今週のテーマは、自己中心的な「迷惑メール」です。

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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 迷惑なメール
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今週は、相手に負担をかけないメールについてです。

▼求めるばかりでは迷惑がられる
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求めるばかりのメール。

質問のメールによく見られる傾向ですが、聞くだけ聞いて、自分が納得す
れば、ハイさようなら。親身になってその都度答えてきた者にとって、こ
れほど虚しいことはありません。

聞くのはタダですし、よく知っている人に聞いたほうが早いのも確か。
その場合、いつでも気軽に尋ねることができる環境(人間関係)を日ごろ
から整えておくことがポイント、ということは以前にもお話ししました。

聞く、尋ねる、教えてもらうという行為は、一時的とは言え、相手の時間
を拘束することです。自分が知らないことほど、答える相手に多くの時間
と労力を強いていることを忘れずにいましょう。

▼ 気にかけること。気にかけ続けること
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教えや回答を得たら、「ありがとうございます」だけで終わらせず、何ら
かの形で相手に返す気持ちを持ちたいもの。「借り」は「返し」て完結で
す。

結果を報告するのも一つ、逆に自分が聞かれたときには快く応じるのも一
つでしょう。すぐには返せなくても、相手の関心事に注意を払い、参考に
なりそうな情報を提供するのも一つ。メルマガの発行人であれば、感想を
送るのも一つです。

迷惑か迷惑でないかの分かれ道は、求めるばかりでなく返す気持ちの有無。
相手に頼る一方の関係は長続きしません。

モノやお金でなくても、気にかけることが恩返しの一歩。そして、気にか
け続けること。常に相手に心を寄せていれば、毎日電話やメールをしてい
なくても、ここ一番のとき、相手から求められた時も的確な意見を返せる
ものです。

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は じ め に
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おはようございます。自称「今日はとっても書きにくい女」神垣です。

「ピアノマン」といえば、ビリー・ジョエル。

ところが、今、世界の注目を集めるのは

英国で保護された記憶喪失の男性。

事実は小説よりも奇なり、とは、まさにこのことです。

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あ と が き
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記憶をなくす。
考えただけでぞっとします。

自分の過去が見えない状態が
どれだけ人を不安にするか。
テレビや新聞で報道される「ピアノマン」。
ひどくおびえた彼の表情がすべてを物語っています。

今、私とほぼ同じ年齢に相当する会社の記念誌制作に携わっています。
年表を整理していると、時代の空気が甦り、
懐かしさがこみあげてくると共に
「今」があぶり出しのように見えてきます。

日常の繰り返しと不意に訪れる非日常な出来事。
蓄積されていくものと失っていくものがあり
それが自分を形づくっていく。

記憶は、ただ懐かしむためだけにあるのではなく
今の自分がこの先歩みを進めるための方位磁針
だと気づきます(今なら、さしずめGPS?)

それをなくす心細さを思うと
「ピアノマン」の記憶が戻ることを願わずにいられません。

もう、ご存知ですよね。話題の「ピアノマン」
http://tinyurl.com/e2969

それにしても、ドラマチックですよね。