今週は【しごび】初! 取材記事を5回連載にてお届けします。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 翻訳会社のメール作法(2)>
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トランスワード社の場合
トランスワード社には仲谷幸嗣社長以下15名のスタッフが日々、翻訳業務
に従事しています。
▼ 全員が代表アドレスでやりとり
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拠点は広島ですが客先は全国にわたり、さらに中国・大連にも事務所があ
るため、仕事の受発注や連絡にメールは欠かせない伝達ツール。
社内では、全社員が個人別のアドレスを所有していますが、仕事のやりと
りに使用するのは代表アドレス一つだけです。
代表アドレス宛のメールは社員全員が閲覧できるようになっています。個
人別のアドレスは、重たいデータを送受信する時などに使用。基本はあく
まで代表アドレスに統一されています。
対応用のアドレスを一本化し、他のスタッフのメールのやりとりを見るこ
とで、自分のメールの内容や文章の書き方をチェックし、新人でもベテラ
ンでもスタッフの誰もがきちんとしたメール対応ができるように、との計
らいによるもの。
社長も社員の対応や業務の進捗状況をメールに目を通すことで確認し、不
適切な書き方をしている場合は個人的に指導したり、トラブル回避に役立
てています。