今週は、「書く力」を上達させる日々の訓練についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 「書く」ための基礎訓練(5)>
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「調べる」ひと手間
「書く」ための基礎訓練として
覚えておいてほしいこと
最後の一つは「調べる」ことです。
「この言葉、どの漢字?」とか
「同音異義語、どっち?」とか
メールを書くときも
迷ったり、分からなかったりする言葉が
あると思います。
パソコンの変換候補で
「それっぽい」文字が候補に挙がってきますが
それに頼らず、自分で調べるという
ひと手間を惜しまず、実践してほしいです。
わざわざ図書館へ足を運ばずとも
インタ─ネットを活用すれば
即時に言葉の意味を調べることができます。
パソコンの文字変換に頼って、それを鵜呑みにしたりせず
疑問に思った言葉は
辞書などを使って自分で調べて
正しい使い方や用法を自分で確認しましょう。
自分で「調べる」という行為なくして
語彙を増やすことはできません。
「これでいいのかな」
と感じた時点で、調べて確かめる習慣をつけましょう。
繰り返し当メルマガで述べていることですが
ひとつ、基準になるものを持っておくといいですね。
辞書でもいいし
もっとコンパクトな
「記者ハンドブック」のような
基準となるものを持っておくことをお勧めします。
自分が判断に迷った時に指針になる
「基準」を持っておくと
誰に対しても説明することができます。
なんとなくとか、あいまいな基準でなく
「わたしは(当社では)これを基準に表記を統一しています」
と相手を説得できる材料を手元に置き
社内や部署内で共有しておいてほしいと思います。