今週は、社内・社外での上司に対する敬語表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 上司への敬語(5)>
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                             ご苦労さま

時間外に仕事を手伝ってくれた上司に何かひと言メールしたい。こんなと
き、どのような表現がよいでしょうか?
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1)昨日は遅くまでご苦労さまでした。

2)昨日は遅くまでありがとうございました。

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「ご苦労さま」は基本的に、自分のために仕事をしてくれた人に対して
かける言葉です。

身近な例では、荷物を届けてくれた配達員さんに荷物を受け取るときに
「ご苦労さま」と“ねぎらい”の気持ちを込めて用います。

ですから、上記のようなケースでは、上司から部下に「ご苦労さま」を使
うことはあっても、部下から上司へ「ご苦労さま」を使うのは失礼になり
ます。

上司に対しては、1)のねぎらいの言葉ではなく2)のような感謝の言葉
を伝えるほうが好ましいです。

「昨日は大変助かりました。ありがとうございます」
「おかげさまで期限に間に合いました」
など、感謝の気持ちとともに結果や成果を伝えるのもよいでしょう。

「敬語の指針」より

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【しごび】 の お す す め
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今週は、社内・社外での上司に対する敬語表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 上司への敬語(2)
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                        教え方のうまい上司

仕事を分かりやすく教えてくれた上司に対し、その上司の教え方はうまい!
という意味のことを伝えたいとき、どのように表現しますか?
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1)中田課長は教え方がお上手ですね。

2)分かりやすく教えていただき、ありがとうございました。

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この場合、部下である自分は上司から教えを受ける立場にあります。
そのような状況で、部下から上司を「褒める」のは不適切。上司に対して
部下がその能力や技量を「評価する」ことになってしまうからです。

「褒める」という行為は、相手の専門的な能力や技術について評価するこ
とにつながります。上司が部下に対して「田中さんは後輩への教え方がう
まいね」という言い方はしても、部下から上司に対して「中田課長は教え
方がお上手ですね」というのは失礼。

上司に対して部下は、教えを請うことはあっても評価する立場にはないか
らです。

この場合、1)のように「褒める」のではなく、2)のように上司の行為
そのものに対して「感謝」の気持ち伝える方が感じがよいです。

「お上手ですね」は上司に媚びて持ち上げている印象がありますが、素直
に「ありがとうございます」と伝えれば、言われた方もうれしいものです。

「中田課長に教えていただき、要領がつかめました。ありがとうございます」
といった表現もあります。

立場の違いを踏まえた表現を心に留めておきましょう。

「敬語の指針」より

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今週は敬語の「こんなときどうする?」にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法                < 敬語の問題
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                      「いただく」と「くださる」

日ごろ使っている敬語で、どちらを使うのが正しいのだろうか? と疑問
に思うのが「いただく」と「くださる」です。

1)ご連絡いただきまして、ありがとうございます。

2)ご連絡くださいまして、ありがとうございます。

1)は自分側をへりくだった表現で、2)は相手の行為に対して敬意を払っ
た表現という違いがあります(平たく言えば1)が謙譲語で2)が尊敬語)。

けれど、どちらも「立てる」べき対象が相手であることに変わりはありま
せん。ですから、どちらを使っても相手に失礼にはなりません。

ただ、「いただく」と「くださる」の受け止め方、捉え方には個人差があ
るので違和感を覚える人もいるかもしれません。

ですが、いずれの場合もほぼ同じように使える敬語と考えてよいようです
(「敬語の指針」による)。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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今週は、注意を要する言葉についての考察です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 気をつけたい言葉(4)
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「させていただきます」

「では、後ほど読まさせていただきます」

この一文の問題点は、「読まさせて」の「さ」が余計な点です。
このように不要な「さ」が入った表現を「さ入れ言葉」と呼び、うっかり
使ってしまいがちです。

「させていただく」を分解すると、
使役の助動詞「させる」 + 謙譲語の「いただく」
となります。

この場合の「させる」は、だれかに何かをさせる意味を表しており、
「いただく」とセットで使うことで、相手に許可を得るようなときに使わ
れます。しかし、使役の助動詞には「せる」もあり、「させる」と「せる」
が混同されていることが多いようです。

上記の場合、「読ませていただく」で意味は通じます。相手に敬意を払う
表現を意識するあまり、不要な「さ」が入ってしまった例です。

その他の例では

× やらさせていただきます ⇒ ○ やらせていただきます
させていただきます

× 休まさせていただきます ⇒ ○ 休ませていただきます

× 送らさせていただきます ⇒ ○ 送らせていただきます

実は私も時々使ってしまいがちで、「さ」を入れるべきかとるべきか迷う
ことが多くあります。
「させていただく」とすれば、とりあえずへりくだった表現になっている
はず、という思い込みが間違いを招いているように思います。

一方、「~させていただきます」と人から言われた場合、一見、丁寧なよ
うで強引にことを進めようとする印象を受けます。注意したい言葉です。

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 今週は、感じの良いひと言について考察します。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 先輩から学ぶ(2)
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「了解」の怪

▼ 「了解」より「承知しました」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
メールで頻繁に使う言葉に「了解」があります。

主に「分かりました」という意味で「了解」「了解です」「了解しました」
と使います。

同僚や仕事仲間には意識することなく使っていたのですが、目上のかたに
「了解」と書くのは抵抗があり、どうしたものかなと思っていました。

ある時、客先の部長職のかたが電話で「承知しました」と言われているの
を聞き、感じがいいなと思い、以来、私も真似ています。

「承知しました」のほかに「かしこまりました」「承りました」もいいで
しょう。私は、客先とのメールのやりとりでは、この三つの言葉を意識し
て使うようにしています。

▼ 覚えておいて損はなし
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「了解」に対して違和感を覚えるか否かは、個人によって感じ方に違いが
あるかもしれません。私の場合、私用や親しい人には抵抗なく使えるので
すが、客先や目上の人に対しては「これでいいのかしら」という疑問があ
りました。

50代の男性によると

> 私の年齢の人であれば、この語は40年以上前、NHKのテレビドラマで
> 新聞記者仲間が使っていて、そのときの新聞記者がカッコよかったので
> 広まったように思います(このことだけではないでしょうが、
> かなり有なキッカケになったように思います)。

とのこと。

私の世代で言えば「ウルトラマン」などのヒーローものの番組で耳にした
のが「了解」ではなかったでしょうか。メールのやりとりでも、親しい間
柄だと「ラジャ」なんて書いたりまします。

ビシネスメールで使う「了解」も間違いではないかもしれません。ですが、
より丁寧な言葉づかいとして「承知しました」「承りました」「かしこま
りました」も覚えておいてよい言葉ではないでしょうか。

▼関連

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今週お届けした、メールで差がつく言葉遣いについての最終回です。

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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法    < ビジネス用の言い回し(5)
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                    動作に伴う言い回し

▼ 崩すための基本
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
着物も洋服も「着崩す」には、基本の着こなしを身につけておくことがポイン
ト。土台がないまま崩したところで、単にだらしなく見えるだけです。基礎が
あるから応用もある、というのはどんな世界にも通じることでしょう。

年齢や上下関係にこだわらないタメグチやラフな会話ができるのは、最初にき
ちんとした物言いができ、順を追ってお互いの信頼関を築いてきたから。
初対面で「ち~っす」や「そこんとこよろしく」といったタメグチモードは相
手にも失礼です。

敬語や改まったものの言い方、書き方は知っておいて損はありません。年齢を
重ねるほど、「その言葉遣い、おかしいんじゃない?」と面と向かって注意し
てくれる人は少なくなっていきます。

日ごろから、言葉づかいに注意を払うことで「気づいてないのは本人だけ」と
いう事態を防げます。

▼応用して使いまわしを
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
よく使う言葉として、自分の動作に伴う言い回しを挙げてみましょう。

▼続きはこちらから
2019/06/15 神垣あゆみ【仕事のメール心得帖】Vol.6 <メールの敬語>動作に伴う言い回し

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