今週は、尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 敬語の使い分け(2)
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「来る」の敬語

前回、取り上げた「行く」の敬語の使い分けに対して
今回は「来る」の尊敬語・謙譲語・丁寧語についてです。

「来る」の尊敬語 = 見える(お見えになる)

例)昨日、会長がお見えになりました。

※ほかに「いらっしゃる」「おいでになる」「お越しになる」も使います。

「来る」の謙譲語 = まいる

例)本社へは昨日、まいりました。

※目上の相手が「来る」ことを敬語で表すとき
尊敬語と謙譲語を取り違えやすいので注意しましょう。

× 会長が本社へまいられました。

○ 会長が本社へいらっしゃいました
(おいでになりました・お越しになりました)。

※来客のために自分が頼んだ車が来る場合は……
迎えの車が10時に来ます。

お迎えの車が10時にまいります。

「来る」の丁寧語 = 来ます 

例)本社から荷物が来ます

<敬語の基本>

・敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。

・尊敬語は、相手に対する敬意を表すもので、主語は相手。
相手の動作や存在を高める言い回し。

・謙譲語は、自分をへりくだることで、相手に敬意を表すもので
主語は自分。
自分の動作や存在を低めて、動作が向かう先の相手を高める。

・丁寧語は、相手への敬意を込めて、動作や存在を丁寧に、
あるいは上品に言い表すもの。

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