今週は、「書く力」を上達させる日々の訓練についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 「書く」ための基礎訓練(2)
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                        書くために「読む」

 「書く」力を上げるためには
 「読む」「聞く」「話す」「調べる」
 ことも重要と、前回のメールマガジンで述べました。

 「書く」ことと対をなすのが
 「読む」ことです。

 特に、新聞や書籍など
 紙に印刷された活字を
 読むことを意識的に続けることが重要。

 なぜなら
 新聞、雑誌、書籍の文章は
 「書き手」だけでなく、
 それを読み、整える、
 「書き手」以外の人(多くの場合、編集者)の手が入っており

 文章の完成度、という点で
 精度が高いからです。

 ブログやSNSから発信される
 ネット上の文章には
 視点や内容が面白いものが多く
 引き込まれるのですが

 一人の書き手から発信されるため
 文章自体はラフで、外した表現が多くなります。

 文章を書く上で
 お手本とするなら
 人の手が加わった、精度の高い文章に触れる頻度を
 増やすことです。

 もっとも身近な“紙の活字”として
 挙げられるのが新聞記事。

 新聞一面の一番大きな記事は
  ・見出し
  ・リード(前文)
  ・本文
 という構成になっています。

 ・見出し → タイトル
 ・リード → 概要
 ・本文  → 詳細

 という組み立てを意識しながら読むことで
 メールを書く際に強調される
 「結論から先に書く」
 という文の運び、展開を学ぶことができます。

 また、語彙や表現を知るには
 書籍、それも、ビジネス書や自己啓発本の類より
 小説や文学作品がお薦めです。

 例えば
 出版各社が夏のキャンペーンで掲げる
 文庫のラインナップ(「新潮文庫の100冊」など)
 には、文学作品の古典から現代の作家のものまで
 幅広く良質な作品がピックアップされています。

 こうした“紙の活字”も
 ネット上で読むことができるケースも増えています。

 書くための訓練の一つとして
 “紙の活字”に触れる機会を
 一日一回、意識的に取り入れてみませんか。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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 1月27日(火)に開催の
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 は定員に達したため、受付を終了しました。

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      【仕事美人 トーク・カフェ】VOL.24
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