今週は、誤って使いやすい慣用句についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 間違いやすい慣用句(5)
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                           絆が・・・

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  1)絆が深い
  2)絆が強い
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 1)と2)、どちらが正しいでしょうか?

 2)絆が強い
 です。

 「絆」の元の意味は
 馬や犬などの動物をつなぎとめておく綱です。

 そこから転じて、
 人と人との断つことのできないつながりとか
 離れがたい結びつきを指して「絆」と言います。

 元の意味が「綱」だったことを考えると
 絆は「強い」ものでないと、
 弱いとつないでいたものがすぐに離れてしまいます。

 綱のことを「深い」とは表しませんから
 「絆が深い」という表現は誤りということになります。

 このように、何気なく使っている慣用句も
 一つ一つの言葉の意味をひもといていくと
 後にくる形容詞や動詞も
 それに関連する表現になることが分かってきます。

 四字熟語も同様で
 本来の意味をたどっていくと
 語順や漢字を間違えることも減ってきます。

 耳で覚えてしまっている表現や
 似たような言い回しを見たときは
 辞書で調べてみると、思い違いや間違いに気づくことができます。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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