今週は、メールで使わない方がよい言葉遣いについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < メールのNGワード(3)
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                            人との比較

「前任者のAさんのやり方はこうでした」
「B社の担当者はそうではなかったけど」
「Cさんに比べて○○ですね」

このように、他の人と比較されるのは、誰にとっても面白くないものです。

書き言葉にしても話し言葉にしても、
発した方ははっぱをかけたつもりでも
相手は、自分のやり方や姿勢を否定されたように受けとり、
よい気持ちはしません。

前任者や他社と比較するような物言いは避けましょう。
相手を傷つけるだけで、良好な関係を築けません。

主語を「だれか」に特定するのではなく
「今まではこういうやり方だったのですが、どう思われますか」
と、手法や考えに焦点をあてた聞き方をし、
「どう思われますか」と相手の考えを尋ねるようにすると、
相手もすんなり受け入れることができます。

「Aの方法もありますが、Bの方法もありますよね」」
と、別の方法を提案する言い方もあります。

誰かと比較されたり、「あなたのやり方ではダメ」と頭ごなしに否定する
のではなく、メールのやりとりの際も
相手に歩み寄り、対話する姿勢が大切ではないでしょうか。

 
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今週は、メールで使わない方がよい言葉遣いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < メールのNGワード(2)
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                           忘れてました

「お伝えするのをうっかり忘れてました」
「さっき、言い忘れたんですが」

うっかり忘れることは誰にでもあります。
ですが、仕事のやりとりで、不用意に「忘れた」「忘れていた」と書くと、
受け取る側は「その程度にしか見られてなかったのか」と
がっかりすることも。

「忘れた」に代わる言葉としては
「失念しておりました」
「~しそびれました」などがあります。

(例)
お伝えするのを失念しておりました。
お渡しするのを失念していました。
先ほど、お伝えしそびれたのですが

さらに、場合によっては「失念」の後にそれをフォローする言葉が
添えられていると、より丁寧な印象を与えます。

失念してしまい、失礼いたしました。
失念して申し訳ありません。

「失念」という言葉、私は日常的に使ったことがなかったのですが、
ある銀行の窓口で、行員の方が
「失念しておりまして、大変失礼いたしました」と言われたことがあり、
印象に残りました。以来、「忘れた」と書くのがはばかられるときは、
意識して使っています。

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今週は、メールで使わない方がよい言葉遣いについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < メールのNGワード
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                        表現や表記に潜むNG

以前、このメルマガのあとがきに「外人」と書いてしまったことがあり、
読者から指摘を受けたことがあります。

あとがきの部分は、気分的に普段着モードで書いているせいもあり
言葉のあやで、他意はなく書いたつもりでも、読む側が不愉快に思ったり、
そんなつもりはなくても外国人に対する蔑称と受けとられることがある
と改めて知り、以来、「外国人」と書くように気をつけています。

こうした表現の問題以外に、メールやメールマガジンに
何気なく書いた言葉がスパムメールと認識され、
相手に届かなかったということもあります。

メールの場合、たまたま件名にローマ字を交えて表記したら
いつもは即レスがある相手から返信がなく、確認してみると
件名のローマ字がスパムと認識され、ゴミ箱行きになっていた
という経験があります。

今週は、こうした経験をもとに、メールで使わない方がよい
(NO GOODな)言葉遣いについてさまざまな角度から考察していきます。

 
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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問(2)>
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                         「小職」の使い方

企業にお勤めの女性読者からいただいた質問です。

<読者からの質問>————————————————

【しごび】愛読者の27歳OLです。
今回、質問がありメールをさせて頂きました。

メールの文中などで、自分を表現するのに使う
「小職」という言葉についてです。
これは男性言葉だという認識なのですが、あっていますでしょうか。

また、女性がメールの文中で自分のことを指し示す場合、
適当な言葉がありますか?
読者 N.O さん
——————————————————————

N.O さんは、他部署の新卒の女性社員から
「質問等ございましたら、小職までご連絡ください」
というメールを受け取り、小職の使い方に疑問を持ったとのこと。

辞書で調べますと、「小職」とは
官職についている人が自分をへりくだっていう語
とありました。

ですから、官職にあるかたであれば、男女関係なく
「小職」を使用できることになります。

民間企業の場合は、上記の意味から「小職」を使うのは適切ではないので
「質問等ございましたら、当方までご連絡ください」
のように「当方」と言い換えることができるのではないでしょうか。

あるいは
「質問等ございましたら、総務部 神垣までご連絡ください」
のように、具体的な問い合わせ先を明記するのもよいでしょう。

女性がメールの文中で自分のことを指す言葉としては
「当方」「わたくし」を私はよく使います。

「私」と漢字で書いてもよいのですが
丁寧に相手に伝えたいときは、敢えて平仮名書きで
「わたくし」としています。

「当方」「わたくし」ほど頻度は高くないですが
「神垣までお知らせください」のように
自分の姓を書くこともあります。

女性らしい表現ではないのですが、客先に対して使うことが多いです。

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今週は、事例をもとに感じの良い書き方を考察します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 感じの良い表現(4)
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返答のメール

ネットオークションの出品者に、落札金額の誤りを確認した際に
送られてきたメールです。

<事例-1>
——————————————————————
終了金額は1999円です。
送料を加算した合計は2199円です。
まちがえまして申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
——————————————————————

落札金額より少ない金額で先方から取引連絡があったので、
支払い前に確認をしたのですが、謝ってもらうほどの深刻な事態ではなく、
「申し訳ありません」と言われて却って恐縮してしまいました。

このような場合、次のように書くこともできます。

——————————————————————
支払い金額の件でご連絡いただき、ありがとうございます。
終了金額は(お知らせいただいたとおり)1999円です。
送料を加算した合計は2199円です。
——————————————————————

当メルマガで何度か書いていますが、上記のようなケースでは
「申し訳ありません」「すみません」より「ありがとうございます」
とするほうがお互い心の負担を感じずに済むように思います。

相手からの指摘や確認で、問題が解決したり、物事が前進したのであれば、
詫びるより感謝の気持ちを表すようにすると気分がいいです。

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翻訳を仕事にされているかたにおすすめです。

広島の技術翻訳会社トランスワード社から発売された
「技術翻訳基礎コース(翻訳課題解説集)」

同社の翻訳講座で使われた翻訳課題の解説集です。

英訳も和訳も
読み手に正しく理解してもらうために
押さえるべきポイントが詳細に解説されています。

具体的かつ実践的な内容なので
実務で翻訳をされているかたには
非常に勉強になると思いますよ。

 

 

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今週は、敬語の使い方を練習しましょう。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                 < 敬語の練習
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                    「拝見させていただきました」

今週は、日ごろのメールのやりとりで、私自身もうっかり間違って使って
しまいやすい敬語について紹介していきます。

著書を拝見させていただきました。

この一文、何気なく使ってしまいがちですが、実はクセモノ。
「拝見する」は「見る」の謙譲語で「見せていただく」という意味が
あります。ですから「させていただく」は不要。この場合

著書を拝見しました。

として、失礼には当たりません。または

著書を拝読しました。
著書を読ませていただきました。

と書き換えることもできます。
「拝見させていただきました」は「拝見しました」と
「読ませていただきました」が混同されたものといえるかもしれません。

ついでに・・・

「拝見いたします」の「いたす」も要注意!
「いたす」は「~する」の謙譲語で、
もともと謙譲語である「拝見」に続けて使うと謙譲が重なります。

「拝見します」「拝見しました」として問題ありません。

「いたします」や「させていただきました」をつけないと
丁寧さに欠けると思われがちですが、敬意が重複した表現は
却って慇懃無礼な印象を与えるので注意が必要です。

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