今週は、誤って使いがちな言葉についてです。
◆────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 続・間違いやすい言葉(4)>
◆────────────────────────────◆
ひと言多い表記
▼ 「から」の問題
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
よせばいいのに、余計なひと言をつい言ってしまう、ひとこと多い人。
言葉にも余計なひと言があります。習慣化してしまい、気がつかないうち
にひと言多く書いている、そんな例を挙げてみましょう。
かねてから ⇒ かねて
「かねて」だけで「以前から 前から」という意味を持つので「から」は
不要。同様に
古来から ⇒ 古来
従来から ⇒ 従来、以前から
と表記します。
▼ 「さ」の問題
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
積極さに欠ける ⇒ 積極性に欠ける
「さ」は形容詞や形容動詞の語幹に付き、名詞をつくる接尾語です。
例)かわいらしい → かわいらしさ
たくましい → たくましさ
新鮮だ → 新鮮さ
ですから、名詞には「さ」をつけません。形容動詞の場合と混同しやすい
ので注意。
そのほかには…
知らなさすぎる ⇒ 知らなすぎる
約50名ほど ⇒ 約50名、50名ほど
「約」も「ほど」もおおよその数を示す言葉なので、一緒に使うと意味
が重複。どちらか一方を使います。
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。
ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから