今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問(3)>
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「標題」か「表題」か?
<読者からの質問>————————————————
仕事でメールを書いていてふと気になったことがあったので、
神垣さんにお聞きしようと思い、メールを書きました。
「標題」「表題」をどのように使い分けるのか、気になっています。
仕事のメールで、メールの件名を指すときの表現で
「ヒョウ題の件について」と書くことがあるのですが、
このときの「ヒョウ題」は「表題」? 「標題」?
どちらにすべきなのでしょうか。
(中略)
メールの件名を指すのは、どちらが正しいのでしょうか?
(読者 M.T 様)
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M.Tさんの勤務先では
「表題」「標題」どちらも使われていて
統一されていないとのこと。
また、M.Tさん自身もいろいろ調べたところ
結論が出なかったということで質問をいただきました。
朝日新聞の「用語の手引き」では
「標題」は「標題音楽」と使う場合を除いては
「表題」に表記が統一されています。
共同通信社の「記者ハンドブック」でも
「標題」は特別用語として挙げられており、
書名や演説などの題目という意味合の
一般用語としては、「表題」としています。
ですから、メールの件名を指す場合も
「表題」としてよいと思います。
ちなみに、同じ意味合いでも
「ヒョウキ」と表現する場合は
「標記」とするのが一般的です。
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