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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 気になる言葉
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今週は、メールをする際に気になる言葉づかいについてです。

▼ 解除のあおり
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ビジネス系のメールマガジンで目にする「あおり口調」。

冒頭から「このメルマガから得るものがない、と思う人はすぐに購読解除
してください」という類の解除のあおりがあります。

意識の低い読者は要らないとばかりに、このひとことでふるいにかける演
出なのでしょうが、読んでみて興味がなければ、言われずとも解除するも
の。

少なし、発行人やタイトル、内容に関心を持ったから読もうとしているの
に、いきなり強い口調で読者に挑みかからなくても…と思ってしまうので
す。

▼ 気を利かせたつもりが…
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通常のメールのやりとりで、私もついしてしまうのが、聞かれもしない内
容まで先回りして書いてしまうこと。

気を利かせたつもりが、読む側にとっては余計なおせっかいということも
あります。たとえば、「ブログって何?」と尋ねられた場合。

「ブログとは、ウェブログを略した言葉で、一般的に、継続して更新され
る日記形式のウェブサイトのこと…云々」と簡単にその意味を知らせれば
よいところを、必要以上に掘り下げて解説したり、批評を加えてみたり。

問われた内容以外をくどくど書き連ねるのは、相手にとっては負担過多。
却って善意の押し売りになってしまうこともあります。

▼ 情感は別のところに置いておく
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ビジネスメールを交わす際、なるべく主観をはずして客観的に、事実や状
況を伝えるようにしています。

自分の感想や感情を差しはさむと、相手に先入観を持たせたり、相手が聞
こうとしていることから焦点がずれてしまいがちだからです。

問い直される可能性がありそうなことは付加しても、報・連・相の際には
情感は別のところに置いておいたほうがよさそうです。

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