今週は、うっかりではすまされないミスについて。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 新・メールのうっかり >
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宛名の差し替え忘れ
敢えてBCCにせず、一人ずつ宛名を書き、語りかけるように綴られたメール。
あるイベントへの参加を呼びかける内容でした。
メールの冒頭と末尾に「神垣さんだから声をかけました」「神垣さんのお
越しをお待ちしています」と私の名前が埋めこまれたフレーズが燦然と輝
いています。
しかし、文中に一点だけ知らない人の名がまぎれていました。
本来ならば、その名前の箇所も「神垣さん」となるはずだったのに…。
▼ 小さなミスが不信感を広げる
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宛名や呼び名の部分だけ変えて同時配信できるメールソフトを使ったのか、
原文をコピー&ペーストし名前の部分だけ差し替えて一通一通送ったのか、
定かではありませんが、「あなただけ」感を演出しようとした送り主の思
惑は一箇所のミスでもろくも崩れ去ったのでした。
名前の差し替え忘れという読み返せば気づくはずのその間違い。
気づかないまま複数の人に送ってしまっている送り主の切羽詰った状況を
感じ取り、余計にそのイベントに参加する気持ちが失せていきました。
案内や告知をメールで一斉配信するとき、気をつけなくてはならない名前
の差し替え間違い。時間がなく焦っている時に自分もやりかねないミスと
肝に銘じた一件でした。
<追記>
上記は、宛名差し込み機能がある
メール配信システムを利用した際の
うっかりミスです。
相手の名前の差し込みに
漏れがないか、設定時に確認し、
送信前に読み返してチェックを。
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