今週は、 感じよく伝わる言葉づかいについてです。 ◆─────────────────────────────────◆ 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 伝え方の工夫(4)> ◆─────────────────────────────────◆ 「否定+否定」 今週は、同じ意味合いのことでも 相手に感じよく伝わる言い回し、伝え方の工夫を紹介しています。 「3日前に提出していただかないと受付できません」 このように 「○○しないと△△できない」という言い回しは 「否定+否定」で二重否定となり、 逃げ道のない拒絶感を強めるだけでなく 相手に有無を言わせず強要するような印象を与えます。 このような強い調子をもっと やさしく促す言い回しに書き換えるとしたら…… 「3日前にご提出いただければ、受付できます」 このように 「○○していただければ△△できます」と 「肯定+肯定」と書き換えてみましょう。 「できない」から「できる」方向へ 行動を促す伝え方にすれば 相手に与える印象もがらりと変わります。 部下や後輩に注意するときも 「○○しないから、ダメなんだ」 とか 「○○しなければ、△△できない」 という「否定+否定」の言い回しを 「○○した方がもっと良くなります」とか 「○○すれば、△△できます」 という「肯定+肯定」に 言い換えれば、相手のやる気を引き出すことができます。 ◆─────────────────────────────────◆ 【しごび】 の お す す め ◆─────────────────────────────────◆ 中小企業の新人研修にぜひ、ご検討を! オンラインでできるビジネスメールの研修 -------------------------------------- ★『仕事美人のメール研修』★ -------------------------------------- 社内で、いつからでも始められ、 受講者の理解度もチェックできる 研修サービスです。 ▼お問い合わせはこちら 11年前から配信中! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン 【 仕事美人のメール作法 】 オンラインでできるビジネスメールの研修 【 仕事美人のメール研修 】 9月に名古屋で「たおやか大和言葉講座」開講します! カミガキのフェイスブック カミガキのツイッター 仕事実績、著書、お問い合わせは・・・ 神垣あゆみ企画室
今週は、 感じよく伝わる言葉づかいについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 伝え方の工夫(2)>
◆─────────────────────────────────◆
「どうしますか」
今週は、同じ意味合いのことでも
相手に感じよく伝わる言い回し、伝え方の工夫を紹介しています。
AとB、どちらにするか決めてほしい。
あるいは
相手はAにすると言うが、Bも考えられる。
相手はAと言っているが、Bを推したい。
このように
相手に早く決めてほしいときや、
相手に判断してほしいとき
こちらが結論を急ぐほど
「どうしますか?」「どっちにしますか?」
と詰問調になりがちです。
そんなとき、
もっと穏やかに対応する言い回しとして
お薦めしたいのが
「いかがいたしましょうか?」
です。
「Aということですが、Bも考えられます。いかがいたしましょうか?」
「AよりもBの方が○○の点で優位性がありますが、いかがいたしましょうか?」
「AとB、2つの方法がありますが、いかがいたしましょうか?」
相手に詰め寄り、問いただすのではなく
問いかけ、考える余地を与える言い回しに変えるだけで
決断が早まることがあります。
こんなときにも
「いかがいたしましょうか?」
は使えます。
貸し会場を押さえたいが、希望する日時は予約でいっぱいというとき
「水曜はすでに満室だそうです。どうしましょうか?」
という対応は、聞いたことをそのまま伝えるやりとり。
これを一歩、進めて
「水曜は満室ですが、木曜なら予約可能だそうです。
いかがいたしましょうか?」
と「水曜はNGでも、木曜はOK」と提案し
相手が別案を検討しやすいようにもっていけば
「では、木曜に」とか
「木曜は都合が悪いので、次の水曜は?」と
次のステップへ進みやすくなります。
問題が起きたけど、どうしたらいいですか?
と相手に全面的に頼る対応ではなく
解決策や選択肢を事前に用意して
どうしましょうか=いかがいたしましょうか?
と尋ねるようにすると相手も判断しやすく
物事が早く進みます。
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【しごび】 の お 知 ら せ
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【神垣あゆみ企画室】
今週は、 感じよく伝わる言葉づかいについてです。 ◆─────────────────────────────────◆ 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 伝え方の工夫 > ◆─────────────────────────────────◆ 「どうなってますか」 ビジネスメールは用件を分かりやすく確実に伝えることが 求められますが 場合によってはとげとげしい言い方、無味乾燥な受け答えに なることがあります。 相手との関係が良好なときや 特にトラブルなどなく、良い状況でやり取りできているときは 気になりませんが 何かしら問題が発生して よろしくない状況、環境のときは メールのやり取りも殺伐としてきます。 特にメールのやり取りは、文字として残るので 会話ではなんとも思わない言い回しが 文字にすると感じ悪く伝わることも。 嫌悪な状態を避けるためにも 伝え方をひと工夫したいものです。 例えば、状況を相手に尋ねる場合 「どうなってますか」は 「いかがでしょうか」と書き換えると 丁寧で印象もソフトになります。 社内報の原稿、どうなってますか? ↓ 社内報の原稿はいかがでしょうか? あるいは 「原稿の進み具合はいかがでしょうか?」 という尋ね方もあります。 相手に催促するときは 「まだですか?」と伝えるより 「いつごろ原稿を送っていただけますか?」の方が 相手にプレッシャーをかけつつ、期日が明確になります。 今週は、このように 同じ意味合いのことでも 相手に感じよく伝わる言い回し、伝え方の工夫を 紹介します。 11年前から配信中! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン 【 仕事美人のメール作法 】 オンラインでできるビジネスメールの研修 【 仕事美人のメール研修 】 9月に名古屋で「たおやか大和言葉講座」開講します! カミガキのフェイスブック カミガキのツイッター 仕事実績、著書、お問い合わせは・・・ 神垣あゆみ企画室
今週は、 気をつけたいメールの敬語の使い方についてです。 ◆─────────────────────────────────◆ 仕 事 の メ ー ル 作 法 < うっかり敬語 > ◆─────────────────────────────────◆ 二重敬語に注意! ビジネスメールだけでなく、 電話や対面での対応でも うっかり使ってしまいがちな敬語の間違いについて 今週は取り上げます。 感覚でなんとなく使ってしまうことが多いのが 敬語を重ねて使う二重敬語です。 × サンプルはご覧になられましたか? ↓ ○ サンプルはご覧になりましたか? 「見る」の尊敬語は「ご覧になる」、あるいは 「られる」を付けて「見られる」とします。 「ご覧になられる」はその両方を混同した誤りです。 × 部長がおっしゃられていた件 ↓ ○ 部長がおっしゃっていた件 「言う」の尊敬語は「おっしゃる」または「言われる」。 「おっしゃられる」も「おっしゃる」に尊敬の「られる」付けた 間違いのパターンです。 × お車でお越しになられますか? ↓ ○ お車でお越しになりますか? 「来る」の尊敬語は「お越しになる」のほかに 「いらっしゃる」「おいでになる」もありますが、 いずれも「られる」を付け加えると二重敬語になってしまうので、 要注意です。 ほかにも 人がなくなることを「お亡くなりになられる」と言ったり書いたり しているケースがありますが、これも二重敬語。 「お亡くなりになる」「亡くなる」が尊敬語の正しい使い方です。 下記も二重敬語を使いやすい言葉なので気をつけましょう。 聞く → お聞きになる × お聞きになられる 借りる → お借りになる × お借りになられる 訪ねる → お訪ねになる × お訪ねになられる ◆─────────────────────────────────◆ 【しごび】 の お 知 ら せ ◆─────────────────────────────────◆ 当メールマガジンの過去の記事が まぐまぐニュースで取り上げられました! ▼仕事で恥をかかないために。正しい「留守電メッセージ」の残し方 ▼だからあなたは嫌われる。「でも・だって」を使わずに済むテクニックビジネスメールを書くときに役立つ 最新の記事が無料で読めます。 平日日刊で無料配信。登録はこちらから
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今週は、 メールで失敗しないための心得についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 余計なひと言(3)>
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日時の変更
既に決まっている日程や時間の変更を
相手に伝えるときに
気をつけなくてはならない、ひと言があります。
「重要な○○があるので、日程(時間)の変更をお願いします」
○○には、「会議」「打ち合わせ」「用件」などの
言葉が入ると思いますが、
問題はその前の「重要な」です。
当人にとって重要であっても
相手にとっては関係ないこと。
むしろ、「重要な○○があり」と
当初の予定の変更を申し出るのは、
暗に
「あなたとの会議(打ち合わせ・用件)は、
それほど重要ではないので、
別件の方を優先させてください」
と伝えているのと同じです。
日時の変更を依頼する際、
変更の理由として、うっかり
「重要な○○があるので」
と書いてしまわないよう、気をつけましょう。
「重要な」以外にも
「大切な客先との」「お得意様との」
などの言い回しも、相手をないがしろにしている
印象を与えます。
このような場合は
「よんどころない事情があり、
日程(時間)の変更をお願いしたいのですが」
として、先方の都合を聞いてから再調整するか
「社内でトラブルが発生し、
やむを得ず日程(時間)の変更をお願いしたいのですが」
のように緊急事態など、いたしかたない理由で
日時の変更を余儀なくされていると伝える方がよいでしょう。
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今週は、 重複した言い回しについて取り上げます。 ◆─────────────────────────────────◆ 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 重ね言葉の言い換え(4)> ◆─────────────────────────────────◆ 「訃報の知らせ」 今週は、意味が重なっている言葉の 書き換えを紹介しています。 「訃報のお知らせ」 人が亡くなった知らせのことを「訃報」と言うため 「訃報」の後に「お知らせ」は不要です。 メールや文書で社外の相手に 関係者の葬儀の通知をする場合は、 件名を「訃報のお知らせ」ではなく 「訃報」とするのが適切です。 「訃報」という言葉を文に使うときは 「出張先で会長の訃報に接しました」 「恩師の訃報に涙した」 のようにするとよいでしょう。 本来、「訃報」の「訃」自体に 死亡の知らせという意味があります。 「友人の訃を聞いて、急きょ出張先から駆け付けました」 のように使いますが 「訃」には、急なというニュアンスが含まれており、 人が亡くなったことを知らせる際は 「訃報」を用いるのが一般的です。 「訃報のお知らせ」のほかに 「訃報を報じる」も意味が重なる言い回しなので 注意しましょう。 ◆─────────────────────────────────◆ 【しごび】 の お 知 ら せ ◆─────────────────────────────────◆ いよいよ最終回。 4月19日(火)の開講です。 テーマは、「お礼」 感謝の気持ちを心を込めて伝えるときの大和言葉を 学びましょう。 ----------------------------------------------------- ひろしまきもの遊び・和ごころ講座 ----------------------------------------------------- 【 人づきあいのたおやか大和言葉 】 ----------------------------------------------------- 少人数の和やかな講座です。男性の参加も大歓迎! ◆時 間/19:00~20:30(90分) ◆場 所/紅茶のお店「linden&chervil」プライベートルーム (広島市中区袋町5-5 袋町アレー2F) ◆受講料/単発受講 1回につき2,000円(テキスト代含む) ※別途、ドリンクのオーダーをお願いします ▼お申し込みは こちらのFacebookページへ
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