今週は、否定→肯定表現への変換についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 否定より肯定(2)
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                           間違いの指摘

今週は、よく使ってしまいがちな否定表現を
肯定的に書きかえてみましょう。

相手のメールにある表現や記述の間違い
誤解やミスを見つけた場合

「それは違います
「それは間違っています

という指摘のし方は
メールで書くと、口で言う以上に
角が立つもの。

純粋に間違いを指摘したつもりでも
指摘された側は、ミスをした自分を責められているような
気持ちになるからでしょう。

まして、相手が上司や客先の場合は
ストレートに「違います」と書くのははばかられます。

このようなときは
「先ほどのメールにはAとありましたが、Bではないですか?

と、相手の誤りに対して
「こちらが正しいのでは?」と
問いかける形で確認すると角が立ちません。

相手のミスに対して間違いを正すというより
相手にミスを“気づかせる”持っていき方をするのが
ポイントです。

「資料にはこう書いてあるので、あなたが書いていることはうそです」

「間違い」や「誤り」を通り越して
「うそ」という指摘もいただけません。この場合は

「資料にはこう書いてあるのですが、お間違えないですか?」

のように、「うそ」と断言する前に
「~ではないですか?」と
相手に尋ね、確認する優しさを持ちたいものです。

 

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今週は、同じ意味の表現を重ねて使っている事例を紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < うっかり重複(5)
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「引き続き続行する」

さらっと書いてはみたものの
読み返してみると、同じ意味の表現を
重ねて使っていることがあります。

今週は、こうした
うっかり重複して使っている表現を
取り上げてきました。

引き続き、午後からも会議を続行します」

上記の文例は、ご覧のとおり
「引き続き」と「続行」の意味が重なっています。

どちらか一方を使い

引き続き、午後からも会議をします」

「午後からも会議を続行します(続けます)」

とします。

連日、暑い日が続きますが、ご自愛ください」

も同様の意味の重なりです。
この場合も、「連日」か「続く」どちらか一方を使えばよく

連日、暑いですが、ご自愛ください」

「暑い日が続きますが、ご自愛ください」

とします。

このように同じ漢字が使われていると
意味の重なりに気づきやすいですね。

「ペットボトル以外の容器を投入すると返却口に返却されます」

「ペットボトル以外の容器を投入すると返却口に戻されます」

下記は、言葉は違いますが、
意味の重複と思われます。

安全に事故がないように工事監理をする」

「安全に」と「事故がないように」は意味としては同じ。
ですから、これもどちらか一方の表現を使います。

事故がないように工事監理をする」

安全に(注意して)工事監理をする」

見落としてしまいがちですが
読み返してチェックしてみましょう。

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今週は、同じ意味の表現を重ねて使っている事例を紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < うっかり重複(4)
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                             「等など」

さらっと書いてはみたものの
読み返してみると、同じ意味の表現を
重ねて使っていることがあります。

今週は、こうした
うっかり重複して使っている表現を
取り上げています。

「電気機器、温感センサー、サーモ等などへの影響がない」

この文例では
「等」と「など」を一緒に使ってしまっています。

「等」は、「とう」と呼び
「など」と区別して使うケースもあるようですが
意味としては同じ
(ただし、新聞表記では「など」の平仮名表記に統一)。

いずれも
同種のものを並べて、その他にもまだあることを表す言葉です。

「等」も「など」も
頻繁に使う言葉なので、ついこのように重ねて使ってしまう
のかもしれません。

上記の文例は

「電気機器、温感センサー、サーモへの影響がない」

「電気機器、温感センサー、サーモなどへの影響がない」

とします。

「等」や「など」に代わる言葉としては
「その他」「ほか多数」があります。

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仕 事 の メ ー ル 作 法              < うっかり重複(3)
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                            「従来から」

さらっと書いてはみたものの
読み返してみると、同じ意味の表現を
重ねて使っていることがあります。

今週は、こうした
うっかり重複して使っている表現を
取り上げています。

「従来から」「従来まで」

「従来から」「従来まで」と覚えこんでいて
疑問に思うことなく、そのまま使っていますが

「従来」には、以前から今まで、という意味があります。

ですから、「従来」の後に「から」や「まで」を付けると
意味が重なるため、本来は「従来」だけで差し支えありません。

従来からのやり方 → 従来のやり方
→ 以前からのやり方

従来まで見られなかった傾向 → 従来見られなかった傾向
→ 今まで見られなかった傾向

同様に「古来」や「旧来」にも
後に「から」や「まで」は不要です。

古来から難所とされた場所 → 古来、難所とされた場所

旧来からの友人 → 旧来の友人

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仕 事 の メ ー ル 作 法           < うっかり重複(2)
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                           「各部門ごと」

さらっと書いてはみたものの
読み返してみると、同じ意味の表現を
重ねて使っていることがあります。

今週は、こうした
うっかり重複して使っている表現を
取り上げています。

ごとに」

「各部門ごとに配布」
「各支店ごとに連絡する」

つい言ってしまったり、書いたりしてしまいますが
「各」は、おのおの、多くのものの一つ一つ、という意味の接頭語。
「ごと」は、「どの~もみな」という意味の接尾語。

「各」と「ごと」は、どちらか一方を使えばよく
合わせて使うと、意味が重複します。

したがって、上記の文例は

「各部門ごとに配布」→「部門に配布」「部門ごとに配布」
「各支店ごとに連絡する」→「支店に連絡する」「支店ごとに連絡する」

とします。

余談ですが
大ぜいの人に対して、その一人一人への敬称として使う
「各位」。

「関係各位」「会員各位」
のように使いますが「各位」の後に「様」や「殿」を付けるのは
NGです。

「各位」に、皆様方という敬意が含まれているので
「各位殿」「各位様」とすると、敬称が重複することになります。
注意しましょう。

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 仕 事 の メ ー ル 作 法                < うっかり重複
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                          「管理下のもと

さらっと書いてはみたものの
読み返すと、どこかおかしい……。

「後で後悔する」
「一番最初」

このように
読み返してみると、同じ意味の表現を
重ねて使っていることがあります。

今週は、こうした
うっかり重複して使っている表現を
取り上げます。

「管理もと

ここで使われている「もと」は
その規則や支配力の及ぶところ
という意味です。

しかし、「管理下」の「下」の字に
「もと」と同じ意味があります。

ですから、この場合
管理下で
管理のもと
が適切な使い方です。

同様に
「監視下のもとに置かれる」
という表現も
「監視下に置かれる」
「監視のもとに置かれる」
という使い方をします。

 
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