今週は、円滑なメールのやり取りのヒケツについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 角を立てないやりとり
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                      「ゴール」を意識する

 メールで仕事のやり取りをしていて
 ちょっとした言葉遣いによって

 相手を不快にさせてしまったり、
 自分が嫌な気持ちになったり……
 という経験はありませんか?

 物事がスムーズに運んでいるときは
 大して気にならないのに

 やりとりが難航したり
 何らかの負の要因が働いていたりするときは
 メールのちょっとしたひと言に
 カチンときたりするものです。

 メールは文字で残るため
 直接、口で言われる以上に
 ダメージを受けることも。

 間違いを指摘されたとき
 提案を却下されたとき
 自分の意見が通らなかったとき

 嫌な気持ちになった経験があれば
 せめて自分が「伝える」側になったときは
 相手を不快・不愉快にさせない
 言葉遣いに気を配りたいものです。

 メールのやりとりが
 ぎくしゃくし始める原因の一つに

 相手を打ち負かそう
 とする気持ちが働くこと
 が挙げられます。

 自分の方が正しい
 と、ぐいぐい正論で相手を責めれば
 反発をかうのは明らか。

 そんなときは、
 このやりとりの「目的」がどこにあるか
 ひと呼吸おいて考えてみましょう。

 意見が合わないからといって
 相手を責め、打ち負かすことが目的ではなく

 やりとりを通して
 より良い結論にたどり着くこと、
 双方が納得できる結果を導き出すことが
 最終目的のはず。

 勝った負けたの話ではありません。

 このままではやりとりが
 感情的にヒートアップする
 となる前に

 メールのやり取りで目指す
 「ゴール」を意識してみましょう。

 今週は、円滑に
 メールのやりとりをするための心構えと
 対処の仕方を考えていきます。