今週は、年始スペシャルとして仕事の話など…

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 私の仕事作法(4)
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                             職業意識
                       
 ライターに限らず、デザイナー、フォトグラファー、ディレクターなど、
 仕事仲間のほとんどはカタカナ職業。

 なんとなくカッコよく見え、華やかなイメージを持つ人も多いですが、実
 際は裏方仕事。広告や販促物の制作では、自分たちの名前が出ることはま
 ずないし、雑誌や書籍の編集にしても段取り勝負の地味な作業の繰り返し
 です。

 カタカナだろうがひらがなだろうが、職業に貴賎はない。そう思っていま
 す。

 横文字職業だからといって徹夜するのがステイタスではないし、「ちゃん」
 付けで呼び合うのが当り前とも思いません。

 深夜に家で原稿を書くことはあっても、対外的な営業時間は一般企業と同
 じ時間帯。肩書きや、フリーであるなしにかかわらず、社会人としての一
 般常識と普通の感覚を持ち合わせていないと仕事は来ないし、続きません。

 仕事仲間もそんな同じ感覚を持つ人が私は好きだし、長く付き合えるのも
 そういう人たちです。

 仕事を続けていく中で、「学歴=仕事ができる」とは限らないことを目の
 当たりにしてきました。

 だから、最終学歴だけで人を判断することもなくなったし、大卒でなくて
 もいい仕事をしている人たちが周りにはたくさんいます。

 自信は無理矢理つけるもの。自分の仕事に対する自信とか誇りは人につけ
 てもらうものではなく、自分をあおり追い込みながら、時に背伸びしたり
 努力して自分で身につけていくものだと思っています。

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※ 「いやー、かっこいいですね。さりげなく飾るといいインテリアになりそ
うです。こりゃあええもん買うた」という声をいただきました。
  【 酒暦(さけごよみ)】 「愛のエプロン」 
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【 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 】 ~「SOHOしよう」リターンズ ~
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今週は、年始スペシャルとして仕事の話など…

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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 私の仕事作法(3)
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先行投資

先行投資。私の場合は、ずばり保育料です。

子ども二人分、通算7年支払い続けてきました。多子割引があるとはいえ、
3歳児以下は保育料が割高。しかも世帯の所得税額で区分されるので、私
自身の所得は少なくても結構な料金を払ってきました。

多いときは、今の事務所の家賃の2.5倍という時期もあります。「稼いだ
お金が保育料で消えるのなら、働く意味なんてないじゃない」という人も
いました。「1歳にもならない子どもを預けなくても…」と親にも言われ
ました。

でも、家で原稿を書くにしても、外で打ち合わせや取材をするにしても子
連れではまともな仕事はできません。長い目で見て、私が仕事し続けてい
くためには周りになんと言われようと、保育のプロに子どもをお任せする
ほうが私自身が仕事に集中できたし、安心でした。

先輩には、子どもが幼い時期はすっぱり仕事を辞め、育児に専念しながら
PTAや自治会活動で能力を発揮し、子どもの手が離れて復帰したかたもい
ます。

選択肢は一つではない。でも、私は過去ではなく、今現在の実績がほしかっ
たので辞めるのは嫌でした。だから、仕事し続けることを選びました。

保育園があったから広島から福岡までの日帰り取材ができたし、夕方6時半
までフルに仕事に当てられました。

自分が使えるお金がわずかでも、この先自分がどうなりたいかを見据え、払
い続けてきた保育料。惜しいとはまったく思っていません。

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今週は、年始スペシャルとして仕事の話など…

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 私の仕事作法(2)
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                         得意分野をつくる
                       

 「なんでもできます」より、「専門は○○です」と答えらるほうがいい。
 フリーランスならなおさらで、ライターに限らず専門分野、得意分野を持
 つことはとても重要です。

 当初、私が登録していたSOHOエージェントでも「今まで主婦業をしてきた
 けれど、これから何か仕事したい!」とライターを目指す人がとても多く
 いました。

 彼女達の多くは身近な主婦ネタ、育児ネタからスタートします。同じこと
 をしていては「その他大勢」の一人に過ぎないと思い、私が目指したのは
 堅い記事。

 編集者時代に新卒者向けの就職ガイドを担当していたので、中小企業や経
 営者の取材になじみがあったし、新聞記事のようなタイトな文章を書きた
 いとも思っていたので、企業紹介や会社案内の仕事を努めて受けていまし
 た。文章も今風でポップなものより、正統派で硬い文章を心がけていまし
 た。

 習うより慣れろでメルマガ講座の講師やWeb制作の仕事も経験しましたが、
 やっぱり私がやりたいのは“紙モノ”。“書く”ことを軸にいろいろ手を
 出した結果、最終的に行き着いたのが印刷媒体に書く仕事、印刷物の企画
 ・制作です。

 紙の上の活字が好きだし、自分でも読みたいし、書きたいからです。

 ゼロから始めるという手もありますが、私は20代に経験した広告制作と雑
 誌や書籍の編集の経験を元手に、自分の専門分野を固めていきました。

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※ 「お正月に毛筆で書かれた字を見るのはいいものですね」という声をい
   ただきました。お酒の魅力を伝える12の言葉。販売は1月13日までです。
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今週は、年始スペシャルとして仕事の話など…

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 私の仕事作法 >
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                           仕事をする理由
                       

 名実ともにフリーになったのが1999年。次女が生まれた年でもあります。

 フリーランスとは名ばかりで、個人での実績も特定の得意先もなく、ほと
 んどゼロの状態からの出発。あるのは、コピーライター4年、編集者5年の
 経験と、「書きたい!」という気持ちだけ。

 私が最初にしたことは、名刺をつくること。すべきことは、子どもが保育
 園に行ける手配を整えることと仕事の実績づくりでした。

 独立する以前からモニターなどをして関わりのあった地元のSOHOエージェ
 ントに登録し、こつこつ保育料を貯めることから始めました。

 仕事をし続けていくためには、子どもの保育園は私にとって必須項目。好
 きで自分で働くのだから、保育料は夫に頼らず自分で払いたかったのです。
 小さい仕事も積極的に受け、書く機会を増やすことも当時心がけていたこ
 とです。

 結局、私が働きたい一番の動機は、好きな本を自分のお金で買いたい。家
 計からではなく、自分で稼いだお金で本や好きなものを買いたいという欲
 求。そして、仕事をするなら「書く仕事」。

 ちっぽけですが、この二つの思いだけが今も私の杖になっています。

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※ 2006年がお酒のように豊かで味わい深い一年となりますように。
  お酒の魅力を伝える12の言葉。1月13日までの販売です。残りわずか。
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