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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 文字で自己アピール(2)
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文章は読みやすく

文字で自己アピールする際のポイントとして次の4つを述べました。

・読みやすさ
・具体性・論理性
・正確さ
・見た目の美しさ

今日から、この4つのポイントを1つずつ解説していきます。

▼ 誰にでも分かる文章を
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1) 読みやすさ

読みやすさ=分かりやすさ です。

過度な言葉の装飾、誇大な表現、
専門用語の羅列は必要ありません。

文章の基本と同じで、
誰が読んでも分かるように書くことが大切。

一文がだらだらと長くならないように
気をつけるだけで、
文章は読みやすくすっきりします。

「~ので」「が」「ため」「こと」を
繰り返し使うと、長ったらしい文章になります。
一つの文節の中で続けて使わない
ようにしましょう。

「そして」「このため」「~と思う」は
多用すると文章がもたつきます。
使う回数を抑えるようにすると、
読みやすくなりますね。

▼ 態度は言葉にも出る
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
文体の統一も文章を読みやすくします。
エントリーシートの文の終わりは
「です・ます」で終わる敬体に統一
する方が良いでしょう。

「とか」「みたいな」「ワタシ的には」など、
友人同士で使うラフな言葉遣いも
意識しておかないと、ついボロッと出ます。

担当者など、相手ことを
「あのオヤジが」「あのオバチャンが」
と本人がいないところで言う人。
相手を軽んじる態度は必ず表に出ます。

日ごろの訓練としては、
「いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのようにして」
の『5W・1H』を意識しながら書く。
定番中の定番ですね。

新聞を読むとき、
テレビでニュースを見るとき、
書き出し・出だしの文章に注意してみてください。
最初に結論や概要を端的にまとめています。
文章を書くときのお手本になりますよ。

<追記>
「いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのようにして」
に「いくら(how many)」
「いくつ(how much)」
をプラスした『5W・3H』
を押さえておくと良いでしょう。

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