今週は、 贈り物を渡すときのフレーズについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 贈る気持ちを伝えるひと言(4)
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                        「つまらないもの」?

今週は、贈り物をするときに
添えたいひと言を紹介しています。

物品を贈るときに、
つまらないものですが
と、いう定番フレーズがあります。

大したものではないのですが……
という謙遜の意が
「つまらないもの」
という言葉には込められているのですが

これに代わる、
もっと感じの良い言葉はないでしょうか。

心ばかりのもの(品)ですが

形ばかりではございますが

はどうでしょう。

心ばかりのものですが、皆さまで召しあがってください

形ばかりではございますが、お祝いの品をお送りしました

「つまらないものですが」と
必要以上にへりくだらなくても
「ほんの気持ちです」という
心遣いが伝わる言い回しです。

弔事のとき、お供えやお花を送る場合も

心ばかりでございますが、御花料を別封にて送付いたしました」

形ばかりでございますが、どうかご霊前にお供えください」

のように使うことができます。

このほかに
ささやかではございますが
些少ではございますが
といった言い回しもあります。

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今週は、知っておきたい漢字の表現を紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法               < 難しい漢字講座
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                             「鑑みる」

すでに連休に入っているという
読者の方もいるかもしれませんね。

今週は、少し力を抜いて、
雑学的な内容をお届けしますので、
気楽にお付き合いください。

先週は、限りなく口語調の
くだけた言い回しを取り上げましたが
その反対が難しい漢字を使った言い回しです。

例えば
鑑みる」。

「かんがみる」と読み、
過去の例や、現在の様子と比べ合わせて考える
ことを意味します。

例)先例に鑑みて決定いたします。

「鑑みる」を使うと、文書自体が
改まった印象になります。

言い換えるとしたら
「のっとる」でしょうか。上記の文例であれば
「先例にのっとって決定します」
とすると若干、印象が和らぎます。

「鑑みる」は
鏡や水などに映してみるという意の
「かがみる」
から変化した言葉だとか。

新聞表記でも「鑑みる」で統一されており、
頻繁に使うことはなくても
覚えておいてよい言葉の一つとして挙げました。

今週はこのように
難しい漢字を使った言葉を取り上げて
いきたいと思います。

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今週は、読者の方からの質問に回答します
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(5)
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                         「ご笑納ください

<読者からの質問>————————————————

「ご笑納ください」の使い方について、ご教示いただきたく、
メールを差し上げました。

弊社に見学や視察にいらっしゃった外部のお客様に、
その時の様子のお写真をお礼状と共にお送りするのですが、
「お写真を同封いたしました。ご笑納ください。」という使い方は適切ですか?

お客様ご本人が写っている写真なので
「笑納」ではおかしいと思うのすが、同僚はそう書いています。

私の周りに日本語の達人がおらずモヤモヤしております。
(読者 K.Sさん)
——————————————————————

「ご笑納ください」は
たいしたものではないので、どうぞ笑ってお納め(受け取って)ください
という意味合いで使う、一種の謙遜表現です。

客先や目上の相手に贈り物をするときの
へりくだった言い回しとして
よく使われますが

上記の質問では
粗品とか記念品ではなく
会社を訪れたお客様を写した写真なので

K.Sさんが書いている通り「ご笑納ください」
を使うのはふさわしくありません。

代わりの言い回しとしては
「お納めください」「お受け取りください」
が挙げられます。

「お写真を同封いたしました。ご来訪の記念にお納めください

という一文を添えてみてはいかがでしょうか。

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今週は、読者の方からの質問に回答します
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問(4)
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                            社内の反応

昨日、取り上げた「敬語の向かう先」についての質問と回答に
質問者から次のような返信があったので、紹介します。

<読者からの返信>————————————————

このようなケースでは、やはりB社に対する敬語は不要ということですね。
とても腑に落ちました。

ただ悲しいのは、このような敬語はおかしいです、
むしろ提出先のお客様に対して失礼にもなります、と
社内で指摘しても受け入れられないことです。

私自身「敬語の向かう先」ということを
今回初めて意識したので偉そうなことは言えないのですが、
「社外の会社や人すべてに敬語は使うもの」という一元的な考えに
安住している人たちは耳を貸してくれませんでした。

「させていただきます」もいまだにかなり横行していて悲しく思う反面、
言葉は変化していくもの、多数派の勝ちなんだろうか、
今回の文書にしても、お客様も「社外全てに敬語は使う」派だったら
問題ないのだろうし……と、思い悩む毎日です。
(いえ、そんなに深くは悩んでいませんが^^;)

せめて自分が当事者として作成する文書では、
できる限り正しい日本語を使うよう、今後も努めてまいります。

(読者 M.Sさん)
——————————————————————

M.Sさんのように
「なんだか変だな」と気づき
調べたり、人に質問して
自分では納得できたのに

それを社内で指摘しても
「うちの社では昔からこうだから」と習慣化していたり
「今までこれで通用したんだから問題ない」とやり過ごされたりして
受け入れてもらえない

という声は、他の質問者からも何度となく聞いてきました。

メールの言葉遣いや言い回しが
本来の使い方とは違っていても
「多勢に無勢」「長いものには巻かれろ」
さらには
「言葉は生き物。変わっていくものだから」
と片付けられてしまうのは、切ない話です。

でも、M.Sさんが最後に書いている通り
「せめて自分が当事者として作成する文書では、
できる限り正しい日本語を使うよう、今後も努めてまいります」
という気持ちを忘れずに持ち続けてほしいと願っています。

小さな抵抗、わずかな力かもしれませんが
社内の理解は得られなくても
自分が直接指導する新人や後輩には
教える機会があるかもしれません。

言葉の本来の意味とか使い方、
正しい表現と誤った表現の違いを
知らずにいるより、知っておくことで
あなた自身の信頼が増し、好印象を与えると信じています。

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今週は、気になる敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 敬語注意報(3)
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                      「お亡くなりになられる」

「映画監督の大島渚さんがお亡くなりになられました

昨日は様々なメディアで、大島渚監督の訃報が報じられました。

ラジオでよく耳にしたのが上記の文例に挙げた
「お亡くなりになられました」です。

「死ぬ」の婉曲な言い方が「亡くなる」です。
その尊敬語は

「お亡くなりになる」あるいは
「亡くなられる」です。

「お亡くなりになられました」は
この「お亡くなりになる」と「亡くなられる」を混同した
表現と思われます。

話し言葉の場合、本来不要な「なられる」を付けて
発してしまいがちですが、二重敬語となるので注意が必要。

「映画監督の大島渚さんがお亡くなりになりました

「映画監督の大島渚さんが亡くなられました

と表記するのが適切です(話し言葉でも)。

その他の二重敬語の例としては……

× ご覧になられる → ○ ご覧になる
× おっしゃられる → ○ おっしゃる
× お話になられる → ○ お話になる

などがあります。不要な「~られる」を付けないように
気をつけましょう。

▼関連
【仕事のメール心得帖】「お亡くなりになられました」< 読者からの質問(3)>VOL.2694

 
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今週は、間違いやすい言葉について取りあげます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 言葉の誤用(4)
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憮然とした顔、どんな顔?

今週は、間違って使いやすい言葉をピックアップして
ご紹介しています。

「憮然とした表情」というのは
広島弁で言う「はぶてた表情」、つまり「腹を立てた表情」のことかと
思っていました。

しかし、「憮然」の本来の意味は、
失望・落胆してどうすることもできないでいる様子
もしくは
意外なことに驚き、あきれている様
を指します。

ですから「憮然とした表情」というのは
口をへの字の曲げたぶすっとした表情ではなく
失望のあまり、あっけにとられた顔を
想像すべきでしょう。

もう一つ、「檄を飛ばす」というのは
がんばれ! と励ましたり、活気づけたりすることだと思っていましたが
実は、自分の主張や考えを広く人々に知らせ、同意を求めること
が本来の意味です。

「檄(げき)」とは檄文、
自分の主張を述べて同意を求め、行動を促す文書のこと。

「檄を飛ばす」は、檄文を方々に飛ばすように
自分はこうなのだ、こうしたいと多くの人々に知らしめ
決起を促すような行為ということになります。

こうして言葉の意味をたどっていくと
漢字や言葉の印象から受けるイメージで
意味を勝手に取り違えていることが多いことがわかります。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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こもぞうさん!

ご推薦、ありがとうございます。

なぜか最近、Weekly Mag2が届かず
ノーチェックだったため、お礼が遅くなってしまいました。

この場を借りて、心からお礼を申し上げます。

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