今週は、肯定的な表現例について取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 短所を長所に(3)
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                          褒めるときの表現

今週は、知っておくとよい
短所を長所に書き換える表現例をご紹介しています。

相手に対してや、相手が出した成果や結果に対して
「なんとも言いようがない」ということがあります。
そのまま「なんとも言いようがないですが…」とか
「まあまあじゃない」と表現してしまうと
相手は気を悪くしてしまうことが多いです。

では、どうするか?

このように
具体的にどこをどう褒めていいか分からない
どの点を評価していいかわからない時に
使える表現が「いい感じ」です。

「いい感じに仕上がりましたね」
「収まりがいい感じです」
「なかなかいい感じ」

▼ 効果的に褒めるには…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
逆に、褒めるポイントが明らかな時、はっきりしているときは
その点に焦点を当て、具体的に表現すると相手に訴える力が強いです。

例えば
「○○さんは仕事が早いので、助かります」
「書き出しにインパクトがあって面白いですね」
といった具合です。

「見た目は地味ですが、丁寧で丈夫に作られています」

このように、短所に相当する部分を
長所として取り上げて評価するのも効果的な誉め方といえます。

「いつも気を配ってくれて、ありがとう」

文頭に添えた「いつも」という表現の効用も大きいです。
「今だけでなく」継続して評価されている点がうれしく感じられるものです。

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このフレーズ集に続き、文例集がもうすぐ出ます。乞うご期待!

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>今週は、肯定的な表現例について取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 短所を長所に(2)
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人の批判

今週は、知っておくとよい
短所を長所に書き換える表現例をご紹介しています。

身近に一人や二人いるのが、おせっかいな人。
「Aさんはおせっかいが過ぎる」「Aさんはおせっかいだから」
と書くと悪口になりますが
「Aさんは面倒見がいい」「Aさんは世話好きだから」
とすれば、人づてに本人が聞いたとしても悪い気はしません。

おとなしい人のことは
「物静かな人」。もっと言えば「思慮深い人」。

ずけずけとものを言う人、口うるさい人は
「率直でわかりやすい」
と評することができます。

本人には明かさないつもりでも
うっかり言ったり書いたりした相手への批判が
めぐりめぐって本人のもとに届くとも限りません。

人を評するときは
差し障りがない表現にいい換える術を知っておくのも
処世術の一つではないでしょうか。

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今週は、肯定的な表現例について取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 短所を長所に
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ものの言い方

同じことを言うのでも肯定的に表現するのと
否定的に表現するのとでは、相手の反応に格段の差が出ます。

誉めちぎればいいというものでもありませんが
思ったことをそのまま書いたり、口にしたりしたのでは
相手の反感を買ったり、人間関係にしこりや禍根を残します。

人を評するときに
ほんの少し表現に気をつかってみましょう。例えば…

見た目が地味な人のことは
「年齢より老けて見える」より
「年齢の割に落ち着いた印象の人」。

洋服やネクタイのセンスがいまひとつな場合は
「古くさい」と一刀両断するより
「味のある」と言い換えれば、印象は良くなります。

今週は、知っておくとよい
短所を長所に書き換える表現例をご紹介します。

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今週は、相手に思い出してもらうために送るメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 忘れられない工夫(4)
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                           絵手紙の事例

 季節の変わり目になると
 届く絵手紙があります。

 本メールマガジンを通じて知り合い、
 仲良くさせてもらっている
 ハマのせつこママこと
 岡田室内装飾の岡田さんからの絵手紙です。

 先日も、秋の便りをいただいたばかり。
 年賀状や暑中見舞いとは、少し時期を外し
 クリスマス前とか、残暑が終わるころ
 手書きのメッセージが数行添えられた
 絵手紙が届くのです。

 私は友人の一人として送ってもらっていますが
 メインの対象は、これまで仕事を受けたお客様。

 1回800通ほど郵送するとのことですが
 出せば必ず、発注のリピートや新規のお客さんの紹介が
 あるのだそう。

 毎回、季節の風物を絵手紙にし(ひとつの元版で印刷対応)
 「○○様」と個人名を書き
 一人ひとりに手書きするメッセージが
 功を奏しているようです(実際、もらうとうれしい)。

 ▼ 接点を持ち続ける工夫
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 800通ものはがきを手書きで出すと思うと
 経費と手間が頭に浮かんで尻込みしてしまいますが
 手をかけた分のレスポンスがあるといいますから
 小さな会社の販促活動としては
 成功事例と言えるでしょう。

 日々の忙しさにかまけて
 ちょっとした連絡さえおろそかにしてしまいがちな
 私には、大いに見習うべき事例と思っています

 せつこママの絵手紙に比べれば
 メールでの連絡はもっと簡単にできるのですから。

 忘れられないためには
 つかず離れず接点を持ち続けること。

 対面が一番いいとは思いますが
 それに代る接点の持ち方として、上記のようなはがきの便りや
 メールをもっと活用してみてもいいのではないでしょうか

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今週は、相手に思い出してもらうために送るメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 忘れられない工夫(3)
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                          思いの伝え方

 毎月、1日前後に
 新聞に掲載されたコラムの記事を
 メールで送ってくださるかたがいます。
 
 あるメルマガ仲間が縁をつないでくれたおかげで
 何度かメールや手紙でやりとりをさせてもらった経緯から
 月に一度、メールで送信されるそのかたのコラムを
 拝読する機会に恵まれています。

 すでに多数の著書があり、
 執筆者としても経営者としても
 実績があるかたの
 毎月の執筆記事を読めるのは
 ファンとしてうれしい限り。
 
 私だけが読むのはもったいないので
 夫や親しい客先の担当者など
 知り合いにも転送し、共通の話題にしています。

 毎回、記事と一緒に近況や所感が添えられているのですが
 それも含めて読みごたえのある内容で
 毎月楽しみにしています。

 メールマガジンやニュースレターでなくても
 こういう形で行う情報発信も
 忘れられない工夫のひとつかもしれません。

 とはいえ、私はそのかたの大ファンなので
 忘れることはまずないのですが…。

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 【しごび】 の お す す め
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 このフレーズ集に続き、もうすぐ例文集が出ます。お楽しみに!

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今週は、相手に思い出してもらうために送るメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 忘れられない工夫(2)
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                        月に一度の情報発信

 一度コンタクトがあったからと
 安心してそのままにしておくと
 関係が薄れていくのは自明の理

 細くとも長く、相手との関係を保っていくためには
 月に一度程度は連絡をとることが必要と感じています。

 特に私のような自営業者の場合は
 こちらから客先にマメに働きかけていかないと
 多くの業者の中ですぐに忘れ去られてしまいます。

 訪問や電話するほどの特別な用事はない
 手紙を書くほどの改まった用件もない
 そういうときに活用できるのがメールです。

 月に1回、近況と活動報告を簡単にまとめ
 客先や関わりを維持したい相手に
 メールを送信します。

 セミナー講師を務めたことでもいいでしょうし
 その逆で、心に残った講演やセミナーの感想を
 簡潔にまとめてもいいでしょう。

 取材された記事が、いつ、どういう雑誌に掲載される
 というお知らせでもいいし
 そういう機会がなければ、読んだ本や雑誌の感想でもいい
 と思います。

 ポイントは、相手に名刺の肩書きだけではなく
 実際にどういう仕事をしている人間かを
 知ってもらうこと。

 わたしの場合、肩書きはライターですが
 よく尋ねられるのが「どういう分野の記事を書いているか?」。

 地元を中心とする中小企業の取材記事や
 社内報、PR誌の記事を担当していますが

 その具体的な内容を、公開できる範囲で
 情報発信することで
 これからわたしに仕事を依頼してほしい先にも
 わたしがどんなライターで、どういう動きをしているかが伝わります。

 「何をしている人かわからない」状態を
 「こういうことをしている人」と認識してもらうための
 近況&活動報告をメールで発信するのです。

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