今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について
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 仕 事 の メ ー ル 作 法   < 「お」と「ご」
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                         外来語には不要

 敬語には尊敬語、謙譲語のほかに
 丁寧語があります。

 「お」「ご」「御」などの接頭語を付けて
 相手への敬意を表すのが丁寧語。

 今回は、
 丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
 取り上げます。

 接頭語「お」「ご」は
 原則として、外来語には付けません

  おビール
  おソース
  おトイレ

 といった使い方はNG。

 × おビールを用意しております。
 ○ ビールをご用意しております。

 × おソースの作り方
 ○ ソースの作り方

 × おトイレはどこですか?
 ○ お手洗いはどちらですか?

 ほかに「おコーヒー」「おマンション」などにも
 「お」は付けずに使います。

 最近、見かけた言葉に
「おダウンロードなさってください」
があります。

「ダウンロードしてください」を丁寧に表現した結果
「おダウンロードなさってください」
という言い回しになったのでしょうが

「ダウンロード」は接頭語を付ける必要のない言葉で、
「ダウンロードしてください」
として、相手に失礼にはなりません。

 

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今週は、敬語の基本的な考え方、使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 敬語のあれこれ(5)
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内と外の使い分け

今週は、敬語の基本的な考え方、使い方について
とりあげてきました。

●内と外の使い分け

社内では、上司や先輩に対して敬語を使いますが
社外の相手に、自社の上司のことを伝えるときには
敬語の使い方も変える必要があります。

社外の人とのやり取りで
上司のこと(行動や対応)を伝えるときには

役職名を省く
相手に対して謙譲語を使って伝える

という2つのポイントを押さえておきましょう。

× 高橋理事長は明日、御社にうかがうとおっしゃっています

〇 高橋は明日、御社にうかがうと申しております

× 佐藤課長は打ち合わせからまだ戻っていらっしゃいません

〇 佐藤は打ち合わせからまだ戻っておりません

× 山田部長が出張からお戻りになられたら、ご連絡いただくよう申します

〇 部長の山田が出張から戻りましたらご連絡するように申し伝えます

上記の文例のように
社内では、目上の相手には尊敬語を使いますが

社外の相手とのやりとりでは
敬語が向かう対象は(社外の)相手ですから
自社の社員は上司といえども
謙譲語を使い、相手に対してへりくだった表現にします。

この「内と外」の使い分けを取りちがえないように気を付けましょう。

 

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今週は、敬語の基本的な考え方、使い方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 敬語のあれこれ(4)
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                          二重敬語に注意

今週は、敬語の基本的な考え方、使い方について
とりあげています。

●二重敬語に注意

敬語を重ねて使う誤りを「二重敬語」といいます。

例えば
「会議で部長がおっしゃられた件ですが」
の「おっしゃられた」。

「言う」の尊敬語は2通りあり、
1)「言う」+尊敬語「れる」 → 言われる
2)別の敬語に言い換え    → おっしゃる

このどちらかを使えばよいのですが
すでに「言う」の尊敬語である「おっしゃる」に
さらに尊敬語の「れる」を付けて
「おっしゃられる」とすれば二重敬語です。

「見る」の尊敬語
〇 ご覧になる
× ご覧になられる → 尊敬語「れる」が不要

「来る」の尊敬語
〇 「お越しになる」
× 「お越しになられる」 → 尊敬語「れる」が不要

「行く」の謙譲語
〇 「うかがう」
× 「おうかがいいたします」 → 謙譲語「お~いたします」が不要

一方で
「お見えになる」(「来る」の尊敬語)
「お召し上がりになる」(「食べる」の尊敬語)
のように、日常的に使われることが増えて
定着した二重敬語もあります。

今は、二重敬語として指摘されている言葉遣いも
次第に定着していくものもあるかもしれません。

しかし、
すでに敬語化している言葉に
さらに敬語を付け加えても
相手への敬意が高まるわけではないので

敬語を過剰に使っていないか
日頃から注意したいですね。

 

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今週は、敬語の基本的な考え方、使い方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < 敬語のあれこれ(3)>
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                      尊敬語と謙譲語の混同

今週は、敬語の基本的な考え方、使い方について
とりあげています。

●尊敬語と謙譲語の混同

敬語の間違いで多くみられるのが
敬語の混同です。

1)お客様は昨日、参られました

2)お見舞いには午後から伺われた方がいいです。

よくあるのが上記のように
尊敬語のつもりで謙譲語を使っているケース。

上の文例はそれぞれ
1)の「参る」は「来る」の謙譲語。
2)の「伺う」は「行く」の謙譲語です。

今一度
尊敬語と謙譲語の違いをおさらいしてみましょう。

尊敬語:相手や相手の行動、状況への敬意を表す言葉
相手の位置を自分より高めた言い回し
主語は相手

謙譲語:自分がへりくだることで、相手への敬意を示す日本語独特の表現
自分を低めることで、相手を高める(=敬う)言い回し
主語は自分

冒頭に挙げた2つの文とも
主語は自分以外の人なので
その人に敬意を示すには
謙譲語ではなく尊敬語を使う必要があります。

1)お客様は昨日、いらっしゃいました

「いらっしゃいました」に代わり「おいでになりました」
「お見えになりました」でもよい。

2)お見舞いには午後からいらっしゃる方がいいです。

ちなみに
謙譲語を使うのなら
自分を主語にして、次のような文になります。

1)(私は)お客様のところへ昨日、参りました

2)(私は)午後からお見舞いに伺います

敬語を使うときは
その行為・動作の「主語は誰か」を確認してから
尊敬語か、謙譲語かを使い分けるようにしましょう。

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今週は、敬語の基本的な考え方、使い方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 敬語のあれこれ(2)
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                     敬意を表すのは物ではなく人

今週は、敬語の基本的な考え方、使い方について
とりあげます。

敬語は敬意を表す“人”に使う

例えば
「部長のお宅には犬がいらっしゃいますか
という一文。

上司(部長)に対する敬意が
部長本人ではなく、部長が飼っている(であろう)犬
に使われています。

このように、人以外に敬語を使うのは誤りです。
この場合は

「部長のお宅では犬を飼っていらっしゃいますか

とすれば、「飼う」という人の行為を敬う表現となり
敬語として適切です。

話し言葉で

「花瓶に水を入れてあげてください」

「制服には黒のパンプスを合わせてあげましょう

「美容液を肌によくなじませてあげていますか

のように
人ではなく物に丁寧語の「~あげる」が使われている
ケースを耳にします。

これらも敬語の使い方としてNG。
下記のように、言い替えて
差し支えありません。

「花瓶に水を入れてください

「制服には黒のパンプスを合わせましょう」

「美容液を肌によくなじませていますか

敬語は敬意を表す“人”に使うものであり
物には使わないことを覚えておきましょう。

<追記>2024.11.12

「花に水をあげる」

「飼い犬にえさをあげる」

「ここに水を足してあげましょう」

など、モノや動物、動作に「~してあげる」が普通に使われている現在、
人以外に敬語を使う風潮は
この記事を書いた9年前より
ますます広まり、定着した感があります。

ペットを飼う家庭が増え、
動物を人と同等に扱う生活が定着したことも
人以外に敬語を使う風潮が加速した一因かもしれません。

 

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今回は、謙譲語の使い方についてです。
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                       「(人を)連れて行く」

今週は、敬語を使うときに起こりやすい
混乱・混同について
事例を挙げて見てみましょう。

客先の担当者を「本社に連れて行く」と伝える場合
次のどちらが適切でしょうか。

A)武田様を本社にお連れしてまいります

B)武田様を本社にご案内いたします

「行く」の謙譲語は「まいる」。
本社に行くのが「自分」であれば
「本社にまいります」
とすればよいのですが

自分の役割は
武田さんを本社へ連れて行くこと。

元の文が「連れて行く」なので
A)のように
「連れて」と「行く」を別々に敬語に変換して
「お連れして+まいります」
とするのは不自然です。

この場合は
「武田様を本社にお連れいたします
とするか

B)のように
「案内する」の謙譲語である
ご案内いたします
とするのが適切です。

「お連れいたします」も
「ご案内いたします」も
自分の動作ですが

その行為が相手(この文例では武田さん)に及ぶ場合は
「お」「ご」を付けます。

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