今週は、スパムメールからメール作法を考察してみます。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < スパムにみるメール作法(4) >
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件名あの手この手
▼ あなどれないスパムの件名
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うさんくさい件名もスパムメールにはたくさんあります。
送信者:Yahoo! グループ
件 名:メッセージを配信できません
上記のスパムは、送信者名を詐称しているうえに、ご丁寧に添付ファイル
も一緒でした。
件 名:至急【入札】確認
これはオークションを装った件名。危ない危ない。
送信者:新しいメッセージ
件 名:お客様へお知らせ
件 名:1件の未読メッセージがあります
スパムの件名にも二通りあります。若い女性を装い親近感いっぱいに語り
かけるパターンと、上記のように丁寧語でお客様扱いしてくるパターン。
後者の件名には「本日までですが、いかがいたしましょう」「ご紹介頂き、
ありがとうございます!」などもありました。
こうなってくるとだんだん判断しづらくなってきますね。
▼ 具体性・特定性のある件名に
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スパムの件名を見て、自分のメールの件名を工夫するとしたら…。
件名に具体性を持たせたり、特定できるサイン的な要素を付加していくこ
とでしょう。
たとえば、「お尋ねいたします」という件名。昨日、実際にこの件名のメ
ールを受信し、危うく削除するところでした。「カレンダーについてお尋
ねいたします」とすれば、削除することはなくなりますよね。
先ほど挙げた件名も
「○○の申込受付は本日までですが、いかがいたしましょう」
「△△さんをご紹介頂き、ありがとうございます!」
とすれば、スパムに間違うことはありません。
送信者をフルネームで明記していても、件名にさらに名前を入れておくと
いうのも一つでしょう。どうにでもとれる差しさわりのない件名は避け、
一歩踏み込んだ具体性を持たせてみましょう。
スパムもどんどん進化しています。送信する側もスパムに間違われない工
夫をしていかざるをえません。
2006年2月8日プレス活用術セミナー ————————————-
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