今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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仕 事  の メ ー ル 作 法                                           < 読者からの質問(3)
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見積もりの断り文

<読者からの質問>————————————————

見積依頼で希望納期に沿えない場合、次の文面を添えて返信しています。

1)また、納期につきましても日数を記載しておりますが、
5月末で受注が決まっており、
添付資料にありました日程には沿えません。
ご了承のほど、お願い申し上げます。

2)納期の件ですが、5月末まで受注が決まっておりますので、
勝手ながら130日と記載しております。

弊社では希望納期に添えない場合も
見積は先方からの依頼もあり、提出しております。

見積依頼内容によって、1)や2)のような断り文をいれておりますが、
このような断り文でよいのでしょうか。

やはり、「申し訳ございませんが~」や「弊社の勝手で~」
というような一文を入れたほうがよいのでしょうか。
(読者 H.Kさん)
——————————————————————

相手が希望する納期に添えないわけですから
「できない旨」を伝える断り書きはあるほうがよいのではないでしょうか。
例えば…

1)納期につきましては、5月末で受注が決まっており、
ご希望の日程に対応いたしかねますことをご了承ください。

2)納期の件ですが、5月末まで受注が決まっており
大変恐縮ながら、当方の都合で130日と記載いたしております。

1)の「日程には沿えません」という表現は直截的すぎるので
「対応いたしかねます」という婉曲な表現に。

2)は結びの文で「当方の都合で」と理由を述べているので
「5月末まで受注が決まっており」の一文は省いてもよいかもしれません。

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今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                   < 読者からの質問(2)>
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                        代理で返信する場合

<読者からの質問>————————————————

得意先から打合せ依頼のメールを受信し、
上司不在時の代理送信したとき、次のメール文を送信しました。

「いつもお世話になりまして、ありがとうございます。
佐藤が午後から休暇を取っておりますので、
代わりにメール送信いたします。

14日(水)の件ですが、午後2時頃 御社へ伺います。

また、明日は佐藤が休暇を取っておりますので、
何か連絡がございましたら、携帯電話へお願いいたします。」

上記のメールで
「佐藤に確認に致しましたところ~」など
文章に追加したほうがよいでしょうか。

また、携帯電話への連絡が可能という旨を伝えたいのですが、
上記のような文面でよろしいでしょうか。

(読者 H.Kさん)
——————————————————————

打ち合わせの日程の件、携帯への連絡の件
いずれも客先への文面としては少々そっけない印象があるので
少し文章を補ったほうがよさそうです。
例えば・・・

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今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問
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                     「打合せをいただきまして」

<読者からの質問>————————————————

【先日は、打合せをいただきましてありがとうございました。】

上司から指示があって、送信したメール送信内容の一部です。

打合せ後に送信するメールには、
上記のお礼のメールを入れていますが、

“打合せをいただく”という使い方が良いのかいつも悩みます。
上司は“打合せ”という言葉を使いたいようですので、
何か、よい文章はありますか。
読者 H.Kさん
——————————————————————

ここで使われている「いただく」は
打ち合わせをしてくれた相手(客先)を敬う表現(尊敬語)。

「打ち合わせをいただく」より
「打ち合わせをしていただく」と
「いただく」の前に動詞の「して(する)」を入れる方が適切です。

「いただく」は補助動詞なので、
動詞「する」と合わせて使うことで意味を成すからです。

ただ、文章の流れから考えると

「先日は、打合せの時間をいただき(まして)、ありがとうございました。」

という書き方もできます。

カッコ書きにしたように「まして」は省略し
「打合せの時間をいただき」としても差し支えありません。

 
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今週は、メールの効率をアップする方法についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 時短メール(5)
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                       ショートカットで時短

 メールに費やす時間を少しでも短くするための工夫を
 今週はご紹介してきました。

 すでにフル活用なさっているかたも多いとは思いますが
 時短の強い味方、ショトカットキーの使い方を
 ご紹介します。

 超・基本的なところで
 「Ctrl」キーを押しながら「C」で、コピー
 「Ctrl」キーを押しながら「V」で、ペースト
 「Ctrl」キーを押しながら「X」で、切りとり
 「Ctrl」キーを押しながら「P」で、印刷
 はすでにご存じですよね。

 メールを開いた状態で
 「Ctrl」キーを押しながら「R」で、返信メールを開く。
 「Ctrl」キーを押しながら「N」で、新規にメールを開く。
 「Ctrl」+「Shift」+「B」で、アドレス帳が開く

 文字入力の際は
 「Ctrl」キーを押しながら「A」で、すべて選択。
 「Ctrl」キーを押しながら「S」で、上書き保存。

 といったところでしょうか。

 ほかにもメールソフトによって
 できる・できないショートカットがあるようです。

 入力作業の効率化にお役立てください。

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今週は、メールの効率をアップする方法についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 時短メール(4)
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署名で時短

メールに費やす時間を少しでも短くするための工夫を
今週はご紹介しています。

メール開くと、自動的に「署名」が入る設定にしている人は
多いと思います。

※設定方法を知りたいかたは「署名 設定」で検索を!

署名のデザインを集めたテンプレート集もあり、
しゃれたデザインの署名を設定することもできます。

この「署名を設定」するときに、
署名だけではなく、メール冒頭に入る定型の「あいさつ文」も
合わせて入れておくと便利です。

「お世話になっております。
ABC商事の佐藤です。」

「お疲れさまです。総務の竹田です」

のように、必ず入力するあいさつ文を
「社外」「社内」用など、数種類を署名とセットで登録しておき
「署名1」「署名2」のようにタイトルを付けて使い分けます。

▼ あいさつ文+本文+署名 をまるごとテキストに保存
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
上記は「署名にあいさつ文を追加」する方法ですが

メールマガジンの原稿を送るとき、私は
テキストファイルに原稿の基本フォーマットを設定し

その原稿の前には「担当者名」と「あいさつ文」
原稿の後に「署名」を入れ
そのテキストファイルを「全部選択」すれば
そのままメールに貼り付けて送信できるようにしています。

型が決まっている文書なども
同じ方法で「あいさつ文」と「署名」を1セット
まるごとテキストファイルに保存しておくと
時間短縮になります。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 時短メール(3)
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                            添付の時短

 メールに費やす時間を少しでも短くするための工夫を
 今週はご紹介しています。

 気をつけていても、うっかりやらかしてしまうのが
 「ファイルの添付忘れ」。

 これは、先にメール文を書いてから、ファイルを添付しようとするため
 起こりやすいミスです。

 防止策としては、本文を書く前に
 必要ファイルを先に添付してしまえばいいのです。

 その手順をご紹介します。

 1)メールに添付したいファイルの上にカーソルを置く

 2)そのまま右クリック

 3)「送る」から「メール受信者」を選択してクリック

 こうすると、ファイルが添付された状態で送信メールが開きます。

 とても簡単な操作なので、
 添付メールを送るときの習慣にしてしまいましょう。

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         【ビジネスパーソン メール術】(22)
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  長文のメールを送る時の配慮と最後まで読ませるテクニック
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