今週は、丁寧な表現について取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 丁寧な表現 >
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丁寧に表す「こそあど」

メールでも会話でも丁寧な言葉遣いは、感じのいいものです。

親近感を抱かせ、堅苦しさを排除するためにあえてタメグチをきくという
風潮がある一方で、きちんとした言葉遣いは、言葉で一線を引くことによ
り、相手に対する敬意を表し、改まった気持ちにさせてくれます。

初対面の相手、仕事を共にする相手には、メールでも対面でも努めて丁寧
語で接したいもの。今週は、丁寧な表現についてご紹介していきます。

▼ 「こそあど」をドレスアップ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「こそあど」という言葉があります。「これ」「それ」「あれ」「どれ」
を意味しますが、これらの丁寧語はそれぞれ「こちら」「そちら」「あち
ら」「どちら」になります。

「こ」を例にとると、物を指すときに使う「これ」以外に、場所を示す
「ここ」、向きを示す「こっち」なども「こちら」に言い換えられます。

「これ」「ここ」「こっち」  ⇒ 「こちら」
「それ」「そこ」「そっち」  ⇒ 「そちら」
「あれ」「あそこ」「あっち」 ⇒ 「あちら」
「どれ」「そこ」「どっち」  ⇒ 「どちら」

普段着の言葉を丁寧語で表すと下記のようなビジネス仕様に変わります。

こっちへ来る時があれば ⇒ こちらにお越しの際は
そっちにあります ⇒ そちらにございます
あそこの店まで ⇒ あちらの店まで
どれにしようか ⇒ どちらにいたしましょうか

普段、使用する頻度が高い言葉ゆえ、ちょっと意識するだけで品のある表
現に変わりますね。

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【しごび】 か ら の お 礼
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ご推薦いただき、ありがとうございます!

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『まぐまぐ大賞2006』【ビジネス・キャリア】に
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今週は海外在住者にメール作法を取材しました。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    <英国暮らしのメール作法(5)
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 メルマガ「ロンドン偏食生活」創刊のきっかけは、2006年4月に渡英10年
 を迎えるにあたり、留学、国際結婚、就職、転職、起業という荒巻さんが
 イギリスでの10年間で得た経験を形にしたいと思ったから。

 発行してから9カ月が経過し、火・木・土という週3回の配信にもやっと慣
 れてきたと言います。

 「まだ、課題だらけですね」と前置きしながら、メルマガについては
 「在英日本人の自信をもった前向きな生活、日本とイギリスの個人レベル
  での相互理解の向上のために私ができることのひとつがメルマガ発行だ
  と思っています。だから、一人でも多くの方に読んでいただきたいです。
  近々、今までの発行分に加筆してE-Bookで販売する予定です」
 と荒巻さん。

 E-Bookというまとまった形式で続けて読むと、メルマガで読むのとはまた
 違った面白さが味わえそうです。

 彼女のメルマガの最後にある

  オトナになったら、今まで通りバランスのよい生活を続けても、
  自分の判断で長所を伸ばす生活に変える自由もある。

  大切なのは、At your own risk(自分で責任を負って)、
  自分で決めること。

 この文章通りの“オトナ”な生活をイギリスで送っている荒巻さん。
 対面した印象とはがらりと異なる硬質で落ち着いた文章は、10年の英国生
 活から培われたものかもしれません。

   ロンドン偏食生活 http://www.mag2.com/m/0000189561.html

   荒巻さんのサイト http://www.snaj.co.uk/
   お問い合わせは… mag21@snaj.co.uk

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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 2007《 美 し い 文 様 》カレンダーの感想です。

 「またまた、おしゃれなカレンダーですね。書とデザインが美しい! 
  そして、日本にずっと続く文様を、
  カレンダーとして毎月見ることができるのがしあわせです」
                         (広島市・A様)

 縁起の良い文様を集めてます!
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書家・ヤマモトテルミによる筆文字カレンダー2007
《 美 し い 文 様 》
        https://www.kamigaki.jp/07calendar.html
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今週は海外在住者にメール作法を取材しました。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    <英国暮らしのメール作法(4)
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私信で書く日本語メールには顔文字がいっぱい! という荒巻さん。
意外ですが、顔文字は微妙なニュアンスも汲み取れるので使うことが多い
そう。

仕事のメールでも丁寧語などを使った柔らかい表現が多く、機嫌の悪い時
に読んでもグサッと気持ちに突き刺さることが少ないのが日本語メールの
良さとも。

「相手が気遣ってくれている様子が手に取るように感じられますよね」と
荒巻さん。

英文メールの場合、日本語のメールに比べるとニュアンスに欠け、冷たく、
事務的に感じられることが多いとか。ですが、それが良さでもあり、イギ
リスでは簡潔なメールを書く人、それを理解する人が多いと言います。

「英国流の作法かもしれませんが、短く、簡潔に、品よく、という姿勢が
メールにもありますね。日本語のメールだと、割り切って簡潔に書けず
長くなりがちですが…。品性や心の余裕はどの言語を使っていても行間
に出ると思うのですが、イギリス人はそれを敏感に感じ取る国民なので、
ぞんざいにできません」

荒巻さん自身はメールを書くとき、英国流の「短く、簡潔に、品よく」に
加え、相手に失礼がないようエレガントであることにも気をつけているそ
う。

「短く、簡潔に」までは実践できても「品よく、エレガントに」となると
難易度が高くなります。相手へのちょっとした気遣いを添えるだけで、メ
ールにも表情が出ます。意識したいポイントです。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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2007《 美 し い 文 様 》カレンダーの感想です。

「わっ。おしゃれになってる!
というのが第一印象でした、カレンダー。
ただでさえ、テルちゃんの字がかっけ~のに、
バックに入っているイラストが粋ですね」(小山市・A様)

12種類の文様をひと月ごとに書のバックにあしらってます。
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書家・ヤマモトテルミによる筆文字カレンダー2007
《 美 し い 文 様 》
https://www.kamigaki.jp/07calendar.html
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今週は海外在住者にメール作法を取材しました。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    <英国暮らしのメール作法(3)
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 日本語でメールを書くことが七割がたという荒巻さんですが、日常では圧
 倒的に英語を使う頻度が高いわけで、英文メールを書くにあたり苦労はな
 かったのでしょうか。

 「既に日本語でメールのルールを知っていたこと、英語で一万語に及ぶ卒
  業論文を書いていたことが強みになり、私の場合、どうやって英文メー
  ルを書こう? と困ったとはないと思います。何を書こう? というの
  は、どの言語でもありますが」と荒巻さん。

 英文メールを書き慣れる方法を尋ねると「とにかく書くこと。失敗しても
 書くこと」と答えが返ってきました。「仕事で書かざるを得なかったとい
 うのがいい訓練だった」とも

 イギリスでは外国人だからといって甘えさせてもらえない分、英語に関し
 ては技術をカバーするツール、例えばスペルチェックなどが充実していて、
 あまり気負わずに書けるのだそう。

 自分の英文が心配なら、そうした使える機能を存分に使って書くと、失敗
 しても「やるだけやった」と笑えるようになる、と荒巻さん。

 「英文メール書くうえで一番参考になるのは、受け取ったメールですね。
  イギリス人の同僚や友人のメールを見て研究しました。不思議なもので、
  日本語で意味不明なメールを書く人は英語でもやっぱり意味不明。もっ
  というと、話が長くなる人はメールも冗長だったりします。文は人なり
  と言いますが、文の集合体であるメールはその人を物語るようです」

 まさしく同感。日本語のメールの文章上達にも参考になる意見ですね。

1月の宝船文は今にも七福神やお宝が
ザックザクとこちらにやってきそうで
幸福な1年を送れそうです。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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 2007《 美 し い 文 様 》カレンダーの感想です。

 「1月の“宝船文(たからぶねもん)”は
  今にも七福神やお宝がザックザクとこちらにやってきそうで
  幸福な1年を送れそうです」(広島市・M様)

 一月の文字は勢いがあって船みたい。私も好きです。
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書家・ヤマモトテルミによる筆文字カレンダー2007
《 美 し い 文 様 》
        https://www.kamigaki.jp/07calendar.html
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今週は海外在住者にメール作法を取材しました。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法    <英国暮らしのメール作法(2)>
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 荒巻さんの仕事は、在英日本人の就職活動のお手伝い。英語の履歴書をチ
 ェックしたり、模擬面接を行うなど、就職に向けてのサポートを行ってい
 ます。

 本業の傍ら取材やそのコーディネート、通訳などをこなしたり、小説家の
 顔を持つ多彩な人です。

 荒巻さんのメール体験は10年前、留学した当初にさかのぼります。
 まだパソコン自体が珍しがられていたころから、大学のパソコンを使って
 ローマ字で日本の友達とメールをしていたと言います。

 自分のパソコンを所有し、インターネットに繋げて日本語でメールを始め
 た時期も比較的早かったそう。

 現在の仕事では電話を使うことのほうが多いという荒巻さんですが、メー
 ルを使うようになってからは電話が苦手になったとか。

 私用でメールを使う頻度は高い様子ですが、イギリスという国自体がまだ
 郵便・手紙文化を重んじているため、口頭ではなくきちんと文字に残した
 いときは、メールではなく手紙が主流なのだそう。

 荒巻さん自身も「仕事でパソコンはよく使いますが、専らワードやエクセ
 ルをプリントアウトして手紙にします」とのこと。

 私のようにメール漬けで手紙から離れつつある生活をしていると、はっと
 させられます。

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 海外のお友達へのプレゼントにする方も多いです。
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書家・ヤマモトテルミによる筆文字カレンダー2007
《 美 し い 文 様 》
        https://www.kamigaki.jp/07calendar.html
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今週は海外在住者にメール作法を取材しました。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     <英国暮らしのメール作法
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 その人の名は、偏食の嬢王様。ロンドン在住で、渡英歴は10年。実の名は
 荒巻 Jones Sophia 徳子さん。

 英国への留学をきっかっけに現地で国際結婚し、就職、転職、起業を経て
 きた彼女は、ロンドン生活10年を機にメルマガまで創刊。

 さぞやバリバリのキャリアウーマンと勝手に想像していたのですが、里帰
 りの際に立ち寄ってくれた広島で会った彼女は、おっとりほんわりとした
 和み系の女性でした。

 イギリスといえば、女王陛下とバーバリーとフィッシュアンドチップス?
 その程度の知識しかなく興味も薄かった私ですが、彼女のメルマガを読む
 ようになって、がぜん興味が出てきました。
 
 私が大好きな米国とはひと味もふた味も違う国の奥深さを知り、そこでの
 荒巻さんの暮らしぶりもなんだかとても楽しそう。なにより文章が達者で、
 物事の切り取り方もうまい。これはタダモノではありません。

 今週は、そんな彼女に英国での仕事や暮らしを通じて感じる日英のメール
 作法の違いなど、お聞きしました。

  ロンドン偏食生活 http://www.mag2.com/m/0000189561.html

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