今週は海外在住者にメール作法を取材しました。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    <英国暮らしのメール作法(4)
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私信で書く日本語メールには顔文字がいっぱい! という荒巻さん。
意外ですが、顔文字は微妙なニュアンスも汲み取れるので使うことが多い
そう。

仕事のメールでも丁寧語などを使った柔らかい表現が多く、機嫌の悪い時
に読んでもグサッと気持ちに突き刺さることが少ないのが日本語メールの
良さとも。

「相手が気遣ってくれている様子が手に取るように感じられますよね」と
荒巻さん。

英文メールの場合、日本語のメールに比べるとニュアンスに欠け、冷たく、
事務的に感じられることが多いとか。ですが、それが良さでもあり、イギ
リスでは簡潔なメールを書く人、それを理解する人が多いと言います。

「英国流の作法かもしれませんが、短く、簡潔に、品よく、という姿勢が
メールにもありますね。日本語のメールだと、割り切って簡潔に書けず
長くなりがちですが…。品性や心の余裕はどの言語を使っていても行間
に出ると思うのですが、イギリス人はそれを敏感に感じ取る国民なので、
ぞんざいにできません」

荒巻さん自身はメールを書くとき、英国流の「短く、簡潔に、品よく」に
加え、相手に失礼がないようエレガントであることにも気をつけているそ
う。

「短く、簡潔に」までは実践できても「品よく、エレガントに」となると
難易度が高くなります。相手へのちょっとした気遣いを添えるだけで、メ
ールにも表情が出ます。意識したいポイントです。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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2007《 美 し い 文 様 》カレンダーの感想です。

「わっ。おしゃれになってる!
というのが第一印象でした、カレンダー。
ただでさえ、テルちゃんの字がかっけ~のに、
バックに入っているイラストが粋ですね」(小山市・A様)

12種類の文様をひと月ごとに書のバックにあしらってます。
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書家・ヤマモトテルミによる筆文字カレンダー2007
《 美 し い 文 様 》
https://www.kamigaki.jp/07calendar.html
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