今週は、特定の場面で使うのを避けたい言葉についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法              < 忌み言葉に注意(4)>
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                       入学・入社の忌み言葉

 今週は、お祝いや悲しみの場面で
 使うをの避けたい「忌み言葉」と
 その言い換えを紹介しています。

 春になると入学や入社のお祝いを
 メールや手紙で伝えることも増えてきます。

 入学、入社までに
 紆余曲折があったとしても
 誰もが晴れやかな気持ちで
 新生活を迎えたいはず。

 希望や期待に
 水を差さぬよう
 祝う側も言葉には気を付けましょう。

 入学・入社のお祝いの言葉にも
 用いるのを避けた方がよい忌み言葉があります。

 ▼入学や就職のお祝いにふさわしくない忌み言葉
 終わる、落ちる、すべる、散る、取り消す、変更、
 やめる、つぶれる、倒れる、消える

 × もう高校生活も終わりですね。
 ↓
 ○ これから始まる学生生活が楽しみですね。


 × 初出社は無事に終わりましたか?
 ↓
 ○ 初出社はいかがでしたか?

 知っている人が
 不合格だったり、不採用だったり
 ということを人づてに聞くようなこともあります。

 無責任に噂を広げたり、
 わざわざ話題にするのは
 慎みましょう。



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 【しごび】 の お す す め
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今週は、特定の場面で使うのを避けたい言葉についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 忌み言葉に注意(3)
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                          葬儀の忌み言葉

 今週は、お祝いや悲しみの場面で使うのを避けたい「忌み言葉」と
 その言い換えを紹介しています。

 お悔やみの場面で用いる言葉にも
 忌み言葉があります。

 結婚のお祝い言葉の時と同様に
 繰り返すことを連想させる「重ね言葉」は
 お悔やみの場では不幸が重なるとして、
 用いないように気を付けましょう。

 ▼不幸の繰り返しを連想させる言葉
 たびたび、重ねる、重ね重ね、返す返す、再び、再度、再三 など

  × 故人にはたびたびお世話になりました。
  ↓
  ○ 故人には大変お世話になりました。
    故人にはとてもお世話になりました。

  × 返す返すも残念です。
  ↓
  ○ 本当に残念です。
    残念で仕方ありません

  × 皆々様に見送られ
  ↓
  ○ 多くの皆様に見送られ

 「死ぬ」とか「死亡」といった
 直接的に死を表す言葉も
 下記のような別の言葉に置き換えて使います。

  死ぬ、死亡 → 逝去、他界、永眠、旅立つ
  急死    → 急逝、突然のこと

 反対に、亡くなる前を指す
 「生きている頃」「生きていた頃」という言い回しも
 「ご生前」「お元気な頃」
 と言い換え・書き換えるようにします。

 数字の「四」は死、「九」は苦
 を連想させるため、使うのを控えましょう。

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 【しごび】 の お す す め
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今週は、特定の場面で使うのを避けたい言葉についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 忌み言葉に注意(2)>
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                        結婚祝いの忌み言葉

 今週は、お祝いや悲しみの場面で使うのを避けたい「忌み言葉」と
 その言い換えを紹介しています。

 結婚のお祝いを言葉で伝える際は
 「切れる」「別れる」といった
 “別れ”を連想させる言葉や

 「重ね重ね」のように
 繰り返すことを意味する「重ね言葉」
 を使うのは控えましょう。

 ▼別離を連想させる言葉
 切る、別れる、帰る、去る、戻る、離れる、終わる、壊れる、破れる など

 ▼繰り返しを連想させる言葉
 重ね重ね、重々、返す返す、再び、再度、くれぐれも など

 不吉な予感を与える忌み言葉は、
 できるだけ縁起の良い言葉や肯定的な表現に置き換えて使えば、
 差し支えありません。例えば……

  × これから、夫婦として新生活のスタートを切るわけですが
  ↓
  ○ これから、夫婦としての新生活が始まりますが
    あるいは「スターラインに立つ」


  × 料理が冷めないうちに召しあがってください。
  ↓
  ○ 料理が温かいうちに召しあがってください。


  × 終わりにひと言申しあげます。
  ↓
  ○ 結びにひと言申しあげます。


 気づかず使ってしまいがちな
 重ね言葉も次のように書き換えてみましょう。

  × 新郎の活躍は重々存じていますが
  ↓
  ○ 新郎の活躍は十分存じていますが
    あるいは「よく」


  × くれぐれもお幸せに。
  ↓
  ○ いつまでもお幸せに。
    あるいは「末永く」



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 【しごび】 の お す す め
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【神垣あゆみ企画室】
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今週は、感謝やお礼の気持ちを伝えるひと言についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 感謝の伝え方(2)
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                     「ありがとう」の代わりに

 感謝の言葉としてもっとも頻繁に使われるのが
 「ありがとうございます」ですが
 次に、ぜひ覚えておいてほしいのが

 「おかげさまで」

 です。

 自分一人ではなし得ないけれど
 あなたの存在や協力や手助けによって
 支えられています、という感謝の気もちを
 伝える言葉です。

 久しぶりに連絡を取る相手へは

 「おかげさまで、変わりなく元気にやっております」。

 力を貸してくれた相手へは

 「おかげさまで無事、納期に間に合わせることができました」。

 「ご指摘いただいたおかげで、損失を出さずに済みました」

 といった「その後の結果」を知らせつつ
 最後に「ありがとうございます」と
 伝えると、具体性が増し、状況報告にもなります。

 もう一つ、「ありがとうございます」に代わる言葉として
 覚えておくとよいのが
 「恐れ入ります」
 です。

 「ありがたい」という感謝と
 「申しわけない」という恐縮する気持ちが
 両方込められた言葉です。

 「すみません」と書いたり、言ったりしそうになるときは
 「恐れ入ります」
 を使ってみましょう。

 「お手数をおかけして、恐れ入ります」
 「ご足労いただき、恐れ入ります」

 のように、相手に時間や手間を取らせてしまったときに
 感謝を込めて使うとよい言葉です。

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今週は、感謝やお礼の気落ちを伝えるひと言についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 感謝の伝え方
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                       「ありがとう」の前に

 今年1年を振り返り
 客先や社内でお世話になった方々に
 伝えたいのが「感謝の言葉」です。

 感謝の言葉としてもっとも頻繁に使われるのが
 「ありがとうございます」
 です。

 「ありがとうございます」の前に
 ひと言添えると、
 何に対しての感謝なのかが
 相手に具体的に伝わります。

 例えば

 「いつもお心遣いいただき、ありがとうございます」
 
 何かと自分のことを気にかけてくれている相手へ
 感謝の意を伝える時や
 お歳暮や気遣いの品を受け取ったときの
 お礼の言葉として用いたい一文です。

 ポイントは「いつも」を添えること。
 継続的な相手との関わりを際立たせる
 言葉です。

 些細なことでも
 相手の行為や配慮に気づいたら

 「ご丁寧にありがとうございます」
 「ご親切にありがとうございます」

 とひと言伝えるようにするのも
 いいですね。

 このような状況の時は、つい
 「すみません」を使ってしまいがちですが
 「ありがとうございます」を
 意識して使うことをお勧めします。

 当メールマガジンで繰り返し
 述べていることですが
 相手に悪いな、という気持ちを伝える
 「すみません」より

 うれしい、という気持ちを伝える
 「ありがとう」の方が
 相手の心に響くからです

 自分が言われてうれしいのは
 どちらの言葉かを考えてみてください。

 大したことはしていないつもりでも
 相手が喜んでくれていると思うと
 自分もうれしくなるものです。

 「ありがとうございます」は
 喜びを伝え、交換し合う言葉でも
 あるわけです。

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メールマガジン【仕事美人のメール作法】の過去の記事が
「まぐまぐニュース」で取り上げられました。

ビジネスメールを書くときに相手に気を遣いすぎるあまり、
結果的に間違えたてしまっている言い回しの例と正しい書き換え方
を紹介しています。

▼「たびたびお世話になっております」はNG。ありがちなメールの間違い

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