今週は、「ら」抜き言葉にについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      <「ら」抜き言葉に注意
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うっかり抜けていませんか?

「見れる」
「来れる」
「食べれる」

上記の言葉には、ある言葉が抜けています。
さて、それは何でしょう?

「ら」ですね。
正しくは

「見られる」
「来られる」
「食べられる」

と表記します。

ただ、話し言葉を中心に「ら」を省いた
いわゆる、「ら」抜き言葉が目につき、耳にする機会が増えてきました。

確かに、口に出して言うと
「ら」を抜いて
「見れる」「来れる」「食べれる」
と言う方が簡易で、しゃべりやすい感じがします。

ですが、ただ話しやすい使いやすいというだけで
そのまま書き言葉にも流用してしまうと
文として拙い印象を与えるのも否めません。

今週は、こうした
「ら」抜き言葉について取り上げていきたいと思います。

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今週は、ひと言付け加えたい表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 緩衝材になるひと言(5)
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                        「勝手を申しますが」

今週は、日々のメールに添えると好感度がアップする
「緩衝材になるひと言」をご紹介してきました。

用件の前に添えるとよい言葉としては、ほかにも次のフレーズがあります。

勝手を申しますが
こちらの都合で変更してもらうようなときに添えるとよいひと言。
「勝手ながら」という言い回しもあります。

例)勝手を申しますが、下記の通り日程の変更をお願いいたします。

ご面倒をかけますが
「お手数をかけますが」と同じように、
相手の手を煩わせるようなお願い事をするときのひと言。

例)ご面倒をかけますが、再度ご確認いただけますか?

もし、よろしければ
「差し支えなければ」と同様に、相手の都合を尋ねて事を成すときに
添えるとよいひと言。

例)もし、よろしければ、合わせて対応いたしますので
お申し付けください。

これらのひと言は
相手に、こちらの用件を受け入れてもらいやすくするための
「緩衝材」となる効果があります。
使いこなして、コミュニケーション上手を目指しましょう。

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今週は、ひと言付け加えたい表現についてです。
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仕 事  の メ ー ル 作 法          < 緩衝材になるひと言(3)
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                       「お手数をかけますが」

今週は、日々のメールに添えると好感度がアップする
「緩衝材になるひと言」をご紹介しています。

ちょっとしたお願いごとや依頼をするときには
「お手数をかけますが」
のひと言を添えます。例えば…

お手数をかけて恐縮ですが、ご返送をお願いします」
お手数ですが、再度ご確認いただけますか?」

という使い方をします。

「手数」とは、相手のためにことさらにかける手間のこと。
「手数をかける」は、他人に骨折りをしてもらうことを意味します。

こちらの都合で人の手を煩わせるようなときに
「お手数をかけて~ですが」のひと言を添えると
「~してください」といきなり依頼をするよりも
文が和らぎます。

「お手数をかけますが」のほかに
「お手数ですが」
「お手数をおかけしますが」
というフレーズもありますが

「お手数ですが」はやや簡略な印象
「お手数をおかけしますが」は「お」が続いて丁寧すぎる感があり

私は「お手数をかけますが」が一番しっくりくる
自然な表現と思うので、使う頻度が多いです。

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今週は、ひと言付け加えたい表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法          < 緩衝材になるひと言(2)
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「申し訳ありません」

今週は、日々のメールに添えると好感度がアップする
「緩衝材になるひと言」をご紹介しています。

謝罪の際に使うのは
「申し訳ございません」ですが

相手の意に添えない
断らざるを得ない
というときに、添えるとよい言葉として
「申し訳ありません」「申し訳ありませんが」
があります。

例えば、相手から急に仕事を依頼されたが
すぐに対応できない。そんなとき

「無理です。できません」

と返信するよりも

申し訳ありません。15時までに送らなければならない書類がありますので
その後の対応でもよろしいですか?」

と返信すれば、相手も「待つ」なり、「別の人に頼む」なり
次の手を打つことができます。

申し訳ありませんが、少々お時間いただけますか?」
申し訳ありませんが、今回は出席できません」
「お待たせして申し訳ありませんが、確認ができ次第、ご連絡いたします」

このように、「申し訳ありません(が)」は
文字通り、相手に「申し訳ない」と思う気持ちを伝えるひと言。

「申し訳ございません」と謝罪するほどではない
けれど「すみません」では軽々しい
そんなときに使える緩衝材になる言葉です。

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今週は、ひと言付け加えたい表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 緩衝材になるひと言
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「恐れ入ります」

伝えたいことを率直に、聞きたいことを端的に
述べることは大切ですが

メールの場合、直截過ぎる表現は
「コワイ」「キツイ」「高圧的」という印象を与えることも。

そこで活用したいのが
緩衝材になるひと言です。

クッション言葉とも言われ
文の印象を和らげる働きがあります。

「すみません」「すみませんが」もその一つですが
私はできるだけ
「恐れ入ります」「恐れ入りますが」を使うように心がけています。

「すみません(が)」より「恐れ入ります(が)」の方が
丁寧できちんとした印象を与えると思うからです。

人が使っているのを聞いて、感じがいいな
と思ったのがきっかけで、意識して使うようになったのですが
表現がワンランクアップし
好印象を与えるひと言だと感じます。

書き言葉だけでなく
話し言葉でも自然に使いこなしている人を見ると
「素敵だなぁ」と思います。

今週は、このように
覚えておきたい「緩衝材になるひと言」を
紹介していきましょう。

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今週は、繰り返し使いがちな言葉についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法          < 多用を避けたい言葉(5)
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                        「思います」の多用

今週は、繰り返し使ってしまいがちな言葉についてとりあげてきました。

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大変ご迷惑をおかけしたと申し訳なく思います
今後は改善していきたいと思います
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上記の文例のように「思います」が続くと
逃げ腰で自信がなさそうな印象を与えます。

断言・名言を避けることで、
申し訳ないという気持ちより
「逃げ」の姿勢を印象付けてしまうことに。

特にお詫びのメールなどは
きちっと言い切ったほうが説得力が増します。

————————————————
大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした
すぐに改善いたします
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大変ご迷惑をおかけしました
今後は○○について改善いたします
————————————————

このように、言い切ること
「すぐに~する」と迅速な対応を示すことで
相手に与える印象が変わります。

「思います」も
文になじみやすく、結びの言葉として使いやすいため
繰り返しても気づかず流してしまうことがありますので
読み返してチェックしましょう。

 
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