今週は、メールに使うにはくだけすぎる表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気をつけたい表現(5) >
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「超すごい」
今週は、使い方に注意したい
口語的なくだけた言い回しについて取り上げてきました。
今週、とりあげた
「わたし的には」
「なので」
「はんぱない」
「よろしかったでしょうか」
は、若者言葉と言われるものです。
一種の流行語とも言え、
若者でなくても「使ってみたくなる」言葉でもあります。
使い始めると、それが当たり前になって
本来の意味や使い方を忘れてしまい
違和感もなくなっていきます。
言葉は生き物。
時代とともに変化して
それが定着していくのだから、いいではないか
という意見もありますが
年齢を重ねるほど、若者言葉を使うことがそぐわなくなってくる
のもまた事実。
裏を返せば、
いい年をして若者言葉ばかり使っているのは
教養がなく見える……と言いますか。
すっかり定着して
私自身もつい使っているのですが
気をつけなくては、という自戒を込めて
今回、紹介してみました。
最後にひとつ。
「超すごい」
「超」は本来、「超+名詞」の組み合わせで
「超高層ビル」「超特急」のように使います。
「超すごい」は
「超+形容詞」となり、俗な用法。
「すごい」自体もくだけた表現で
本来の使い方は「すごく」です。
ビジネスメールでは
「すごく楽しいかたですね」
「驚きました」
のように別の表現に言い換えるほうがよさそうです。
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