今週は「国語に関する世論調査」の結果について取り上げます。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法            < 気になる言葉(3)
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「1コ上「むかつく」

今週は
文化庁の2011年度「国語に関する世論調査」の結果をもとに
言葉の使い方をおさらいしていきましょう。

ふだんの言い方についての調査では
本来の言い方とは別に略したり、くだけた表現を使ったりしている
様子を知ることができます。

・「あの人は私より1歳上だ」ということを
「あの人は私より1コ上だ」と言う

・「腹が立つ」ということを
むかつく」と言う

上記は、言ったことが「ある」と回答した人が過半数という結果に。

・「あの人は走るのがすごく速い」ということを
「あの人は走るのがすごい速い」と言う

こちらも「ある」と回答した人が5割弱。

「すごい」と「すごく」の違いについては
過去、当メールマガジンでも取り上げています。

そのほかにも次のような言い方が挙げられていました。

「あの人みたくなりたい」→「あの人みたいになりたい」
なにげにそうした」  →「なにげなくそうした」と
チョーきれいだ」   →「とてもきれいだ」
全然明るい」     →「とても明るい」
がっつり食べよう」  →「しっかり、たくさん食べよう」
真逆(まぎゃく)」  →「正反対
半端ない」      →「中途半端でない
まったりする」    →「ゆっくり、のんびりする」

左に挙げた言い方をよく聞いたり、見たりしますが
本来は右の言い方をします。

左に挙げた言葉は私もよく話し言葉や
親しい人へのメールで使ってしまうですが

仕事上のメールのやりとりや原稿では
右に挙げた言葉を使うように意識しています。

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今週は「国語に関する世論調査」の結果について取り上げます。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法            < 気になる言葉(2)>
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 「はかる」の使い分け

今週は
文化庁の2011年度「国語に関する世論調査」の結果をもとに
言葉の使い方をおさらいしていきましょう。

異字同訓(同じ読みで字が異なる)の漢字の使い分けについて
難しいと回答した人の割合が最も多かった語は……

「はかる」

でした。そこで今一度「はかる」の意味の違いを挙げておきましょう。

図る:意図する、企図する
例)合理化を図る 便宜を図る

計る:計算する、計画する
例)時間を計る 計り知れない

測る:物事の広狭・深浅・長短・遠近・高低・大小などを測定する
測量する

例)距離を測る 測定器で測る

量る:計量する、推量する
例)量り売り 推し量る

謀る:他人をだます、謀議・謀略する
例)悪事を謀る 失脚を謀る

諮る:たずね相談する
例)審議会に諮る 横綱昇進を諮る

ちなみに「はかる」以外に挙げられた4語の使い分けについて
「難しくない」と回答した人の割合は過半数を超えていました。
その4語とは…

・おさめる(収、納、修、治)

・かえる(変、換、替、代)

・かたい(堅、固、硬)

・もと(下、元、本、基)

あなたは使い分けできていますか?

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【しごび】 の お す す め
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今週は「国語に関する世論調査」の結果について取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                 < 気になる言葉
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                         2011年度の調査結果

文化庁の2011年度「国語に関する世論調査」が発表されました。
新聞などでも報道されたので、
すでにチェック済みという人もいることでしょう。

今回の調査結果を見て、私が一番ショックだったのは
「言葉の意味」
の調査結果。

私自身が
本来の意味とは違う使い方をしていた言葉が
5つ挙げられた言葉のうち、3つもあったからです。

その3つとは
「うがった見方をする」
「にやける」
「失笑する」。

この調査結果を見るまでは
完全に別の意味で捉えていて、
思い込みって怖いなぁ~と改めて思いました。

「言葉は生きもの。時代と共に変わっていく」
とは言われますが

知らないまま、なんとなく周りが使っているから
それに倣うのではなく

本来の意味を踏まえて変化を受け入れていくことが
必要と感じます。

そこで、今週は
「国語に関する世論調査」の結果をもとに
言葉の使い方をおさらいしていくことにしましょう。

▼「国語に関する世論調査」の結果について

 
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今週は、注意したい言い回しについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法          < ちょっとしたひと言(3)
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                          「お知恵を拝借」

何気なく使っているひと言が
実は相手に誤解を与えていたり
自分の思いとは違う受け止め方をされたりすることがあります。

今週は、そんな「ちょっとしたひと言」の使い方について
取りあげています。

自分だけでは処理できない。やり方が分からない。
そんな時、上司や先輩に助けを求めるとしたら
どんな一文が適切でしょうか。

「私にはできません。だから、無理です」

これでは、業務を放棄したことになります。

「ちょっと教えてくれませんか?」

目上の相手に物を頼む言葉遣いとしては失礼です。

では、どのような表現が適切か。例えば…

部長、ご多用のところ申し訳ないのですが
  ○○の件でお知恵を拝借できますか

「○○の件でてこずっていて
 先輩のお知恵を拝借したいのですが

このように、目上の相手から助言や手助けを請う場合に最適なのが
「お知恵を拝借」という言い回しです。

ですが、次のような表現はNG.

「ぜひ、部長のお知恵をご拝借したいのですが」

「拝借」の「拝」自体に謙譲の意味があり、
「お借りする」という意味を持つので
さらに「ご」を付ける必要はありません。

「ぜひ、部長のお知恵を拝借したいのですが」

とするのが適切です。

 
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今週は、注意したい言い回しについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < ちょっとしたひと言(2)
◆─────────────────────────────────◆
                        「お教えいたします」

何気なく使っているひと言が
実は相手に誤解を与えていたり
自分の思いとは違う受け止め方をされたりすることがあります。

今週は、そんな「ちょっとしたひと言」の使い方について
取りあげています。

上司や目上の相手に対して
「それでは、私が詳細をお教えいたします

この一文、適切でしょうか、不適切でしょうか。

自分の動作に付ける謙譲語「お~いたす」の使い方は
間違ってはないのですが、問題は「教える」という行為。

「指導する」「分からせる」という意味合いがある「教える」は
目上の相手に使うのにはNGな表現です。

自分ではそういうつもりがなくても
「部長、私がお教えします」
のように使ってしまうと、目上の相手よりも自分が上位に立つ
えらそうな印象を与えてしまうからです。

目上の相手には「教える」に代わる言葉として
「説明」「案内」覚えておくとよいでしょう。

「それでは、私が詳細をご説明いたします
「それでは、私が詳しくご案内いたします

といった具合です。
場合によっては
「紹介」「お知らせ」と言い換えることもできるでしょう。

謙譲の「ご~いたす」と合わせて使うことで
相手に敬意を示す表現となります。

 
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今週は、敬語の残念な使い方を取りあげます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 残念な敬語(5)
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                     「もらえないでしょうか?」

————————————————
もし、相互紹介をしてもいいと思っているのでしたら
お手数ですが返信してもらえないでしょうか
————————————————

上記の文章はメールマガジンの相互紹介の依頼文です。

敬語の使い方がちぐはぐで、微妙に上から目線。
どう返信していいものやら……と少し悩みました。

ファーストコンタクトの相手には
もう少し丁寧な書き方が必要な気がします。
例えば、こんな感じ。

——————————————
もし、相互紹介をご了承いただけるのであれば
お手数をかけますが、ご返信いただけますか
——————————————

「相互紹介をしてもいいと思っているのでしたら」を
「相互紹介をご了承いただけるのであれば」とし

「返信してもらえないでしょうか?」を
「ご返信いただけますか?」
と「~してもらう」の尊敬語「~いただく」を使い
書き換えました。

最後の一文は「お手数をかけますが」を省いて
「ご返信いただけるとうれしいです」
という書き方もあります。

あるいは文そのものを次のように書き換えることもできます。
———————————————-
もし差し支えなければ、相互紹介をお願いできれば
うれしいです。
———————————————-
と、まずは打診することから始める方法も。

敬語は、相手に対する礼儀や敬意を示すものでもあるので
適切に使って、相手に不快感を与えないように配慮したいですね

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