のあるときに、神垣様の解説を聞かせていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(読者 M.Oさん)
——————————————————————

M.Oさんの質問にある通り
・自分の行為を表すときは謙譲語
・行為が相手に及ぶときは尊敬語
を使います。

ただし、
自分の動作でも、その行為が相手に及ぶ場合は
「お」「ご」を付けます。

例)連絡する → ご連絡(いた)します

このほかにも
・説明する → ご説明(いた)します
・報告する → ご報告(いた)します
・回答する → ご回答いたします

・礼を言う → お礼を申し上げます

なども同様です。

しかし、「質問する」は
自分の動作であり、その行為が相手に及ぶものですが
自分の疑問を明らかにするために相手に尋ねる、という
あくまで“自分のため”の行為です。

上記の「説明」「報告」「回答」が
“相手のため”の行為であることとの違いが
この点にあります。

したがって、
「質問する」に「ご」を付けて
「ご質問があります」
「ご質問いたします」
のように使うのは
敬語として適切ではないわけです。

前に「ご」を付けるより
「あります」の方を「ございます」と丁寧に表現すると
しっくりくるのではないでしょうか。

例)敬語について質問がございます

「ご質問があります」については
以前、下記のサイトでも述べているので
参考になさってください。

▼好印象で仕事上手! ビジネスパーソン メール術(8)
間違いやすい敬語-2:「ご質問があります」


メルマガ詳細

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

メルマガのバックナンバーが
「まぐまぐニュース」に取り上げられました。

気を遣いすぎるあまり、
結果的におかしな言い回しになっていないか……
確認する際の参考に。

▼「たびたびお世話になっております」はNG。ありがちなメールの間違い

記事全文を読む

今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法  < 「お」と「ご」(5)
◆─────────────────────────────────◆
                    自分の行為が相手に及ぶとき

 今週は、
 丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
 取り上げてきました。

 自分の動作・行為が相手に及ぶ場合にも
 接頭語「お」「ご」を付けます

 例えば
 客先や目上の相手に「電話をする」場合
 ⇒ お電話いたします
    ̄ ̄ ̄
 「連絡する」場合は
 ⇒ ご連絡いたします
    ̄ ̄ ̄
 のように使います。

 「電話をする」も「連絡する」も
 自分の行為ですが、

 その行為が向かう先の相手を高めるために
 接頭語「お」「ご」を用います

 「お~します」「ご~します」
 「お~いたします」「ご~いたします」
 「お~申しあげます」「ご~申しあげます」のように
 後に続く言葉とセットで謙譲の意を表します。

 例)
  お客様をお連れします
       ̄ ̄ ̄
  厚くお礼申しあげます
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  ご報告申しあげます
   ̄ ̄ ̄
  とり急ぎご返信申しあげますいたします)。
       ̄ ̄ ̄
  ご説明させていただいてよろしいですか。
   ̄ ̄ ̄
  ごあいさつが遅れまして
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  などがあります。

 では、相手に対する敬意を表すために
 接頭語「お」「ご」使うと述べました。

 このように
 相手のものや行為に敬意を表すために
 尊敬の意を込めて「お」「ご」を使う場合と

 自分の動作・行為が向かう相手に敬意を表す
 場合に使う謙譲の意の「お」「ご」

 があることを覚えておきましょう。

 

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細
◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

 全6回の講座。単発受講もOKです!

 —————————————————–
          秋からの和ごころ講座
 —————————————————–
      【 人づきあいのたおやか大和言葉 】
 —————————————————–

 ◆時 間/19:00~20:30(90分)

 ◆受講料/6回受講  10,000円(テキスト代含む)
      単発受講 1回につき2,000円(テキスト代含む)
  ※6回受講の場合は初回時に一括払いでお願いします。

記事全文を読む

今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法  < 「お」と「ご」(4)
◆─────────────────────────────────◆
                             美化語

 今週は、
 丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
 取り上げています。

 丁寧語に含まれるものとして
 「美化語」があります

  お正月の飾り
  お茶の準備
  お金の心配
  たくさんのご祝儀

 など、相手に対する敬意よりも
 「お」「ご」の接頭語を付けることで
 表現を和らげ、上品に(美化)するのが
 「美化語」です。

 ▼「お」が付いて一語となっている言葉
 おかず
 おやつ
 お陰
 おざなり  など

 ▼言い換えてできた言葉
 めし  → ご飯
 握り飯 → おにぎり
 腹   → おなか  など

 特に「お」は
 女性や子どもが使う言葉に
 付け過ぎる傾向があるので注意が必要。

 定着した感のある「お受験」も
 その類と言えます。

 個人的に気になるのは
 「お客」という言葉。

 相手に対する敬意を伝えるのであれば「お客様」
 単語として使うのなら「客」で
 「お客」というのはなんとも中途半端な
 表現という気がしてなりません。

 「お客様からの注文」と
 「お客からの注文」では
 同じ「お」を付けていても
 印象は異なります。

 「客」に「お」を付けて
 美化語とするには
 少し無理があるように感じます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら

メルマガ詳細

このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

記事全文を読む

今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法  < 「お」と「ご」(3)
◆─────────────────────────────────◆
                      「あなたの」という意味

 今週は、
 丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
 取り上げています。

 接頭語「お」「ご」には
 「あなたの」という意味もあります

 例えば

  お名刺を2枚お渡しください。
   ̄ ̄ ̄ ↑
  あなたの名刺を2枚お渡しください。

  お荷物は受付にお預けください。
   ̄ ̄ ̄ ↑
  あなたの荷物は受付にお預けください。

  ご著書を拝読しました。
   ̄ ̄ ̄ ↑
  あなたの著書を拝読しました。

  ご意見をお聞かせください。
   ̄ ̄ ̄ ↑
  あなたの意見をお聞かせください。

 と言った具合です。

 相手のものや行為に
 「あなたの~」を用いる代わりに
 接頭語の「お」「ご」を付け

 丁寧に言い表したり、書き表したりすることで
 相手への敬意を伝える働きがあります。

 

メルマガ詳細

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む

今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法  < 「お」と「ご」(2)
◆─────────────────────────────────◆
                           敬意を表す

 今週は、
 丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
 取り上げています。

 丁寧語も敬語の一つなので、
 本来は相手に対する敬意を表すために使います

 例えば

 社長のお考えをお聞かせください。

 部長のお住まいはどちらですか?

 ご家族の皆様にもよろしくお伝えください。

 佐藤先生にご講義をお願いしました。

 相手の住まいのことは「お住まい」のほかに
 「お宅」と書くこともあります。

 相手の家族のことを「ご家族」と書きますが
 個々の家族のことは
 「お父様」「お母様」「ご子息(様)」「お嬢様」
 「ご主人(様)」「お子様」「ご両親」
 のように書きます。

 相手の会社のことを
 「御社(おんしゃ)」と書いたり言ったりしますが
 この「御」も敬意を表す接頭語です。

 弔電では家のことを「御尊家」と書きます。

メルマガ詳細

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの 著書『迷わず書けるメール術』
その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。 【神垣あゆみ企画室】

メルマガ詳細

記事全文を読む