今週は、「私ならこう書く」というメールの実例をご紹介
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法           < 書き換える技術(5)
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                            返品のメール

読者のかたから、ネットショップで靴を購入した際、
サイズが合わず交換希望の連絡をした際、送られてきたメールを
ご紹介いただきました。

<文例>
——————————————————————
**様

商品交換についてですが、商品の状態によってお受けできる場合と、
お受け致しかねる場合がございます。

多少の開封はやむを得ませんが、タグを取ってしまった場合や、
袋を捨ててしまった場合、汚れ、キズ等があった場合、
ニオイ(煙草など)がついている場合等があげられます。

いずれにせよ、商品交換希望の場合は、
なるべく到着時の状態のまま、ご返送頂きたいと思います。
返送先住所は、*********
でございます。

商品交換にかかる送料はお客様の負担とさせていただきます。

商品到着後、検品をさせて頂き、返品可能かどうかご連絡いたします。
よろしくお願いいたします。

——————————————————————–

ショップ側が言いたいこともわかるのですが
もう少し客の立場で伝えることができたら
気分がいいのになと思いました。

少し長いですが、私だったら、こう書き換えるという文例です。

——————————————————————
**様

商品交換についてご連絡、承りました。

恐れ入りますが
商品交換をご希望の場合、
当方で検品を行い、返品可能かどうかの
ご連絡をいたしております。

商品交換をご希望の場合は、
なるべく到着時の状態のまま、ご返送をお願いします。

多少の開封以外に
もし、商品が下記の状態の場合は、
商品交換に対応いたしかねますのでご注意ください。

・タグを取ってしまった場合
・袋を捨ててしまった場合
・汚れ、キズ等があった場合
・ニオイ(煙草など)がついている場合

商品の状態によっては、交換をお受けできる場合と
お受け致しかねる場合があることをご了承ください。

ご返送先は ********* でございます。
恐れ入りますが、商品交換にかかる送料は
お客様のご負担にてお願いいたします。

以上、お手数をおかけしますが
よろしくお願いいたします。

——————————————————————

最初に「商品の状態によってお受けできる場合と、
お受け致しかねる場合がございます」と
ショップ側の都合を述べるのではなく、

返品の場合の対応方法を先に挙げる方が
客側も受け入れやすいです。

返品に応じられない条件を挙げる場合も
箇条書きにしてわかりやすくすると親切です。

「恐れ入りますが」など、緩衝材になる言葉をさしはさみ
文章がきつくならないような配慮も忘れずに。

事例をお送りくださったK.Kさん
ありがとうございます。

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今週は、「私ならこう書く」というメールの実例をご紹介
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 書き換える技術(3)
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相手のミス

<文例>
——————————————————————
お世話になっております。
本日2回ほどお電話さしあげておりましたが、
ご連絡いただけなかったので、メールにて失礼いたします。

お申込みいただいている○○○の料金なのですが、
ご記入いただいていた料金はお間違えになられているようで、
実際は基本代金がXXXXX円で
追加料金がXXXX円となります。

恐れ入りますが、ご検討いただきご連絡いただけますよう
よろしくお願いいたします。
——————————————————————

ある販売会社からの連絡メールです。
書かれていることに間違いはないのですが
私が担当者だったら、こう書くな~という事例を
下記に挙げます。

<書き換え例>
——————————————————————
お世話になっております。
本日2回ほどお電話をさしあげたのですが、
ご連絡がとれなかったため、メールにて失礼いたします。

お申込みいただいている○○○の料金についてですが、
ご記入いただいた料金の内訳は
基本代金XXXXX円に追加料金がXXXX円となります。

恐れ入りますが、再度ご確認いただき
ご連絡いただけないでしょうか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
——————————————————————

連絡できなかった事実に変わりないとしても
「ご連絡いただけなかったので」とするより
「ご連絡がとれなかったため」の方が
メールを受け取る側としては
抵抗がありません。

もう一点
「ご記入いただいていた料金はお間違えになられているようで」
という一文も、
事実だけを伝える
「ご記入いただいた料金の内訳は
基本代金XXXXX円に追加料金がXXXX円となります」
という書き方もあります。

相手の間違いの指摘の仕方としては
「あなたが間違っているので」ということを前提にするより
「間違いはこうなので、もう一度確認してみてください」
という文書の運びの方が、感じがよいと思うのです。

言い回しによって
与える印象が変わる例として取り上げてみました。

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PHP研究所の月刊誌『THE21』の取材を受けました。

6月10日発売の2009年7月号
好感度倍増!「ひと言添える」技術

という記事で紹介されます。

好印象を与える
メールに添えるちょっとしたひと言について
語っています。ぜひ、読んでくださいね。

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今週は、使い方に注意したい言葉・表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 気をつけたい言葉(3)
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                           「いまいち」

先日、ある客先の担当者からのメールに
「なるはやでお願いします」とあり、
「なるはや(「なるべく早く」の省略形)」を実際に使っている人が
いることに、少々驚きました(今まで見たことなかったので…)。

「なるはや」以上に定着している省略語が「いまいち」です。
ご存じの通り「いまひとつ」の省略形ですが、
会話でも抵抗なく普通に使っていることが多い気がします。

会話で使う調子で書き言葉にも使ってしまいがちですが
ビジネスメールでは「いまひとつ」とするのが無難。

その際、「いまひとつ」の後に具体的な内容を述べるようにすると、
文としても収まりがよくなります
。例えば

いまひとつ反応がないので、再度、告知していただけますか」
「今回のプランは、いまひとつ決め手に欠けるようです」

といった具合です。

「いまひとつ」以外の言い回しとしては
「期待していたほど~ない」「あまり~ない」や
「~が(少し)足りない」「あと一息」が挙げられます。

上記の例文は

「期待していたほど反応がないので、再度、告知していただけますか」
「今回のプランは、決め手になるものが足りないようです」

と言い換えることができます。

 

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今週は、使い方に注意したい言葉・表現についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                < 気をつけたい言葉(2)
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                                  「なり」

「私なりに考えてみたのですが…」
「彼なりの判断でしたことだと思います」

このように「~なりに」「~なりの」は、
名詞や形容詞の後に付いて「それ相応の、それにふさわしい」状態を
意味します。

注意しなければならないのは、
目上の相手に対して使う表現としては不適切
であるということ。たとえば

「部長なりのご意見をお聞かせください」

は、上司に対して上から目線で尋ねている
印象を与えます。

この場合は
「部長のご意見をお聞かせください」
「部長はどのようなご意見をお持ちでしょうか」
「部長はどのようにお考えですか」
「部長はいかがでしょうか。ご意見をお聞かせください」
と言い換えます。

自分より目上の相手、敬意を示す相手には
「~なりに」「~なりの」
といった言葉を添えず
相手はどのように考えているか、どのような意見なのかを
尋ねることをおすすめします。

▼関連記事

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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今週は、メールの文章をすっきりさせるコツについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < すっきり言い換える(5)
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「~まして・~ませんで」

丁寧に表現しようとするあまり、話し言葉と書き言葉がごっちゃに
なってしまうことがあります。

例えば、昨日例に挙げた「~しておりまして」のほかに
文と文をつなぐときの「したがいまして」「続きまして」も
会話調に傾きすぎた表現です。

「したがって、当社では・・・」
「続いてご確認いただきたいのが・・・」
のように「したがって」「続いて」とする方が文字数も短く、
文章としてもすっきりします。

「ご多忙にもかかわりませんで」というのも表現としておかしいです。
「ご多忙にもかかわらず」「雨にもかかわらず」「遠方にもかかわらず」
のように、「かかわらず」は半ば慣用句として使われている言葉なので、
「かかわりませんで」でという言い換えは不自然。

「ご多忙にもかかわらずご参加いただき・・・」
「ご多忙のところ、お越しいただきありがとうございます」
とするとしっくりきます。

「先方によりますと」の「~によりますと」も話し言葉が混じった表現です。
「先方によると」「担当者の話では」と短く言い換えることができます。

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今週は、メールの文章をすっきりさせるコツについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < すっきり言い換える(4)
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「~しており」

「ただ今問い合わせが殺到しており、対応に追われておりまして、
入荷の予定が未確認です」

上記の文にある「~しており」は一文を長くする原因となるフレーズです。
「~しており」で文をつなげてしまうと、前後の文章の関係(どちらが主・
従か)もあいまいになりがちです。

「~しています」「~していました」と一度、
文を切るとすっきりします。

「ただ今問い合わせが殺到し、その対応に追われております。
申し訳ないのですが、入荷の予定は未確認です」

上記の文例は、一度文を切ることで、現状を伝えるだけでなく、
「入荷予定が未確認」という事実を「申し訳ないのですが」という
恐縮する気持ちとともに伝えることができます。

この後「すぐ確認しますので、今しばらくお待ちください」と続けることで
単に事実だけを伝えるのではなく、
次の対応を知らせ、相手に安心感を与える一文にすることができます。

丁寧に伝えようとして「~しておりまして」と表現することがありますが
文章をいたずらに長くするだけなので、控えた方がよいでしょう。

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