今週は、気になる言い回しについて取りあげます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 変な言い回し
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「報いられる」

「あなたの努力はきっと報いられます」

「報いる」の受け身形は「報いられる」ですが、上記の文例のような使い方
は違和感を覚えます。

同じ受け身形でも、この場合は「報う」の受け身である「報われる」を使
う方がしっくりきます。ですから、次のように表記するのが妥当です。

「あなたの努力はきっと報われます」

ニュアンスの違いとしては
「報われる」の対象が、「人」であることが多いのに対し、
「報いられる」の対象は、「行為」であることが多いようです。

例えば、
▼「報う」→「報われる」
「彼の長年の努力が報われた」

▼「報いる」→「報いられる」
「彼の功績は営業本部長への昇進という形で報いられた」

「報われる」も「報いられる」もどちらも正しい表現ですが、使い方に注
意が必要です。

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