今週は、気になる敬語の使い方について取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 敬語レッスン(2)
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                    「お友達に~いただきました

—————————————————-
食卓をお友達に春らしくコーディネートいただきました
—————————————————-

上記は、テーブルコーディネートを友達に頼んだ
という内容の一文。

ブログやSNSでも見かけるのですが
友人や知人といった自分に近しい人たちに対して
敬語を使っている例として、取り上げました。

コーディネートを依頼したのが
専門の先生とか、尊敬する業界の先輩といった
目上の相手であれば

———————————————————-
佐藤先生に食卓を春らしくコーディネートしていただきました
———————————————————-

と尊敬語「していただきました」を使うのは自然な流れです。

しかし、自分にとって近しい存在である
友達に依頼したという場合は

—————————————————-
友達に食卓を春らしくコーディネートしてもらいました
—————————————————-

あるいは、もう少し言葉を添えて

——————————————–
テーブルコーディネートを勉強している友達が
食卓を春らしくコーディネートしてくれました。
——————————————–

のように表現することができます。

友達に対しても丁寧な言葉遣いをしなければ
という思いから
「お友達にコーディネートいただきました
(この場合、「して」が抜けています)」
といった敬語表現が使われるのは想像できるのですが

“身内”として親しくしている間柄の人のことを
第三者に伝えるときに、ことさら敬語を使う必要はなく

敬語を使わなかったからと言って、友人に失礼になる
ということもありません。

以前にも、「敬語の向かう先」として取り上げたことがあるので
参考にしてください。

 
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今週は、表現の変化の付け方についてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法         < 表現のバリエーション(5)
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                    「すみません」に代わる言葉

今週は、メールの文章が一本調子や紋切り型にならなくて済む
表現のバリエーションを紹介してきました。

詫びる気持ちや謝罪するときに使う
すみません」。

新社会人は不慣れな職場や仕事で、
この言葉を連発することが多いかもしれません。

相手に対してきちんと謝る場合は
申し訳ございません
を使いますが、

「ありがとうございます」同様
「すみません」「申し訳ございません」も文中に繰り返し使ってしまうと
お詫びや謝罪の気持ちが薄まって感じられます。

表現のバリエーションとしては
次のようなものがあります。

お詫びいたします」「お詫び申し上げます

相手に対して申しわけないという気持ちを端的に表す言葉です。
「心からお詫びいたします」
「多大なご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」
のように「心から」「深く」といったひと言を添えることをお勧めします。

失礼いたしました

非礼を詫びる表現ですが
相手に対して「申しわけないな」「うっかりしていたな」というとき
「すみません」の代わり使うことが多いです。

「ご連絡が遅くなってしまい、失礼いたしました」
「気が回りませんで大変失礼いたしました」
のように使います。

お許しください

相手に対して迷惑や負担をかける(た)ことを詫びるときに
使う表現です。

「ご連絡が滞ってしまいましたこと、お許しください」
「不在の間、ご不便をおかけすることをお許しください」
のように、詫びる気持ちを伝えたい行為や対応を挙げて
「お許しください」と続けます。

お恥ずかしい限りです」「心苦しい限りです

いずれも、身の置き場もないほど恥ずかしい、
申しわけないという気持ちを表すフレーズです。
「限り」は、ぎりぎりのところにまで達しているという意味で
「きわめて恥ずかしい」「きわめて心苦しい」心情を伝えます。

このほか、相手に迷惑や心配をかけてしまったことを詫びる際に使う
お騒がせしました
ご心配をおかけしました
ご迷惑をおかけしました
という表現も覚えておくとよいでしょう。

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今週は、表現の変化の付け方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 表現のバリエーション(4)
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                「ありがとうございます」に代わる言葉

今週は、メールの文章が一本調子や紋切り型にならなくて済む
表現のバリエーションを紹介しています。

感謝の気持ちを伝えるときに使う
「ありがとうございます」
は基本となる表現ですが

文中で何度も繰り返されると
読む側はしらけてきます。

「ありがとうございます」以外に
感謝の念を伝える言い回しが幾つかあります。例えば……

ご厚意に感謝します

相手の対応や心遣いに対して感謝の気持ちを伝える言い回しです。
「ご厚意」の代わりに「お心遣い」「ご配慮」「ご協力」といった
相手の対応を表す言葉を使うのもよいでしょう。
単に「感謝します」と伝えるより、より具体的になります。

なんとお礼を申しあげてよいのか、言葉もありません

相手に対して感謝してもしきれないという思いを伝える言い回しです。
文字通り、あまりにもありがたく思う気持ちが強く
「言葉もない」状態を表しています。

これほどうれしいことはありません

相手との関わり合いから生まれた成果や出来事に対する
喜びを感謝の念と共に伝える言い回しです。

「諦めていただけに採用していただき
これほどうれしいことはありません」
「ご期待に応える結果を残すことができ
これほどうれしいことはありません」
といった具合に使います。

ご親切が身にしみます

相手の気遣いや思いやりがうれしいときに使う表現です。
特に、自分の気持ちが弱っていたり、困っているときに
励まされたり、さりげなく力を貸してくれたりする人の
存在はありがたいものです。
その心情をありのまま伝える言い回しです。

このほかにも、「ありがとうございます」の前に
お心遣いいただき」「お力添えいただき」といったひと言を
添えると、お礼に心情が添えられます。

また、「その節はありがとうございました」と、
過去にお世話になったことへの感謝も
折に触れ、相手に伝えることも忘れずにいたいですね。

おかげさまで」「〇〇さんのご協力のおかげで
といった、周りの人の存在あっての自分であることの
感謝の念を表す言葉も意識して使うようにしたいものです。

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今週は、表現の変化の付け方についてです。
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 仕 事 ‎の メ ー ル 作 法         < 表現のバリエーション(3)
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                  「まだですか?」に代わる言葉

今週は、メールの文章が一本調子や紋切り型にならなくて済む
表現のバリエーションを紹介しています。

返事や進捗状況を確認したいとき
「まだですか?」
「いつできますか?」
とは尋ねにくいものです。

相手が気を悪くせず
でも、「少し急いでもらえますか?」
というプレッシャーをじんわり与える表現を
知っていると便利です。例えば……

急かすようで申し訳ないのですが

「どうなってるの?」「早くして!」という
気持ちをそのまま言葉にすると相手も反発します。
代わりに、相手の状況を配慮したひと言として
お勧めする言い回しが
「急かすようで申し訳ないのですが」です。

状況はいかがでしょうか?

「まだですか?」とあからさまに催促するより
相手が今、どのくらい対応できているかを教えてほしい
という意を伝える言い回しが
「状況はいかがでしょうか?」です。

「お願いしている〇〇の件ですが、進捗はいかがでしょうか?」
作業状況はいかがでしょうか?」
のように尋ねてみましょう。

お送りしたメールは届いておりますでしょうか

メールを送信した相手から返信がないときには
「メールを読んでもらえましたか?」と確認をしたくなりますが

メールそのものが届いているかどうかを尋ねることで
自分が送ったメールの存在を相手に気づいてもらう言い回しが
「お送りしたメールは届いておりますでしょうか」です。

受信はしたけれど、返信し忘れていた
メールを見落としていた、ということは誰しもあるはず。
それを責めたり急かしたりするのではなく
やんわりと確認してみましょう。

状況だけでもお知らせいただければ、ありがたいです

相手からの返信を待っているのに、なかなか連絡がない
というときは、最低限、相手に確認したいことだけを挙げて
尋ねます。

相手も切羽詰まっていれば、返信が遅れることもあるでしょう。
その点を配慮しつつ、期日や進捗など、どうしても確認しておきたい
ことにポイントを絞り、尋ねるようにします。

「参加の可否だけご一報いただければ、ありがたいです
「資料の有無だけでもご連絡いただけると、ありがたいです
のように応用できます。

上記の いずれの場合も
自分の都合を優先した尋ね方ではなく
相手の状況を配慮した聞き方をすると角が立ちません。

 

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今週は、表現の変化の付け方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法         < 表現のバリエーション(2)
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                    「お断りします」に代わる言葉

今週は、メールの文章が一本調子や紋切り型にならなくて済む
表現のバリエーションを紹介しています。

相手の依頼や勧誘を断りたいとき
お断りします
と伝えたいところですが

メールに書くとストレートで
非常に強い拒絶感を与えます。

別の表現としては

ご協力いたしかねます

「協力はできません」と断る意向を伝えるときに
「~できません」という否定表現に代わる
「~いたしかねます」というフレーズが役に立ちます。
ほかにも
「ご要望には添いかねます」
といった使い方もします。

この度は見送らせてください

相手からの提案を断るとき、「お断りします」「無理です」
といった表現では強すぎるため
「見送ららせてください」という言い回しを使うと婉曲になります。
「この度は」「今回は」を添えることで
「今回は断るけれど、これに懲りず、また別の機会に」という
ニュアンスを伝えます。

せっかくのお話ですが、私には荷が重いです

受け入れがたい要望や勧誘に対して 断るときの表現です。 「せっかくお誘い(ご案内、ご紹介)いただきましたが 自分には応じる力(余裕、時間など)がありません」
 という意味合いを伝えます。

どうかご容赦願います

「~のため、お断りせざるを得ません」と
対応できない、応じられない理由を述べ
締めくくるときに使うフレーズが
「どうかご容赦願います」です。
「こちらとしても対応できない状況です」という断りを
拒否ではなく、相手に申し訳ないというお詫びの気持ちとして
伝える言い回しです。

 

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今週は、表現の変化の付け方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < 表現のバリエーション
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                   「分かりました」に代わる言葉

内容を理解した、という意味で使う
分かりました」。

それだけで意味は通じますが
同じ意味を表す他の表現も幾つかあるので
紹介しましょう。

承知しました
メールや口頭での応答に「了解しました」が使われているのを見たり聞いたりしますが、
これは目上の人から目下の者へのみ使うことができる言い回し
(目下の人が目上の人に「了解しました」を使うのは失礼になります)。

目下の人が目上の相手に「分かりました」と伝えるときは
「承知しました」を使うのが適切です。

承りました
「承知しました」と同じ意味ですが、
「分かりました」のほかに「引き受けます」という意味合いで
使われることも多い表現です。

かしこまりました
「承知しました」「承りました」と同じ意味ですが、
書き言葉より話し言葉で使われることが多い言い回し。
より改まった印象を与えます。

心得ました」「心得ております
相手からの要求や命令に対して「十分理解しています」という
意味合いで答えるときに使う言い回し。
「分かっているのでご心配なく」というニュアンスを含みます。

このように
同じ意味合いでも、表現のバリエーションを知っておくと
メールの文章が一本調子や紋切り型にならなくて済みます。

今週は、こうした表現の変化の付け方を紹介していきます。

 

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