今週は、 重複した言い回しについて取り上げます。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法          < 重ね言葉に注意!
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                          「お体にご自愛」

意味が重なっているのに
気づかずに使っていることがあります。

例えば「お体にご自愛ください」。

文の結びによく使うひと言ですが
「自愛」は、自分の体を大切にすることなので
「お体に」は不要。

「ご自愛ください」だけとするか
いたわるという意味の大和言葉「厭(いと)う」を使い
「お体をお厭いください」
というひと言をお勧めします。

▼バックナンバーでも紹介しています。

ほかにも
「今の現状を考えると」
の「今の現状」も意味が重なっているので

「今の状況を考えると」か
「現状を考えると」
のいずれかにします。

「改めて改定する」
「加工を加える」
もうっかり使ってしまいがちな重ね言葉です。

「違和感を感じる
「返事を返す」
なども同様ですね。

▼参考になるバックナンバー

過去に何度か当メールマガジンでも取り上げている
テーマなのですが
言葉を見直すために、今一度
チェックしていきたいと思います。

 
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今週は、ビジネスメールに取り入れられる大和言葉をご紹介
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 仕 事 の メ ー ル 作 法     < 続・メールに使える大和言葉(5)
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                          気配りのひと言

今週は、ビジネスメールに使える大和言葉を
クイズ形式でご紹介する第二弾でした。

▼第一弾はこちら

下記の設問の□や◇に入る言葉は何か、考えてみましょう。
(□は漢字、◇は平仮名が入ります)

—————————————————————–

第13問 □◇□◇なければ、退会の理由を教えていただけますか。
支障がなければ、退会の理由を教えてもらえますか)

—————————————————————–

第14問 お□◇□◇◇て恐縮ですが
面倒をかけて申し訳ないが)

—————————————————————–

第15問 □□◇□◇ず、失礼しました。
説明が不十分で、失礼しました)

—————————————————————–

第13問の答えは
差し支え

都合の悪い事柄、差し障りのことを
「差し支え」
と言います。

「差し支える」と動詞になると、不都合が生じる、妨げになる、という意。
打消しの語が付いて「差し支えない」は、構わない、という意になります。

自分の用件や頼みごとをするときも、
まず、相手の都合を尋ねるようにすると物事がうまく運びます。
「差し支えなければ」は、そんな相手の意向や都合を尋ねるときに
使うとよい大和言葉です。

第14問の答えは
手を煩わせ

相手に面倒をかけることを
「手を煩わす」
と言い、目上の相手に対しては
「お手を煩わせ」
のように使います。

相手に頼み事やお願い事があるときに
「お手を煩わせて恐縮ですが」
とひと言添えると、相手に負担をかけることへの配慮が感じられます。

第15問の答えは
言葉が足り(ず)

説明が十分でないことを
「言葉が足りず」「言葉足らず」
と言います。

メールで伝えた用件が相手にうまく理解されず、誤解が生じている
ようなとき
私の言葉が足りず失礼しました」
「私の言葉足らずで、ご迷惑をおかけしました」
のように使います。

説明不足を意味するのが「言葉が足りず」ならば
よく理解してもらえるようにいろいろ考えて伝えることは
「言葉を尽くす」と言います。

 

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今週は、知っておきたい漢字の表現を紹介します。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法    < 難しい漢字講座(4)
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                            「辟易」

 今週は、言葉の雑学として
 難しい漢字を使った表現を取り上げてきました。

 「辟易

 「へきえき」と読み、
 相手の言動にうんざりして困り果てること、
 手がつけられなくて嫌になること
 を指します。

  例)彼の自慢話には辟易します。
 
 「辟易」とは、史記にある
 「道を辟(さ)けて所を易(か)える」
 から成った言葉。

 道をあけて立ち退くという意味から転じて
 相手を恐れて逃げ去ること、
 勢いに押されて尻込みすることを
 意味するようになりました。

 さらには、
 うんざりすること、閉口することも
 意味します。

 「辟易」に代わる言葉としては
 「尻込みする」とか「閉口する」があります。

 上記の文例を書き換えるとすれば
 「彼の自慢話には閉口します」
 「彼の自慢話にはうんざりします」
 といった具合になります。

 新聞表記では漢字ではなく
 「へきえき」と平仮名書きに
 表記が統一されています。

 このように、難しい漢字は
 次第に平仮名で表記される傾向にありますが

 漢字に言葉の意味が込められているので
 まずはその漢字が使われている成り立ちや由来を知るところから
 理解をしていきたいですね。
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今週は、くだけた言い回しについて取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 言い回しをチェック(5)
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 「さりげに」

今週は、くだけた言い回しを見直し
ビジネスメールにふさわしい表現への言い換えを
紹介してきました。

———————–
さりげに見られてました。
———————–

「さりげに」とは、「さりげない」から派生した俗語ですが
話し言葉ではよく耳にします。

「さりげない」は形容詞で、
「さりげない気遣い」のように名詞に付きますが

「さりげに見た」「さりげに見られた」のように
動詞に付きやすく変化したのが
「さりげに」です。

同様に
「なにげに」も、元の言葉は「なにげなく」です。

「さりげない」「なにげない」は本来
何事もないように振る舞うことを指しますが

「さりげ」「なにげ」は
もっと軽い調子の言い回しとして
「なかなか」「気づかぬうちに」といった意味合いで
使われているようです。

「さりげにおしゃれな眼鏡ですね」とか
「なにげに新しくなっていました」といった具合です。

友達同士で軽口をたたくには
このようにくだけた表現が気楽でいいのかもしれませんが
ビジネスの場やメールにまで持ち込むのは
好ましくありません。

会話でクセになっていると
書き言葉でも無意識に使ってしまうことがあるので
注意しましょう。

言葉が、言いやすい、使いやすい方に
変化して、それが一般化していくのは
自然な流れでありますが

言葉や言い回しを、その場や状況に合わせて
「使い分ける」のは社会人の知恵の一つだと思うので
場にふさわしい言い回しを心がけたいものです。

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今週は、気になる敬語の使い方について取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 敬語レッスン(5)
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                        「接させていただく

——————————————–
広島を知るために
広島でさまざまな取り組みをしておられる方々に
接させていただいてきました
——————————————–

上記の一文で気になったのが
最後の「接させていただいてきました」です。

この文の書き手は
「広島でさまざまな取り組みをしている人たち」に対して
リスペクトする気持ちがあるからこそ

「~させていただく」
という謙譲語を使って文を締めくくったものと想像できます。

ただ、言い回しとして
「接させていただく」は
しっくりきません。

この場合は、自分がしてきたことを述べる
という観点で、敬語を使わず次のような文にすると
収まりがよいです。

——————————————–
広島を知るために
広島でさまざまな取り組みをしている方々と
接点を持ってきました
——————————————–

最後の「接点を持ってきました」は
接してきました
としてもよいでしょう。

敬語を使うのであれば
「会う」の謙譲語である「お目にかかる」を使い
下記のような一文も考えられます。

——————————————–
広島を知るために
広島でさまざまな取り組みをしている方々と
お目にかかってきました
——————————————–

「お目にかかってきました」は
お会いしてきました」としてもよいでしょう。

敬語の使い方が適切でないと
伝えたい気持ちがうまく相手や読み手の心に届かず
残念なことに。

思いをきちんと伝えるためにも
的確な敬語表現を常に意識し
調べたり、考えたりする習慣をつけていきましょう。

 
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今週は、気になる敬語の使い方について取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 敬語レッスン(3)
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                    「ご満足のいく商品のお届け

——————————————–
ご満足のいく商品のお届けができない状況です。
——————————————–

生鮮品のネット通販をしている会社から届いた
お詫びのメールにあった一文です。

この文も「敬語の向かう先」が迷子になっているようなので
例として取りあげました。

会社から届いた商品に「満足する」のは客。
これなら大丈夫! と「満足のいく」商品を届けるのは会社。

上記の文例では、「誰の満足」なのかが
どっちつかずでよくわかりません。

商品の届け先である「お客様にとっての満足」であるのなら
———————————————————-
(お客様に)ご満足いただける商品がお届けできない状況です。
———————————————————-
あるいは
—————————————————————
(お客様に)ご満足いただける商品をお届けできる状況にありません。
—————————————————————
のように
主語「お客様」の述語である
「満足する」の尊敬語「ご満足いただける」を使います。

自社にとって満足のいく出来ではないことを伝えるのなら
——————————————————————-
(お客様に対して)当社として満足のいく商品がお届けできない状況です。
——————————————————————-

あるいは
「満足のいく」という言い回しを他の表現に置き換え
——————————————–
商品の出来が十分でなく、
自信を持ってお届けできる状態にありません。
——————————————–

とし、「届ける」を尊敬語で表記します。
(この場合は可能の「お届けできない」「お届けできる」を使用)。

このように、
「誰の満足」なのか、によって
「敬語の向かう先」が変わります。
敬語を使うときの留意点です。

 
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