今週は、うっかりタイプミスしやすい言葉を取り上げます。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 間違いやすい言葉(2)>
◆─────────────────────────────────◆
漢字の間違い
以前、当メルマガの記事内で
「同音異義」が「同音意義」になっていて
読者からの指摘で気がついたことがあります。
このように間違いに気づきにくいのが
四字熟語などの漢字で構成された言葉です。
「試行錯誤」が「思考錯誤」に
「誠心誠意」が「精神誠意」になっていたり…
ということがあります。
熟語でなくても
「会社更生法」が「会社更正法」に、
「健康保険」が「健康保健」に、
「私自身」が「私自信」になっていることも…。
メールの場合、文字間、行間とも詰まっているので
特に漢字の羅列は間違いに気づきにくい傾向にあります。
「漢字+ひらがな」の組み合わせも
うっかりできません。
「意外にも」が「以外にも」に、
「50周年を迎える」が「向かえる」に、
「自信がある」が「自身がある」になっていることがあります。
これらは、「○○以外」を「○○意外」にして
漢字使いを取り違えることもあるので、注意が必要。
パソコンの文字変換に頼っていると見過ごしがちです。
ある種の業界用語としては
「プリント基板」を「プリント基盤」にするような
間違いもあります
扱いによって、表記が異なるのが
「給湯器」と「給湯機」。
一般に
「給湯器」は、家庭用に取り付ける単体の器具
「給湯機」は、設置に工事を要する給湯の機械
という捉え方の違いがあるようです。
電気給湯のパンフレットを制作した経験がありますが
メーカーや電力会社によって、表記が異なり
厳密な使い分けの基準ははっきりしていないようです。
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』
その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版 登録はこちらから