今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 読者からの質問(4)
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文章力を上げるげるには

< 質 問 >——————————————————-

文章能力を上げるために勉強をしようと考えているのですが、方法がわか
りません。
そこで、主語、述語、助動詞などの基礎から文法にいたるまで記載されて
いる書籍をご存知でしたら、是非教えていただきたいと思い、ご連絡させ
ていただきました。
突然で恐縮ですが、どうかよろしくお願いします。

—————————————– 読者 R.Y さんからの質問

20代半ばの読者さんからの質問です。文章能力を上げるための勉強をお考
えとのこと。

「主語、述語、助動詞などの基礎から文法にいたるまで記載されている書籍」
として、私が思いつくのは中学校の国語の教科書です。

ですが、今、身近にあるものからでも勉強はできます。

▼ 身近なもので、継続を!
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たとえば、新聞。
どの新聞も一面の下のほうにコラム記事がありますよね。
朝日なら「天声人語」、日経なら「春秋」。
これを毎朝、読むだけでなく鉛筆で紙に書き写すのです。

このコラム記事は、各新聞社のトップ記者が書いているものですので、
格好の文章のお手本になります。

起承転結の展開、文末表現の工夫(同じ表現は繰り返し使われていません)
など、自分で書き写すことで文章の構成、表現の仕方などが学べ、気づ
きも多く勉強になります。

もう一つは読書です。
ビジネス書ではなく、できれば小説が望ましいです。
自分の好きな作家やジャンルでよいので、良質の文章にふれることで
読解力、表現力が養われていきます。感性も磨かれていきます。

いずれも、即効性はありませんが、積み重ねることでR.Y さんの糧になる
こと間違いなしです。

特に読書は、年齢を重ねていくほど、ビジネス書の類は読んでも文庫で小
説を読む人は少ないように思います。ぜひ、ベストセラーよりロングセラ
ーを! 大人になって読む芥川や漱石も新鮮です。私は山本周五郎、松本
清張が大好きです。

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