今週は、年末年始のメールのやり取りについてです。
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仕 事  の メ ー ル 作 法          < 年末年始のあいさつ(3)
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                            相手への返礼

今週は、年末年始ならではのメール対応について
取りあげています。

年末年始のあいさつをメールで受け取った場合、
返信する際のキーワードは「こちらこそ」です。

前回、述べた
直接対面してあいさつできなかった場合の
返信の例を挙げると……

▼年末のあいさつ< 年末年始のあいさつ(2)>VOL.2772

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ご足労いただきましたのに、
不在にして(たてこんで)おり、心苦しい限りです。
こちらこそお世話になり、ありがとうございます。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
————————————————

2行目の「心苦しい限りです」は
「失礼いたいました」「恐縮です」
としてもいでしょう。

あるいは
————————————————–
せっかくお越しいただきましたのに
こちらこそ不在にしており、失礼いたしました。
お気にかけていただき、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

—————————————————

このように
不在の非礼に「こちらこそ」を付ける言い方もあります。

相手からの年始のあいさつメールへの返信としては

————————————————
明けましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
————————————————

このように
返礼にも「こちらこそ」を添えるとよいでしょう。

相手あっての自分であることに感謝し、
「お互いさま」「おかげさま」
という気持ちを返礼に添えて伝えたいものです。

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【しごび】 の お す す め
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今週は、年末年始のメールのやり取りについてです。
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仕 事 Begin の メ ー ル 作 法      < 年末年始のあいさつ(2)
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年末のあいさつ

今週は、年末年始ならではのメール対応について
取りあげています。

年末が近づくと
仕事納めの前に、客先や取引先への
あいさつ回りを行う会社が多いと思います。

相手のところへ足を運び、
直接会ってあいさつをするのが基本ですが

相手の不在や都合で
対面できないこともあります。

そんなときは会社に戻ってから
———————————————-
ご不在の時に伺ってしまい、失礼いたしました。
今年も大変お世話になり、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
———————————————-

と連絡を入れておくとよいでしょう。

相手が忙しくしていて、
十分にあいさつができなったという場合は

「ご不在の時」の代わりに
「ご多用中に」「おとりこみ中に」
として連絡を。

感謝の言葉は
「ありがとうございました」と過去形にせず
「ありがとうございます」と敢えて現在形にしたのは、

これまでの感謝で終わりにするのではなく、今そして
これからのお付き合いを願う気持ちを込めたからです。

年末のあいさつの主旨は
1年の感謝を相手に伝えることです。

長々と言葉を飾り立てずとも
お世話になったお礼をまっすぐに伝え、

新たな気持ちで次の年のお付き合いへの
心構えを持つことが大切ではないでしょうか。

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今週は、年末年始のメールのやり取りについてです。
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仕 事 Begin の メ ー ル 作 法 < 年末年始のあいさつ
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新年のあいさつ

すでに年賀状の準備に追われている会社も
多いのではないでしょうか。

年賀状のやり取りを廃止するところも増えていますが、
メールで年始のあいさつをするような場合にも
気をつけておくことがあります。

「新年明けましておめでとうございます」
という表記です。

最も一般的な年始のあいさつと思われがちですが、
「明けまして」の前に「新年」を付けると
重言になってしまいます。

「明ける」は新年になることを意味するので
「明けまして」で始める場合は
意味が重なる「新年」を用いるのは避けます。

「明けましておめでとうございます」

とするか、
「新年」を使って挨拶をする場合は

「新年おめでとうございます」
「謹んで新年のごあいさつを申しあげます」

といった一文をお勧めします。

「謹賀新年 明けましておめでとうございます」
という一文も祝いの言葉が2つ続くことになるので注意を。

メールの場合は書き出しを「謹賀新年」とするよりは
「明けましておめでとうございます」とする方がふさわしいです。
※その理由はこちら

1年の初めに、あらたまった気持ちを伝えるあいさつが年賀状です。
メールで新年のあいさつをする場合も
相手に対して「新たな年を迎える喜びを祝う」のが主旨なので

相手のことより
自分の都合や予定、目標を前面に出すのは控えましょう。

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【しごび】 か ら お 礼
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今週は、メールでしてはならない間違いについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法              < メールの間違い(5)>
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                      間違えられたときの対応

 今週は、ビジネスメールのやり取りで
 してはならない間違いについて取り上げてきました。

 メールを送信する際は
 相手の「名前」「役職」などを間違えないよう
 くれぐれも注意が必要です。

 でも、相手が
 自分の名前を間違えていたら……

 早い段階で訂正する方がいいですが
 相手に指摘しづらいものです。

 過去の記事に対応策を書いているので
 参考にしてください。

 ▼相手の名前を間違えていた場合< こんなとき、どうする? >VOL.2406
 

 相手の間違いに対して
 「それはうそです」
 という言い方、書き方をする人がいます。

 人をだまそうとして
 偽るのは「うそ」ですが

 単なる思い違いや不注意による間違いは
 人を欺こうとしてしたわけではないのですから
 「うそ」と指摘するのは、行き過ぎではないでしょうか。

 「△△は〇〇の間違いではないですか?」

 「確認ですが、△△の表記は〇〇ではないですか?」

 と、「間違い」かどうかを相手に尋ねる、確認する言い回しの方が、
 角が立たず、相手も受け入れやすいと考えます。



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 【しごび】 の お す す め
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 お願い事をするときには「差し支えなければ」

 誘いを断らざるをえないときには「よんどころない事情で」

 いつも気に留めてくれる相手には「お心にかけていただき」

 といった具合に、大和言葉を使うと
 言い回しがやわらかくなり
 相手の心にすっと届きます。

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今週は、メールでしてはならない間違いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < メールの間違い(4)
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                        間違えたときの対応

今週は、ビジネスメールのやり取りで
してはならない間違いについて取り上げています。

相手の「名前」「役職」などを
間違えてメールを送信してしまったら……

きちんと訂正したうえで
 すぐにお詫びのメールを送りましょう。

「先ほどのメールで、お名前(役職)を書き誤っており、
  大変失礼いたしました。申し訳ございません」

このとき
「うっかりして」とか
「うかつにも」といった言葉は
使いません。

名前や役職の書き誤りを強調するにすぎず、
相手を軽んじている印象しか与えないからです。

私は人の名前を覚えるのが苦手で、
なかなか覚えられないうえに、
本人に出会った時にとっさに名前が思い出せず
苦労することがあります。

対面では名前がすぐに思い出せなくても
メールの場合は
送信前に調べたり、確かめたりすることができます。

名前の漢字表記、
現在の役職、
正式な社名の表記など、
相手の名刺などで確認を。

間違えたら謝ればいいということではなく
礼儀として
相手の名前や役職、社名は間違えないよう
送信前に十分に確認してから
送信することを心がけましょう。

 

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今週は、メールでしてはならない間違いについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < メールの間違い(3)>
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                         アドレスの間違い


 今週は、ビジネスメールのやり取りで
 してはならない間違いについて取り上げています。

 相手の「名前」「役職」のほかに
 盲点になっているのが
 「メールアドレスの間違い」です。

 名刺を見て相手のアドレスを入力するとき
 アドレス帳に間違えて登録。

 メールソフトのアドレス帳の管理が甘く
 似た人名、似たアドレスを取り違え
 違う相手にメール送信。

 メールの最後に付ける
 署名のアドレスが間違っていた。

 いずれも単純なミスですが
 見落としていて
 自分では気がつかないことも。

 特に、似たアドレスへの送信間違いは
 情報漏えいにつながる危険もあるので
 注意が必要です。

 info@
 で始まるアドレスは、多く見られるので
 社名などをきちんとアドレス帳に登録しておかないと
 間違いやすいです。

 sasaki@
 tanaka@
 のようにアドレスの@の前が同じ名前で
 取り違えることもあります。

 この場合もアドレス帳に
 どの会社の佐々木さんで、田中さんか
 アドレス帳に分かるように登録しておく必要があります。

 アドレスを入力する際の注意点としては
 「-(ハイフン)」と「_(アンダーライン)」も
 間違いやすいので気をつけましょう。

 メール以外で自分のアドレスを入力したり、登録することもあります。
 自分のメールアドレスだから間違えることはない
 と過信せず、
 アドレスを辞書登録しておくことをお薦めします。

 複数のアドレスを使い分けて使用する場合も
 辞書登録しておくと便利です。



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