今週は、確認や依頼をするときのメールの書き方です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 打診のメール >
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日程の変更
相手に確認や依頼をすするときは「まだですか?」「だめですか?」と
いった単刀直入な聞き出し方ではなく、一度、相手の意向や状況を尋ねて
から本題を切り出すほうがスムーズなやりとりができます。
今週は上手な打診の仕方について考えていきましょう。
すでに調整済みの打ち合わせの日程。
急遽こちらの都合で変更しなければならなくなった。
そんなときの打診の仕方です。
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件名:△月△日の打ち合わせ日程変更のお願い
本文:○○様
いつもお世話になっております。▽▽です。
先日お願いしておりました△月△日(△曜日)の
Webサイト制作の打ち合わせについて
日程の変更をお願いすることは可能でしょうか。
今回、サイトで紹介する◇◇の準備が遅れており
恐れながら、日程変更をお願いしたい次第です。
×月×日(×曜日)のご都合はいかでしょうか。
時間は当初の予定通り、10時30分
もしくは、○○様のご希望に合わせます。
もし、変更が難しいようでしたら、
○○様のご都合の良い日程候補を幾つか挙げていただきましたら
当方で調整いたします。
大変勝手なお願いで恐縮ですが
ご検討のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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<打診のポイント>
・件名も「日程変更のお願い」である旨を明確に。
・こちらの都合による日程変更なので
「変更をお願いすることは可能でしょうか」と、
まずは相手の都合を尋ねる姿勢で。
・日程変更の理由も添える。
・自社の都合だけでなく、相手の都合も考慮して調整する。
・この段階で決定せず、相手に「検討」をゆだねる結びにする。