今週は、間違いやすい漢字表記についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 漢字の使い分け(2)>
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つとめる・つかう
パソコンの自動変換に頼っていると、つい見逃してしまう漢字の間違い。
同じ読みでも表記によって意味合いが異なる漢字について
今週は取り上げています。
▼務める・努める・勤める
務める=役割や任務を行う
「司会を務めることになりました」
努める=努力して事を行う
「一層のサービスに努めてまいります」
勤める=勤務する、職に就く
「管理栄養士として病院に勤めています」
▼使う・遣う(使い・遣い)
使い=一般用語 原則として「~をつかう」のように主に動詞に使用
「お使い立てして、申し訳ないです」
「気を使う相手」
「お金の使い道(途)を考える」
遣い=特別用語 原則として「~づかい」のように主に名詞に使用
「言葉遣いが気になる」
「お気遣い、ありがとうございます」
「金遣いが荒い」
※使い物・遣い物
使い物=使って役に立つ物
「壊れて使い物にならない」
遣い物=進物
「お遣い物にしたいのですが」
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