今週は、メールの伝達もれ防止策について考えます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < メール確認の傾向と対策(5)
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メールを過信しない

メールの伝達もれを防ぐには、送る側、受け取る側にそれぞれ配慮が必要
と述べてきました。

ですが、一番肝心なのはメールを過信しないことです。

ご存知のように、メールは通信手段の一つであって、
それですべての伝達が済ませられるわけではありません。

確かに、ビジネスの場ではメールが通信手段の中心になってきてはいます
が、「確実性」という観点からすると完全とは言い切れないのです。

当メルマガでも一貫して述べてきているのが
「メールに依存しない」ということ。

メールより電話、電話より対面に勝るものはないからです。
重要な用件を確実に伝える場合は、本当にメールでいいのか、と考え、
その状況に応じた最適な伝達方法を考えたいですね。

▼ 確実に伝える最適な方法はその都度違う
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メールの利点は記録として残ること。
ですから、受信、送信した時間と内容が消去しない限り残っています。

記録あるいは証拠や控えとして残しておきたいときはメールを、
そうでないときは電話を、という使い分けを私は意識的にしています。

電話で伝えれば早くて確実ですが、後々、言った言わないのトラブルに
なりそうな場合は、敢えてメールや文書で残し、
逆に情報として「跡」を残したくない場合は電話でのみ済ませる、
といった具合です。

今でも「メールしたんですが、届いてませんか?」という電話を
時折いただきます。
こちらが読み落としている場合もあるし、未達の場合もありますが、
メールの返事がない場合は、直接、電話で問い合わせる方が確か。

メールだけで完結せず「きちんと伝わる方法」をメール以外の
手段にも幅を広げ、考えていきましょう。

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ご購入いただいたかた、ありがとうございました。

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