今週は、たまったメールの整理整頓についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事  メ ー ル 作 法  < メールの整理(2)
◆─────────────────────────────────◆
分類の基準

毎度受信するメールの整理の仕方として、3通りの方法が考えられます。

1)内容ごとに分類
2)時系列で分類
3)優先順位をつけて分類

1)の内容ごとの分類は
仕事、客先、メルマガなど、メールの内容ごとにフォルダを設け、
分類する方法です。
細分化するほど、フォルダがどんどん増えてしまうのが難点。

2)の時系列での分類は、受信した日づけや時間などで
メールを分類する方法。
長期にわたる仕事のやりとりに向く方法かもしれません。

3)の優先順位を付ける分類というのは、
受信した順にメールをチェックし「即返信」「後で返信」に分けて
対応する方法です。
返信に迷う場合は「保留」という分類も考えられます。

ただ、この場合、「後で返信」に分けたメールは、
返信するのを忘れやすいという難点もありそうです。

▼ 自分なりの基準を設け、分類
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私は昨日も書いた通り、内容ごとに分類派ですが、
私の周りは3)の優先順位派が意外と多いです。

たまった受信メールを「処理」「未処理」に一気に分けて対応する
という人もいました。

いずれにせよ、何らかの基準を持って分類しておくと、読み忘れを防いだり、
後で読み返す時に楽です。

1)の内容ごとの分類では自動振り分けを設定できますが
2)の時系列や3)の優先順位を付けての分類は
手動で振り分ける、という違いがあります。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

好評発売中!

———————————————
★ 筆文字カレンダー2010【 こころの扉 】★
———————————————

2010年版の今回は、がらりと仕様を変更しています。
従来の壁掛け式から、専用のフォルダーで立てかけるタイプに
変わりました。ぜひ、来年1年間、お手元に!

記事全文を読む

今週は、たまったメールの整理整頓についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法               < メールの整理
◆─────────────────────────────────◆
メールの整理から始まる効率化

週明けの今日、職場のパソコンで
迷惑メールを含む大量のメールの整理が最初の仕事
というかたもいるかもしれません。

迷惑メールと言わずとも
忙しさが加速するにつれ、日々、溜まっていくメールの整理もままならない
という人も増えているのではないでしょうか。

仕事に追われ、メールの返信ができなかった相手から
「何かあったのか?」「気に障るメールを送ってしまっただろうか?」
といった問い合わせがあり、当惑したという話も耳にします。

メール対応の効率化を考えるうえで
メールの整理整頓はポイントの一つ。

今週は、メールの整理の仕方について考えていきたいと思います。

▼ 残したメールの処理が課題
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ちなみに私の整理法はと言いますと…

・メールソフトはMozilla Thunderbird を使用
http://mozilla.jp/thunderbird/
・毎朝、「迷惑メール」のフォルダと「ごみ箱」内のメールを処理

・アカウントごとにフォルダを設定し自動振り分け
・メインのアカウントのフォルダはさらに細分化。
客先ごとに振り分け、メールの受信がひと目でわかるようにしている

・メルマガやオークション関係のメール、私用メールは
専用フォルダに振り分け、30日経過後に自動的に処理

仕事関係のメールとメルマガ読者からのメールは
捨てずにとっているのと
事務所と自宅で同じメールが受信できる設定にしているので

ハードディスクの容量を残しているメールデータが圧迫しがちで
定期的な整理が私の課題になっています。

記事全文を読む

今週は、メールの件名について再考します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法             < 件名あれこれ(5)
◆─────────────────────────────────◆
件名で答える

昨日取り上げた
(T/O)の件名
とも関連するのですが

件名として、この方法いいな~と思った書き方があります。
例を挙げてみましょう。

「○月○日の座談会について(神垣)」
という件名で相手に送信した際、その返信の件名が下記です。

「Re:○月○日の座談会について(神垣)<確認しました」

相手の件名はそのままで、
「<」で自分のコメントを添えて返信するという方法です。

どちらかというと社内や懇意な相手とのやり取りに向く方法ですが
これなら、件名を書きかえることなく、書き添えるだけで
相手に意思表示できるので便利だと思いました。

返信する際
相手の件名をいじっていいものかどうか迷うことがあるのですが
(例えば、件名に相手の社名や名前が添えてある場合)
この方法なら、件名はそのままにしておけます。

ただ一つ、疑問に思うのは
返信用に使う記号の向きは「<」と「>」
どちらがいいのかということ。

相手に対して送るなら「>」の方がいいのだろうか…
と細かいことで悩んでいます。

上記のように
件名だけで済ますことができる用件、判断がつく内容というのは
限られてはきますが
日々のやり取りの中で、件名の改善・改良の余地はまだありそうです。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

広島限定情報ですが・・・

書家ヤマモトテルミさんの個展が
12月22日(火)から開催されます!

「書・ヤマモトテルミ展 ~あなたを想うと夜は明るい~」

美人書家 ヤマモトさんが
一人、夜に想うのはどんな人なんでしょうね。

彼女の作品に、その答えが見つかるかも…!?

——————————————
☆☆ 書・ヤマモトテルミ展 ☆☆
~あなたを想うと夜は明るい~
——————————————

日時:2009年12月22日(火)~27日(日)

場所:ギャラリーG
(広島市中区上八丁堀4-1
アーバンビューグランドタワー公開空地内)

☆クリスマス前後のデートコースにもおすすめですっ!

記事全文を読む

今週は、メールの件名について再考します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法  < 件名あれこれ(4)
◆─────────────────────────────────◆
件名だけ、件名なし

メールの件名に「(T/O)」と入れて使っているかた
いらっしゃいますか?

T/Oとは、「Title Only」の略。

本文を読むまでもなく、メールの件名だけで用件を伝える場合に
使われる記号が(T/O)。私は知りませんでした。

例えば…

○○交流会の日程、12月5日に決定(T/O)

のような使い方をします。

確認とか了承、添付ファイルの受領の連絡などは
この(T/O)方式で済む用件が数多くあります。

特に社内や、連絡を頻繁にとる懇意な相手へは
件名だけで判断するやりとりを行っているケースが少なからずありそうです。
携帯メールのやり取りに近い感覚という気がします。

▼ 携帯メール慣れすると、件名を気にしない?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
逆に、携帯メール慣れした若い世代を中心に
パソコンのメールのやりとりで
件名なしのメールに違和感を覚えないケースも増えているのだとか。

パソコンメールの使用頻度が高いと
件名を書かないメールというのは考えられませんが

パソコンより携帯でのメール利用率が高い人ほど
件名がなくても気にならない傾向にあるようです。

内輪のわかりきった相手だけとのやり取りで
通じる環境に慣れていると
件名ばかりか、主語のないメールも少なくありません。

感覚の違いと片付けてしまえば、それまでですが
ビジネスメールの場合、「だれに」「何を」「誰が」伝えるかが
最低限必要なポイント。
(さらに「いつ」「いくら」という項目も付加されます)。

つまり、誰が読んでも分かる書き方にして伝えないと
混乱やトラブルの元。

件名だけでやりとりするのは
ある種、メールの効率化と言えますが

件名のないメールは、効率化以前に
仕事にならないため、注意が必要です。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

今回は、アマゾンキャンペーンは行いませんが
ご購入いただいたかたには特典が!

神垣あゆみ 最新刊
考えすぎて書けない人のための1分間メール術
考えすぎて書けない人のための1分間メール術
クチコミを見る

フレーズ集もぜひ、セットで!
メールは1分で返しなさい
メールは1分で返しなさい
クチコミを見る

記事全文を読む

今週は、メールの件名について再考します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法  < 件名あれこれ(3)
◆─────────────────────────────────◆
同じ件名の見分け方

常に同じ件名で送信されるメールがあります。
例えば「社内報について」という件名。

発行するごとに号数は変わり、主に原稿の送付とはいえ、
その都度メールの内容も変わるはずですが
件名がいつも「社内報の件」だと、受信する側は少々困ります。

私が使っているメールソフトは「Thunderbird」なのですが

受信したメールをスレッド表示する設定にしているので
同じ件名が続くと、スレッドがどんどん長く伸びていき
見分けがつかなくなることがあります。

送信する側としては
定期の仕事のメールのやり取りなのだから
同じ件名でいいではないか
と思いがちですが、

受け取る側にとっては、
区切りや違いが判別しづらく、間違いの元になりかねません。

▼ 整理してメールを送る習慣を
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
同じ仕事であっても、メールの件名を
「社内報80号の件」とすれば
号数が変わるごとに受信ボックスの中で判別しやすくなります。

さらに
「社内報80号 P1-2 原稿」
「社内報80号 表紙 写真6点」
のようにページ数や点数を入れると、より区別しやすくなります。

同じ項目に複数のデータを分けて送るときは
「社内報 P9 画像-1」と通し番号をふったり
「社内報 P9 画像-1/3」と全体の中の何番目に相当するか表示
しておくのもよいでしょう。

同じ件目に整理番号を付けるだけで
送信する側も受信する側も、後の処理がしやすくなります。

G-mailの場合は
「社内報80号」で検索すれば、
その号でやりとりしたメールがさっと検索できるので便利です。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細

記事全文を読む

今週は、メールの件名について再考します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法  < 件名あれこれ(2)
◆─────────────────────────────────◆
件名の句点

「件名に句点は必要なのでしょうか?」
と人から尋ねられ、即答できませんでした。

私自身も、件名に句点を入れたり、入れなかったり
することがあるからです。

通常、件名の多くは
「○○の件」
「○○に関するご連絡」
のように体言止めで終わったり

「○月○日の打ち合わせについて」
と件名が終わることが多いのですが、たまに

「○○の原稿です」
「○○のご協力をお願いします」
と件名が一文になることがあります。

「至急ご返信お願いします!」のようなケースだと
エクスクラメーション・マーク(!)で強調したりもしますが

「です」「ます」で終わる普通の文章の件名の場合
句点を付けるべきか否か
私自身も迷うことが多いのです。

▼ 件名はタイトル、と考えると…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「モーニング娘。」に代表されるように
名詞など、本来付けるべきでない言葉にも句点を付けて強調することが
流行して、迷いを感じている人もいるかもしれません。

私は、あれこれ迷った挙句、
「○○の資料、拝受しました(神垣)」とか
「お便り、ありがとうございます【しごび】神垣」
のように、文の後に名前を入れて
見た目の収まりをよくしていました(単なる自己満足ですが…)。

件名に句点はあってもなくてもいいものかもしれませんが
考え方としては…

件名とは本来、メール本文のタイトルに相当するもので
メール本文の文章とは別物であることから
句点は不要
としていいのではないでしょうか。

いずれにせよ、私のように
その都度、句点を入れたり入れなかったりするより
どちらかに統一することが大切です。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

お待たせしました!
カレンダーがやっとできあがりました。

———————————————
★ 筆文字カレンダー2010【 こころの扉 】★ 
———————————————

2010年版の今回は、がらりと仕様を変更しています。
従来の壁掛け式から、専用のフォルダーで立てかけるタイプに
変わりました。

残念ながら、この2010年版を最後に
筆文字カレンダーの制作は終わりにします。
毎年ご購入くださっていたかたも多く
申しわけなく思っています。

でも、かなり満足のゆく仕上がりですので
ぜひ、来年1年間、お手元に置いてやってください!

★ 筆文字カレンダー2010【 こころの扉 】

記事全文を読む