今週は、メールについての雑感です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < メール徒然(4)
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社内でメール談義

先日、ある地元の企業の「ビジネスメール講座」として2週にわたり、顧
客満足度を上げるビジネスメールについて話をしました。

実践的で、社員のみなさんがすぐ使える内容にしたかったので、課題を出し、
「こんな無理難題を持ちかけてくる客先に対して、どのようにメールで返
答すればよいか」という想定で、参加者それぞれに対応メールを書いても
らい、希望者には添削を行いました。

講座では、実務で困っているメールの書き方についての質問にも回答。
そうすると、それが呼び水になったのか、講座の中でも参加者から意見や
質問が飛び交い、講座の後も数名の参加者と日ごろのメール対応について
ざっくばらんにアフタートークができて、私自身もいろいろな発見があり
ました。

会社によっては、席が隣同士でも直接話をせず、メールで連絡というとこ
ろも実際にありますが、このように、社内のメール対応について社員同士
が話をする機会を持つことは大事だなと感じました。

日ごろ、疑問に思っていることを打ち明けたり、対応に困ったやりとりに
ついて意見交換することは、社員相互の認識やスキルアップにつながり、
社内のメール対応のレベルを上げることにもつながります。

わざわざお金をかけて、社員向けのセミナーや研修を行う会社は少ないで
すが、社内でメール対応についての問題意識を持ち、「こういうときはあ
あしよう、こうしよう」という会話があるところは、社員全体のメールの
対応レベルが高く、気持ちの良いやり取りができているように感じます。

特に経験が浅く、メール対応に時間がかかる若手社員ほど、同僚や先輩に
メールについて聞く機会、話す機会を積極的に設け、自分の書き方の弱点
や不足している部分を補うようにすると、上達も早いですよ。

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