今週は、言葉の言い換えについて考えます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 言葉の翻訳力(4)>
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語彙を増やすには
今週の四日間は、日本語から日本語への翻訳、言葉の言い換えについて
述べてきました。
言い換えるには、言葉を知っていなくてはなりません。
難しい言葉の意味を知っているから、やさしく言い換えることができます。 難しい言葉だけ、優しい言葉だけよりも、
よくばりに両方知っておくほうが公私共に便利ですし、
人生が少しだけ豊かになる気がします。
では、言葉を知るには?
一番手っ取り早いのは「読む」ことだと思います。
本を読み始めた幼いころのことを思い出してみてください。
読めない漢字、意味の分からない言葉に出くわすたび、
親や兄弟に聞いていませんでしたか?
もう少し年齢が進むと、自分で辞書で調べてはいませんでしたか?
新しい言葉に出合い、意味を探り、自分の中に取り入れたとき、
ひとつ世界が広がります。
これは大人になっても読書を通じて続けていける体験です。
▼ 教養という貯金
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ケータイ小説が人気で、ビジネス書もよく売れています。
でも、その一方で名作「カラマーゾフの兄弟」を読み返す人たちもいる。
読みやすい、わかりやすい、使える本だけでなく、
自分にとって手ごわい文章に対峙することでも感動や発見は得られる
という裏づけかもしれません。
言葉を知るということは語彙力を増やすこと。
持っている語彙が多ければ、それだけ表現力も広がります。
読書は語彙を増やす特効薬です。
時間がないかた、読書が苦手なかたは、まず朝刊一面下のコラムを。
一文の終わりだけを追っても、言い切り、体言止め、呼びかけ、と
いろいろな表現があることに気づきます。
時間のあるかたは辞書をひも解くのもいいですね。
言葉を知る意欲や好奇心を持ち続けていると
自分の中に「教養」という貯金が増えていきます。
教養という財産に値動きはなく、価値も下がりません。
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