今週は、同じ意味の繰り返し表現についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < うっかり重複表現(2)
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                          「受注を受ける」

「受注を受ける」

これ、意外と使われていませんか?

でも、よく考えてみると、「受注」は注文を受けること。
「受注を受ける」という表現は
見て分かる通り、「受ける」が重複しています。

「受注」を「注文」と同じ感覚で使ってしまっている
ということなのでしょう。

重複を避けるには…
「受注した(する)」または「注文を受ける」
と表現するのが適切です。

似たような重複表現としては「受託を受ける」があります。
「受託」は「委託を受ける」という意味なので、「受ける」は不要。

「受託した(する)」「委託を受ける」が適切です。

では、受注の反対は?
「発注」ですね。

受注と発注のことを「受発注」と言ったりもします。
「受発注システム」「受発注管理」「受発注管理」
のように使います。

 
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今週は、迷惑メールの件名をもとに傾向と対策を考えます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法       < 件名の留意点(4)
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                        名前のある件名

 惑わされる件名として、名前入りというのがあります。

  先日はありがとうございました。里中です。

  お世話になります、石山です。

 これらはいずれも迷惑メールにあった件名ですが
 このように姓が書かれた迷惑メールが最近増えています。

 通常は迷うことなくごみ箱行きにするのですが
 家族や親せき、知人の名前と同じだと「もしや」という気持ちから
 まんまと“敵”の手中に。

 妹と知人の下の名前が同じで、どちらもひらがな表記なので
 「○○です。例の件で」といった件名をうっかり開いたことがあります。

 ▼ 名前には社名をセットで
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 件名に名前を入れることは、ビジネスメールのやり取りでも行われていますが
 名前だけでなく社名や部署名とセットにした方が、はっきりします。

 私が仕事でやりとりする相手のメールを見てみると
 二通りのパターンがあります。

 1)件名にカッコ書きなどで社名+名前 
   差出人名は、日本語または英文字のフルネーム

 2)件名には社名や名前なし
  差出人名に、社名+名前

 件名か差出人名に社名があれば、
 佐藤さんや藤井さん、田中さんといった
 同姓が多い場合でも区別がつきやすいです。

 実際、
 同時期に同じ姓の相手からのメールが
 上記の1)でも2)でもなく
 どちらも差出人名が英文字表記の姓だけだったことがあり
 混同しそうになったことがあります。

 メールの使用頻度が高い人は
 1)や2)の配慮があり、

 さらに上級者になると
 相手によって件名の社名・名前の入れ方や
 差出人名も数種用意して切り替えているケースも見られます。

 少なくとも、メールを送信した相手に判別してもらえるような
 工夫は必要ではないでしょうか。

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 あっ! 今日は「九スポ」の日。

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 第9回のテーマは「文末の終わらせ方」です。
 すっきりスマートなメールの終わらせ方、できていますか?
 続きは紙面をお読みくださ~い。

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今週は、省略する前の文・後の文を比較します。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 略さずに書くと…(3)
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                          「突然のメール

「突然のメール、失礼いたします」

ファーストコンタクトの際のメールの書き出しの一文です。
上記でも意味は通じますが、もう少しきちんと書くとしたら…

「突然メールをお送りして、失礼いたします」
「メールにて失礼いたします。突然で恐縮ですが…」

といったところでしょうか。

「突然のメール、申し訳ありません」
は、なぜ「申し訳ありません」なのか、言葉足らず。

「突然、メールをお送りする失礼をお許しください」
は、上記の文例よりは改まった書き方ではありますが、
仰々しい感じがします。

「メール」を「連絡」とした場合は、次のようになります。

「突然ではございますが、ご連絡申しあげます」
「急ぎの連絡(用件)につき、失礼いたします」
「ご連絡したいことがあり、急ぎお伝えいたします」

または、用件を先に述べ、結びの文で次のように締めくくることも
できます。

突然のご連絡となりますが、どうぞよろしくお願い申しあげます

いずれにせよ「突然のメール、」「突然の連絡、」のように
読点で切ってしまうと、唐突で言葉足らずの一文になりがちです。
省かれた部分の言葉を書き添え、恐縮する気持ちが伝わる丁寧な表現を
意識してみましょう。

 
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今週は、「~させていただく」についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 気になる敬語(5)
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                    「プレゼントさせていただく」

次は、あるネットショップからのメールの一文です。

5,000円以上のお買い物をしていただいたお客様に、
もれなく粗品をプレゼントさせていただきます。

上記の文例の「~させていただく・・・」を取り外したのが次の文例です。

5,000円以上のお買い物をしていただいたお客様に、
もれなく粗品をプレゼントしております

「しております」の代わりに「いたします」でもよいと思います。

「~させていただく」は、何らかの行為を相手に対して自分が「する」ときに、
相手の意向を尊重するがゆえ、許可や了承を得るときに使う言葉。
「相手の許しを得て、そうさせてもらう」という意味合いがあります。

ですから、上記の例の場合
お客様へのサービスとして、店側が粗品を送るのですから
相手の許しを得るための「~させていただく」を使わなくても

「粗品をプレゼント中です」「プレゼントしております」として
失礼にはなりません。

どんな動作や行為にも「~させていただく」を付ければ敬語になる
わけではないことを気に留めてみましょう。

 
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今週は、最近気になる言葉についてとりあげます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                 < 気になる言葉
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                            「募金する」

読者のかたから次の質問をいただきました。

<読者からの質問>————————————————

最近頻繁に使われている「募金」という言葉の使い方について
質問があります。

元来、「お金を募る」ということですから、
これは集める側の行為を言うのですね。
でも、日常的には、お金を寄付することを「募金する」というように
使っています。

この言い方は、やっぱり本来は間違いなのでしょうか?
(読者 M.Oさん)
——————————————————————

「募金」とは、寄付金などを募って集めること。
M.Oさんの質問にある通り、「お金を募る」行為を「募金」と言います。
募る側が「募金を行う」「募金のお願い」と使うのは、言葉の意味からも
自然なことです。

一方、募金者に協力する場合は「寄付」という言葉を使います。
「寄付」とは、公共事業や社寺などに金品を贈ること。
災害時に被災者や被災地にお金を贈る場合も「募金をする」のではなく
「寄付をする」と書くのが適切な使い方といえます。

例えば、「被災地に募金する」よりも「被災地に支援金を寄付する」
という表現が言葉の意味に即しています。

ただ、募金の呼び掛けが数多く行われている今、「寄付する」と「募金する」
の意味合いが混同されたまま使われているのが現状です。

結果的に、募金を行う機関や団体に、善意のお金が集まればよいわけで、
ここで厳密に言葉の正誤を述べるつもりはありませんが、
言葉の意味と違いは知っておいてよいと思います。

ちなみに「募金を募る」というのは意味の重複になるので、
「寄付を募る」「支援金を募る」と言い換えます。

 
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今週は、読むのにストレスを感じるメールについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法        < 読みづらいメールとは?(5)
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                          否定と肯定の混在

読者のかたから読みづらい文例の投稿がありました。ご紹介します。

「本年の申告書に読み込む必要のない項目がある場合には、項目のチェッ
クを外してください」

この一文、確定申告の際に目にしたかたもいるのでは?
一回読んだだけでは、私はすぐに理解できませんでした。

読みづらい原因は、否定と肯定の表現が一文に混在しているためです。

「必要のない項目がある場合」の「ない」と「ある」。
一体、どちらなのか、分かりづらい表現です。

文末の「チェックを外してください」も意味としては
「チェックしないでください」と同じなので、
「読み込む必要のない」と重なって、分かりづらい表現になっています。

これを分かりやすく書きかえるとしたら…

「本年の申告書に読み込む必要のある項目にチェックしてください」

読者によると、この一文の後に複数の項目があり、あらかじめ幾つかチェッ
クが入っていたということなので、それをくみ取れば…

「本年の申告書に読み込む必要のある項目のみチェックしてください」

または

「本年の申告書に不要な項目がある場合は、チェックをはずしてください」

という書き方にすれば、もっと分かりやすくなります。

文例を紹介してくださったシュウさん、ありがとうございました。

 

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