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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 読者からの質問 >
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「返信は不要」

< 質 問 >——————————————————-

私の場合、プライベートな相手に使うことが多いのですが、
相手の返信の負担を考慮して「返信は不要」
と書く場合があります。

例えば、こちらから食事等に誘った際に、
「OKの場合は返信して。NOの場合は返信も不要。」
という具合です。

しかし、このメールをもらう方は、
「返信不要」という書き方に、逆に「冷たさ」を感じてしまうのでは?
ということを心配しております。

そこで、この件について神垣さんのとらえ方、考え方、修正法、
一般的にはどう受け取られそうか、等々
アドバイス頂ければ、と存じます。

—————————————– 読者 K.O さんからの質問

K.O さんのメールには、OKの場合は返信、NOの場合は返信不要とするのは
「相手のメールをうつ手間を減らそう、というよりは、
NOの場合、それを言わなければならない相手の心理的負担を減らしたい、
という考えが強いです」
とありました。

自分は相手を気遣っているつもりでも、相手にはクールに映ってしまうの
ではという点を気になさっているご様子。

▼ 多忙なとき、うれしい心遣い
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私も「返信は不要です」と書いて送ることがあります。特に、多忙な相手、
毎日おびただしい数のメールを受信している相手に対してよく使う方法で
す。

逆に、私自身も「返信不要」と書かれたメールをもらうことがあります。
メルマガ仲間とか、懇意な読者さんからのメールに多いのですが、返信の
労を気遣ってそう書いてくれるのでしょう。

私は自分でも「返信不要」と書くし、書いてもらってもいるので、そうし
たメールが別段「冷たい」とは思いません。人によってはそう思う方もい
るかも知れませんが、ごく少数ではないでしょうか。

「返信不要」メールと書いてあっっても、うれしいときは相手にすぐ返信
してまうし、、忙しくて返信がままならないときは「返信不要」の気遣い
をありがたく受け止め、相手に感謝します。

お知り合いから「『返信不要』という書き方はやめて」と言われない限り、
K.O さんもあまり気を遣われなくてもいいのではないでしょうか?
むしろ、そうした K.O さんの気遣いを相手の方は快く感じていると思いま
すよ。

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